松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

でかいクルマは得か

今からやる話は、私が通勤で使うルートや実家などの場所を念頭においた話だということをお断りしておきます。
 
「マーチじゃあぶなくね?もっと大きいクルマがいいよ!」
と冬、雪道を走ることが多いため、よく言われます。
でも、正直な話、でかいクルマのほうがよくこけてますけどね。
クルマがでかいと安心して性能を過信して事故る可能性がむしろ高い、と言い切ってもいいと思うんですが。
実際、ショコラ号くらいだと車重も軽いし、ハンドルとられても流される距離が短いんで、こっちも比較的安心してABSのガコガコに耐えながらぼーっとしてられるんですが、実家の普通車とかだと同じ場所で滑って5割増しは滑っていくんで実にこわいですもん。
腹をこするような雪が降っているところに行って、悪路走破性を競うのであれば、ランクルとかが必要なんでしょうけど、逆に凍結路は危ないんじゃないかなって思うんですけどね。
まあ、向こうから滑ってきてガツンと衝突したときの安全性を考えろ、って意味も、大型車を勧める理由にあるんでしょうが。
 
燃費考えなくてよければ、最強のクルマはジムニーだと思います。実家にジムニーがあったころ、ちまちま雪道乗ってましたが、4WDのデフロックよく効くし、タイヤが大きくて車高高くてたいていのところは走るし。なんせ車重が軽いんでじつに軽快。
ただ、燃費がね……(^_^;
おれにはあの燃費は日常乗り用としてはたえられん。
ショコラ号の1Lあたり14キロちょいでもきついのに。
ちなみにショコラ号は後輪がモーター駆動です。スイッチ入れると、モーターで後輪が時速30キロまで前輪と併走します。
雪道で坂道をバックしてみるとわかりますが、前後輪がそれぞれ別駆動なので、後輪のほうをよけいに回転させて前輪をひっぱりあげる、という芸当も可能です。こういうところは賢いと思うし、ま、そういう凍結路専用のしかけが随所にあるのが気に入ってるわけですが。
ただ、時速30キロでモーター側のクラッチが解放されるので、それ以上のスピードではただのFFなんで、途中でハンドル特性がガコって変わるんですよね。そこがね……。
しかも、エンジンに発電機用のベルトがファンベルトとかと別にかかってるんですが、これがキュルキュルうるさい。
いろいろ言って2回代えて貰ったんですが、やっぱしばらくすると鳴る。
まあ、ファンベルトじゃないから最悪でも命とられるわけじゃないんで乗ってますけどね(´▽`*)
製品の工作精度に問題があるんじゃないか、って気がします。こういうところが日産ってダメなんだよね。
それと、悪路走破性は全くないです(笑)
舗装された凍結路とか雪道は賢いけど、どういう制御してるのかわかりませんが、それ以外の砂利道とかだとなんか後輪回しすぎて前輪を押しまくる気がする。じつに走りにくい。
おそらくスリップしまくってると勘違いしてるんでしょうね。