松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年8月21日(水)の日録。

はてさて雑談のメモ(1)

きちんと筋道たててまとめる気力がないため、8月12日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。

明暗?

昨年7月から療養を続けているフジテレビの渡邊渚アナが11日、自身のインスタグラムを更新。パリ五輪の男子バレーボールを現地観戦していたことを明かした。
バレーボール好きとして知られる渡邊アナ。この1年は療養期間とあって「オリンピックに行くなんて選択肢は一ヶ月前まで全くありませんでした」と明かす。
しかし「やっぱり諦めきれなくて」「むしろ最後にオリンピックを観に行けたら未練がなくなるんじゃないか、きっぱりバレーを諦められるんじゃないかと思って、急遽自分でチケットを買ってパリへ行ってきました」と報告。

療養中の渡邊渚アナ 五輪男子バレー現地観戦を報告「最後にオリンピックを観に行けたら未練が…」 | 東スポWEB

「オリンピック観てるほどひまじゃなかったんで自分は見ていないんだけど、中継に写り込んでて話題になったらしい」

「私、既得権益の牙城なNHK潰れろ運動やってるんでテレビ棄てたんです。で。ネットがほら、フワちゃんとかいう芸人の話ばっかりじゃないですか。なんでどれもこれもこんなので埋め尽くされてるんだアホかと思ってたら、このお嬢さんがちょろっと出てきた。どうやらこれで話題の流れを切り替えたいんだろうな、と」

「この記事が引用するSNS読むかぎりこの男子バレー観戦って、ようするに自分の「推し」か「ファン」か「彼氏さん」か知らんけど、晴れ姿見たくて追っかけに行った、ついでに「推し」だか「彼氏さん」だかとの話のネタにいろいろ見てきたって話でしょ。病気療養中かも知らんが晴れ姿を見に行きたいなら行けばいい。そしてこういう職業のひとって、会社に居てやっている立場じゃないですか。会社も彼女ならとOKするでしょうし。まぁ、好きにしろ、って話です」

青山プロダクションは公式サイトで「弊社は、2024年8月10日(土)をもって提携講師である川口ゆりとの所属契約を解消いたしました。ハラスメント防止研修講師として複数回依頼いたしましたが本人による異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められ、契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました。この度は皆様にご迷惑と不快な思いを与えてしまい大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます」と報告した。

「夏の男性の体臭が苦手」投稿アナ、提携先からも契約解消「男性の名誉を毀損する不適切な投稿」 - 芸能 : 日刊スポーツ

「逆に、SNSで本音を書いたら炎上して、さっさと尻尾切りに遭ったひとも居ます。明暗です。さきの休業アナほど契約先から重視されてこなかったというか。もしカネをバンバン稼いでくる三顧の礼で迎える存在なら、こんなにさっさと切り棄てられることはなかったでしょうけどね」

「これ、普通の意識高めのホワイトカラーお嬢さんの本音でしょ。どこにでもいます。袋叩きにする必要あったのかな」

「まさに私ですもんね。山登って滝汗かいて路線バスで駅まで戻ってきて、駅からここまでラーメン屋寄ってまた歩いてきたわけじゃないですか。シャワー借りるまで、こきたない、こういうお嬢さんが拒絶する対象だったわけです。
彼女が発狂したきっかけがどんなこきたないおっさんとの遭遇かは知りませんけど、このニュースの元ネタというかSNSのコメント拾い読みしててゾッとしたんです。世間は汗だくで働いているひとが居るのにそういう物言いはなんだ、とか書いてあるの。彼女にはそういう発想ありませんって。単純に生理的にどうかなんです。彼女でなくても見えない他人のことまで考えてるひとなんて居ません。周囲からちやほやされて「パンがなければケーキを食えばいいじゃない」で生きてきたひとが思いつきで書いたものを批判してどうするんですか。同じ言葉を話して同じSNSをつかっているから一見同じ階級に存在しているように見えるけど、家族や身内、友人が汗ダラダラで働いているのを見てありがたいなと思う世界に皆が居るわけじゃありませんって」

「おれの弟もこの時期になるとまいにち溶けるくらい汗をかいて働いてるんです。現場が外なんでね。帰ってきてうっかり娘よりさきに風呂に入ると娘が怒るんだって。言ったんです。カネを稼いできて扶養してやっているんだしつけと思って2,3日家から叩き出せ、カネを稼ぐやつが偉いんだわからない奴は生きる資格がないってしばけって。そしたら「いずれ自分で給料もらうようになったらわかるから。そういう教育はしない」って言うんですね」

「わかるわけないじゃないですか(笑)甘いよね。男親って娘には。
いちおう占い師として言わせてもらうと、私は使わないけどカバラってユダヤの占いがあります。これ、女は女として生まれただけで一段階男より運が良い、と観ます。高校のころはじめて習ったんですが言われましたよ。「男のホームレスはデカい駅に行けば転がってるけど、女のホームレスは見ないだろ。徴兵甲種合格で女に鉄砲背負わせて前線に放り込む国がどれだけあるか?男と女はまずその生まれた時点で運に差がある。男には玉の輿に乗って生きる道はない。ひと握りだけが権力をもちカネで女を侍らせて子孫を残す。のこりは下手すると奴隷。いいか。占いってのはそういう時代に成立したんだ理解しとけ。いくら上っ面で世のなかかわったように見えようと、根幹はかわらない。アッシーメッシーって言ってるだろ。アレだあれ。だからいまでも通じるんだ」って。
私はカバラはそこまでやらなかったけど、要は男女同権を主張するひとたちって、どうなんかな、と思うわけです。
汗ダラダラで働くとか、ちょろっと訓練受けて前線放り込まれて死ぬとか、酷使されたり使い棄てられる役目をともに負うか?と。おそらくそれを受け入れる覚悟があるから男女同権を主張してるひとも居るだろうけど、そうでないひとも居ます。どうみても圧倒的に居ます。華やかなお仕事をして、玉の輿に乗って「ケーキを食えばいいじゃない」で生きていきたいひとも居ていいんです。男だって国外逃亡して徴兵検査逃れして日本に来ているひともいるじゃないですか。
ああ、このひとはこういう発想なんだな、で終わる話なんです」

「そう。むしろ問題は、こう理解しないといけない、こうでないといけない、こう振る舞うべきだ、の押しつけのほうなんだよね。これで生きてきた世界のひとにいらん説教なんだよな。いちいち噛みつかないといかんのかと」

「いちばん違和感があるのは或る弁護士のコメントです。フェミニズムとか男女同権ってのは、まず第一次世界大戦で男がごっそり兵隊さん行って、社会がまわらなくなったからそこに女性を入れた。けっこううまくいくではないか、やれるじゃん、というところからはじまってる。資本主義は、労働力は一人でも多ければおおいほどいい。右肩上がりじゃないと成り立たないから。ひとりでも労働力を増やすための障害はないほうがいい。だから男女同権でフェミニズムなんです。女性にも参政権なんです。さきに資本主義がある。これ、いまの社会制度を維持するための要請なんです。
ただ、そうは言っても皆が皆、それを当たり前で受け入れているわけじゃない。資本主義にどっぷり移行するか、そうでないか」

「ゾンバルトの「恋愛と贅沢と資本主義」って本があります。この視点もあるんだよね。偉くなって立派になってカネ持って可愛い女を囲ってという目標は、社会発展の原動力のひとつだった。結局、一部の勝ち組以外は負け組になって、底辺は悲惨なことになる。上が女もカネも独り占めしちゃうから。かたや女の側も、いかに男に貢がせるか、世渡り上手かで評価されるようになる。
どこかで底辺が爆発して、革命とか、一揆とか、デモとか、なんらかのかたちで噴き出す。これを押さえ込まないと既成権力は潰される。だから合法的に暴力を国家は独占しないといけないんです。この対立構図は資本主義である以上解消しようがない。
そこに労働者の頭数が多ければ多いほど右肩上がりという発想もからんでくる。
これ、汗くさいと思っても我慢しろとかそういうレベルの話じゃないんだよね。もっと対立は根深いんです」


21日の記録。

もやしやしめじを入れて焼きビーフンをつくると「毎日茶色じゃないか」とLINEをいただきます。

昨日、駅前のイオン系列のお店で見切り品の棚にピーマンがありました。ひさしぶりにピーマンを入れて焼きビーフンをつくります。ついでに、緑を増強するため「わかめ」を加えました。

ピーマンのシャキッと感はビーフンによく合いますが、わかめはどうかために戻しても違和感があります。かために戻しすぎると海の匂いもつよくなり、いけません。

google先生で検索すると「ビーフン入りわかめサラダ」として、ドレッシングで食うのがご推奨のようです。この海の匂いを打ち消すには、ドレッシングが有効でしょう。いくら緑が欲しいといっても、入れないはずですね……。

クエン酸入りの水はなかなか飲みにくいので、紅茶にしました。レモンの香りがしないレモンティーです。貧困を訴えるため、神棚のお供えもニセレモンティーにしました。