松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年7月20日(土)の日録。

聖徳太子の一万円札と五千円札が欲しくなる。

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渋沢栄一の1万円札を40年早く入手した主婦 - YouTube

まだATMにも銀行にも行っていないので渋沢栄一にも津田梅子にも面会していないのですが、やっぱり聖徳太子の1万円札や5,000円札、伊藤博文の1,000円札がかっこよかったですね……。現代の技術で聖徳太子の1万円札を復刻記念紙幣とかしないんでしょうか。

記念切手という商売が成り立つなら、記念紙幣もどんどん出せばいいのに、と思うのです。

https://x.com/_olo_/status/1407010531861360646

あと、群馬独立政府の「拾馬」も欲しい。

天保14年(1843年)、江戸(現・東京都区部)の神田にあった上州安中藩江戸屋敷で、安中藩士・新島民治の子として生まれる。母は武州浦和宿のとみ。

新島襄 - Wikipedia

なんで同志社が群馬に関係しているのかと思ったら、お父さまが群馬の安中藩士だったんですね。なるほど。

 

やっぱり雑談のメモ(1)

きちんと筋道たててまとめる気力がないため、7月15日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。

国公立と私立の違い。

2024年7月14日(日)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

「私たち、最終学歴は私立じゃないですか。あなたは国立大+私大修士、私は私大卒。それでね。国立大学は資格試験の勉強はしないというコメントいただいたんですよ。ああ、そうでしたね、とふと思ったわけです」

「これ、私たちが居た大学でも教授会の路線対立ありましたよね。かたほうに国立大学定年退官して地元に戻って私立大学で教授やってるひとたちがいます。総じて就職だの資格だのは学生の自己責任で、どうなろうとしったこっちゃない、ってひとばっかりだった。学校も、あまり対外的に業績がない教員ばっかりだと文部省ににらまれるから、学校としての箔付けにスカウトしてきているところがありましたよね。
かたやプロパーな教員さんは、学生主事だったっけ、いろいろ役を引き受けておられた。明らかな意識の差がありました。私学は実績ださないとつぶれるから、司法試験、司法書士、税理士、医者とか臨床検査技師の国家試験合格率とか、とにかくアピールできる数字を出さないと存亡にかかわるので、必死だった」

「でも、おかしな話なんですよ。私学はプロパー教員の養成率とか、資格試験の合格率とかいろんな面で競争させられて、戦えないところは受験者入学者低迷で廃校がありうるわけじゃないですか。税金で安い学費を維持して学業優秀な学生さんをかき集めておいて、学問をするもしないも自己責任でーす(*´∀`)、これは許されないと思うんです」

「そういう話でいうと、◎◎さん。彼は(国立大)の工学部でしたね。就職してすぐ電話かけてきて、泣くんです。同じ職場に自分以外は私大卒ばっかり配属されたと馬鹿にしてたら、ぜんぜん習ってきたことのグレードが違って悔しいって」

「で、どうしたの」

「新幹線乗って会いに行きましたよ。ケアするのも年上の仕事かなと思って。
たしかに、ショックではあると思いますよ。T海大とかK畿大とか偏差値50だと馬鹿にしてたら、職場で上司が使う言葉についていけないの自分だけとかね(笑)向こうは当時から寄付講座持ってたのでカネの投下具合が違います。なんだかんだ言って、社会党とか自民党の代議士抱えてるとこって、カネを引っ張ってくる力が強いですもん。
ただ、そういう教育環境の悪さは上場企業もわかってて、ずっと現場で使うことは想定してないんですね。現場数年で引き上げたあとの引き立てはすごいんです。上場企業になると組織の幹部は国立大がふさわしいという思い込みがあるのか、早慶以外の私大卒とぜんぜん出世のスピードが違う。ああ、こういうところが日本だなぁとあとで思いましたけど」

「ちょっと待って。優秀な学生確保して安かろう悪かろうでつぶしてますって結論になっちゃうんだけど」

「その傾向も全くないとは言えないと思いますよ」

 

夜食とお酒。

晩飯を食ってシャワーを浴びたあとすっかり寝てしまいました。深夜に起きだして、日記の下書きを作成します。

「菊正宗 上撰 さけパック本醸造 1.8L」

「菊正宗 上撰 生もと辛口 サケパック 2.0L」

いつも近所のチェーン店で菊正宗本醸造1.8Lの紙パック酒を買っていました。

このチェーン店、おそらく他店と在庫を融通しあっているのでしょう。自分が前に買ったときより古い製造年月の商品と棚の中身が入れ替わっていたりします。ある日、棚に並んでいる紙パックを引っ張り出して製造年月を見比べ、なるべく新しいのを買おうとしたら、さすがに店長?にそれとなく嫌味を言われてしまいました。

そうは言っても、いちばん手前に置いてあるのが2023年9月製造(10か月前)ですからね……。いくらなんでも黙って一年前のものを買えとか勘弁してよという気分です。

というわけで、ほかから入手するとどうなるのか気になります。チェーン店で買ったほうがamazonより150円安いのですが、年4回注文しているamazonの定期便スケジュールに合わせて注文してみました。

ふだんチェーン店で買っているのが左の1.8Lです。今回、あわせて飲んだことがなかった2Lも買ってみました。

深夜ですが、明日は電車利用で高良山登山と知人事務所訪問予定のため、翌朝酒が残ってもまったく問題ありません。ちょっとずつコップにとってなめ比べてみました。

てっきり2Lのほうはアルコールで薄めてあるのだろうから辛口に違いないと思っていたのですが、甘いです。

はっきりわかるくらい甘いです。

月◎冠の「月」とか白鶴「◎」とかでみる、ただアルコールで薄めると味が薄っぺらくなるため、あらかじめ甘さを足しておくあの味がします。「四段仕込」と称して甘みを足し、アルコールで薄めてもわかりにくくするあの手法です。とはいえ、どうも四段仕込で最後にいわば「甘酒」を足した味とも違います。酒造のプロではないので確たることは言えませんが、しっかり糖分を食いつくしてアルコール度数20度とかになるまえに絞った感じです。「キクマサピン」の上位品といったほうが良いかもしれません。

こういうのはお燗すると飲みやすいのですが、夏に買っちゃったのはなぁ……。

お夜食に、イオン系列のお店で買った袋めんをつくりました。いつもはみそ味を買うのですが、今回、あまり売れている様子がないしお味を興味本位で買ってみました。具材は、昨晩もつかったサニーレタスの残りを包丁で刻んで上にのせます。レタスは余熱で火がとおりますから、このまま麺とスープと混ぜ混ぜして、いただきました。

 

高良山に登る。(032)

いつかお百度参り達成を目指そう 高良山登山第32回」です。

今日は別件があり、さきにその用件をすませてから、高良山登山に向かいます。

2024年7月20日の午前7時~9時台は、南西が「戊乙:青龍合霊」です。才能を誰かが見つけ出してくれて、開運するとされています。

用事を済ませたら5分ほど歩いて、山登りのまえに松屋で朝食をいただきました。

キャベツ多めで美味しくいただきました。次はいつ食えるかわからないので2倍盛にしましたが、次回もし松屋に来たときにまだメニューにあれば、回鍋肉普通盛+ごはん大盛で充分かもしれません。

前回同様、どこから登るかまったく決めずに店をでてバス停に向かうと、信愛学院行がやってきたのでそれに乗りました。紫山住宅前バス停で下車し、西から東に向かって登ることにします。

まず高良下宮社で、今日の安全をお願いしました。

放生池に歩きつきました。右手に停まっているのは、ここまで車で来た登山者の車です。二の鳥居前に登拝用駐車場がいくつかありますが、それらをどう地元グループが使いわけているのか、その点はよくわかりません。

事前に購入しておいた焼麩を取り出します。

いつも麩を食い負けているカメさんめがけて麩を投げ込むと、わらわらと鯉が寄ってきて、頭で小突いて蹴散らして麩を奪います。多勢に無勢ですね……。首の横に赤い筋があるところをみると、いわゆるアカミミガメであることがわかります。飼えなくなって棄てたのでしょうか……。

鯉どうし、互いに小突きあい馬乗りになってまだかまだかと麩を催促します。ふた袋ともカラになり、カラになった袋を逆さにして振ってみせると、口をあけてこちらをにらみつける奴まで居ます。

全然足りねーじゃん」と叱られているような気分になります。私のような貧乏人からではなく、利子配当や家賃収入で生きておられる富裕階級のかたや、ここから歩いて数分のところに某上場企業の元役員さん宅とか、某893の元幹部さん宅とかありますから、そういうかたに「全然足りねーじゃん」と訴えていただければ……。

南谷水門跡を横切り、即心上人墓に手を合わせ、まず大学稲荷をめざします。

大学稲荷神社に到着しました。どこかから猫の泣き声がします。ここは時折猫をみかけます。鳴き声はするのに地面を見てもどこにもいません。

なんと樹上から狙われていました。この猫がスナイパーだったら、私はさっさと狙撃されていたでしょう。

大学稲荷で、生活が苦しいのでいい仕事を恵んでください、宝くじを当ててください、とお願いします。

大学稲荷を出て神籠石コースを途中まで登り、初詣の臨時駐車場を横切って、孟宗金明竹を眺めながら旧車道を登ります。

さきに高良会館(社務所)の展望台で休憩します。自販機で飲み物を買ってタオルを絞ると、まるでお漏らしのようです。

高良大社(玉垂宮)も、登山客姿のかたは私以外一人しか居ません。そもそも暑すぎて一般の参拝者もほとんど居ません。

高良大社と境内社にお参りしたあと、奥宮コースで奥宮にむかいます。

ふつうはアブラセミの鳴き声がジリジリジリジリと聞こえないといけないのですが、ホワンホワンホワンと聞こえます。飲み物を飲むと数分もたたず汗が出て、また耳からジリジリジリと聞こえてくるようになるのですが、そんなに水分補給ばかりしていると汗で服がはりつきねちゃついて仕方がありません。我慢すると、ふらーっとしてきて、セミがホワンホワンホワンと鳴いているように聞こえます。

はい。完全に熱中症です。

奥宮の二の鳥居にたどり着きました。まったくひとの気配を感じません。

今日は「高野霊香」、高野山にある高野山大師堂さんの線香を納めます。以前価格改定のおり、3つほど買いだめしておいたものの一つです。だいたいどこの線香屋さんも、原材料の値上がりを理由に価格改定する場合、価格改定後の商品は調合を見直し、コストを下げる努力をしていることが多いものです。つまり香りは新品ほど薄くなるわけで、値上げが発表されたらすぐ現行品を買いだめておく理由はここにあります。

未開封のまましまい込んでいましたが、おそらく使うことはないでしょう。今回、奥宮に持参することにしました。

私以外誰も居ないので、ゆっくりできました。

つつじ公園の売店と休憩所にやってきました。

猫が近づいてくるのはけっして嫌いではないのですが、こうも暑いのに隣に来るか?という気分です。

自販機で買ったコーラと、持参したココアビスケットで休憩しているあいだ、猫が横でぐったりしていました。

甘木方面を撮影してみようとつつじ公園の駐車場に出ると、びっくりするほどデカい雲が、古処山や馬見山の向こうにあります。なにごとかとtenki.jpで雨雲レーダーを確認すると、筑豊は真っ赤でした。とんでもない夕立ちが襲っているようです。

北向きに下山するか、南に下りるか、路線バスの時間を確認します。今回は北に下りることにしました。王子宮コースは前回やぶ蚊に襲われまくったので、北面コースと四百階段コースを組み合わせて、王子池に向かいます。

古宝城跡の石仏と不動明王に、下山できた感謝をします。

王子池は満水でした。

いつもなら高良御子神社に寄るのですが思ったより途中で時間をとられ、今回は坂をそのまま下りて追分バス停に直行しました。

途中何回も休憩をとったため、たかが7.1kmで4時間半もかかってしまいました。