松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

「パナソニック人事抗争史」

松下幸之助さん亡き後、結局大企業病にかかって会社が崩壊するまでの流れが書いてあります。
紀伊国屋のクーポン利用して180円で入手できたのと、以下のレビューを見て、読むのを決めました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48566
紹介記事がたぶん、いちばんまとまってると思います。

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https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R38EDFOUUBU6ST/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4062816695
この本を読んで、森下以下、正治に媚びへつらった人間達の共通項として下には厳しい、というかビジネスやユーザのことではなく、自分に敵対するか追随するかで優劣を判断するというパターンがあるなと感じた。これは一般的に言えることで、冒頭の「中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争」の話にも共通するもの。考えてみれば人に媚びへつらうことで成功した人間は、部下に同じことを求めるというのはごく自然のことだろう。

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