美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

大学稲荷神社


この時期になると、17時半をすぎると、眞つ暗になります。10日、所用で久留米に出た歸り、ふとこれまで行つたことがなかつた高良山ふもとの大學稻荷神社に立ち寄つてみることにしました。
いちど、奉賛金をおさめに來て、用事をすませて、また來る。いつたい何をやつてをるのかと云ふ氣もしますが、たぶん、神樣が顏を見せろと思つたのでせう。
とうぜんながら、眞つ暗。でも、不思議なことに、足元はよくわかります。階段でずつこけることもなく、手水舎でも、間違ふことなく柄杓を使へる。
 
びつくりしたのは、賽錢箱に蓋がされてゐたこと。
板をはめこんで、カギで固定する作りになつてゐるので、日が暮れたら盜難對策にどなたかが、施錠してゐるのでせう。
これは、良いことだとおもひます(゜゜)我が地元の天神さまも、この10年で4囘賽錢泥棒にやられてますからね。泥棒對策に突つ込んだおカネのはうが、賽錢の總額より、多いかもしれない。
 
調べました。
(文章ではわかりませんが、いま、數分ほど町内會の資料を漁りました)

 
……手元の町内會の入金傳票見たら、27年中に17,932圓でした。
若しこれを讀んでゐる、三福町の天神さまで賽錢泥棒をしたことがあるあなた。
たかだか年に2萬しか賽錢が集まらないのです。
なのに、をととし、賽錢箱を壞されて、20萬圓かけて新調したのです。保險かけてゐたので手出しは5萬ちよいでしたが。
約2年半の天神樣の收入を、あなたは獨り占めしたのです。
いいですか、2年半の收入を、あなたは獨り占めしたのです。
貧乏神社を維持する地元は大變なのです。
神社の街燈の電氣代はらつたら、殆ど殘らないのですよ。
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/men/tomikawa/essay/35.html
どうか、かう云ふところでしこたまとつてください。お願ひします。
すみません。お稻荷樣の話ぢやなくて、地元の切實な話になつてしまひましたね。最後。