美風庵だより

幻の花散りぬ一輪冬日の中

計算尺


びふさんちに唯一生息している計算尺です。
「ヘンミ2664S」という、30年くらい前はどこにでもあったモデルらしい(実家で家族談)。
今、ヘンミ計算尺は一般用計算尺の生産を終了しているそうなので、買おうと思っても、買えません。
 
これの入手経緯ははっきり覚えていて、当時、機械工学関係の勉強をしていた伯父が学校卒業を機に、電池式の「電卓」なるものを購入し、「電気がいらない便利な計算器をあげよう」と言って譲ってくれました。たしかおいら、当時小学生です。ええ。
他にも足が折れるコンパスとか分度器とかも一緒にセットで貰ったはずなんですが、他のものは興味がわかなかったのでそのうち散逸し、唯一、この計算尺だけが手元に残り続けています。
 
譲ってもらうときに掛け算と割り算のやりかたを教わって、いまだにそれしか使えない(使ったことがない)ヘタレ持ち主ですが(^-^;、それでも電卓をなるべく叩かず、計算尺を使うようにしてます。
なぜなら、計算尺には電卓に負ける大欠陥があり、それを補完するためにオツムを使うので、脳の体操がわりになるからです。
はい。
位どりを自分で考えないといけません。
ええ。
有効数字3ケタ以内に丸めないといけません。
ええ。
そうなんです。
だから、脳の体操になるわけです。
この意味がわからんというひとは、
http://www.pi-sliderule.net/
このHPの、「掛け算(1)4目外れ」
http://www.pi-sliderule.net/SlideRule/Multiply/Multiply.aspx
の部分をお読みください。
要するにね、計算尺って、暗算&概算補助ツールなんです(^-^;
 
ま、それでも楽しいものですよ。だって数字がスライドさせたら出現するんですもの。ねえ。
もう手に入らないものですしね。
死ぬまで大事に使っていきたいと思います。
 
あげないよ。こんな特上の玩具。誰にもね。