松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年6月27日(木)の日録。

こじれるのも道理。報酬どころかその前段から溝がある。

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クマのハンターに支払う報酬を巡って北海道の町と猟友会が対立している問題は交渉が決裂し、今後クマが出ても猟友会は対応しないことになりました。人口およそ4800人の小さな町が揺れています。

クマ駆除「最低賃金にも満たない」 猟友会と交渉決裂 きのうも目撃…どう対応?【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2024年6月14日) - YouTube

報酬の部分だけやたらでかでか報道されていますが、そもそも、発端は報酬ではありません。

この町の隣、砂川市で行政の依頼で猟友会が出動し、市街地において警官の目の前でクマを射殺して、狩猟免許取り消しとなった事件が背景にあります。

当時はクマの目撃情報が相継いでいたさなかで、市としては駆除により地域住民の安心を担保しておきたかったようだ。臨場した警察官も異論を挟まず、発砲に備えて人払いにあたった。のちに砂川署は、池上さんが何の合図もなく発砲したと主張することになるが、現場近くで駆除の様子を見ていた男性(82)はこれを否定、「警官が『今から撃つので家に入って』と言ってきた」と証言する。砂川市農政課も「池上さんに『撃ってください』とお願いしたのは間違いない」と請け合う。
クマの背後にある高さ8mの土手がバックストップ(弾止め)になることを確認し、池上さんはライフル銃を発射。この1発でクマは致命傷を負い、同行したもう1人のハンター(共猟者)が至近距離から「止め刺し」の1発を撃って駆除が完了した。
2カ月後の10月初旬、これが突然「事件」となる。砂川署生活安全課は任意で池上さんを聴取、同中旬には捜査員が自宅を訪ねて銃4挺と所持許可証を押収し、携帯電話も持ち去った。調べの容疑は、「建物に向かって撃った」こと。当時の発砲行為が鳥獣保護法違反、銃刀法違反、及び火薬取締法違反にあたるというのだ。

道警がヒグマ駆除のハンターから銃を押収|所持許可求める訴訟で判事が現地調査 | HUNTER(ハンター)

ヒグマ駆除の協力者を犯罪者に仕立てた砂川署と公安委|札幌地裁が異例の現地調査 | HUNTER(ハンター)

「ハンターが全責任を負うのか」|クマ駆除で銃没収、行政訴訟が結審 | HUNTER(ハンター)

ヒグマ駆除ハンターが全面勝訴|銃所持取り消し「著しく妥当性欠く」 | HUNTER(ハンター) 

舞台となった奈井江町は、かつて行政の求めでクマを駆除したハンターが警察・公安委員会に銃所持許可を取り消される事件が起きた砂川市に隣接する。命がけで住民の安全を守った駆除の担い手が犯罪者にされてしまう理不尽には、多くの猟友会関係者から疑問の声が上がり、当事者の猟友会砂川支部長・池上治男さん(75)は2020年5月、公安委の処分を不服として国家賠償請求裁判を起こした。その裁判は池上さん側の全面勝訴に終わったが、被告の道公安委がこれに控訴したため現在も審理が継続中。押収された銃は未だに持ち主のもとに戻っておらず、池上さんは現在、丸腰でヒグマなど有害鳥獣問題の現場対応にあたっているところだ。

北海道の猟友会がヒグマ駆除「辞退」|自治体は「引き続き協議を」 | HUNTER(ハンター)

 聴聞通知書を受け取って帰ろうとした際、担当警部補は、A氏を呼び止め貴方は、今まで世のため人のために色々とやってくれたが、”例えばやくざと言うだけで銃で撃ても良いのか?其れと同じことですよ”と言われたそうです。
A氏は、一瞬耳をうたがったそうです。本能で行動する動物と人間を同じレベルで見なす。警察は、国民を動物と同じとみなしている!その発想に驚いたそうです。
つまり、警察にとっては、有害駆除も狩猟も全く同じと言う事のようです。
(略)
この様な状況では、緊急時と言えど到底駆除には協力は出来ません。人々のために罪人になる事は出来ません。
本来ならば、国民の生命と財産を守るのは、警察の仕事ではないか。道警は、本気で住民を守る気が有るのでしょうか? 

有害駆除の不条理ブログ

狩猟免許を持っている猟師さんが銃口をかまえた角度になんくせをつけ「建物に向けた」と言って道警が免許と銃をとりあげて犯罪者にされる地域です。猟師さんはたまったもんではありません。

報酬うんぬんというより、そもそもの溝があります。「めんどうな道警がごちゃごちゃ言ってきて免許と銃を取り上げられるリスクを負ってでも、行政が市街地でやらせるんだったらこんな安いカネでできるか。行政は自分が依頼したくせに道警から守ってくれないじゃないか(事件になったのは隣市だけど)」という話なのに、なぜか最初からカネの条件交渉ということになっています。さすが大手マスゴミ、すり替え報道もいいところです。

これ、道警がクマを射殺し、行政が解体処理をべつに委託すればすむ話です。「鉄砲もってるひとが居るからそこに頼もう」なら、警察だって鉄砲もってるじゃないか、というだけ。仕事じゃないと言い張るなら、北海道選出の国会議員はしっかり法律改正して道警を殴り飛ばせばいいのです。

誰がみてもわかりやすい報酬面だけとりあげて、道警の腐りっぷりと居なきゃ困るはずなのにほっかむりする行政の腰抜けぶりという本質はまったく話題にしません。

けんか売りたくないとはいえ、これ、どうなのでしょうね?

まぁ、ごちゃごちゃ言う猟友会を悪者にしたくてマスゴミを行政がけしかけたのかもしれません。となるとマスゴミのうごきは理解できます。しかし、そんなことをしてもネットメディア経由で背景が報道される時代です。なにを考えているやら。

 

27日の記録。

今日は袋めんで朝食です。鍋を洗う時間がないので、どんぶりに袋めんやわかめを入れてお湯を注ぎ、電子レンジで追い加熱してつくります。たんぱく質が足りていないとリアル知人に言われたので、うっかり納豆をいれてしまいましたが、二度目はないかな?という感じです。

 

なるほど。そういう裏があったわけですね。

2024年5月9日(木)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

2024年6月25日(火)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

「優秀な成績をおさめたら契約期間満了後そのまま定年まで雇用(テニュア・トラック)」とちょろまかして若手を使い捨てにして問題になっている旧帝がどういうコネをつかって資金提供を受けられるようになったのだ?おかしいよね?という話を書きました。

ただ、助成開始前から卓越大制度への不信感が高まっている。その背景にあるのが、文部科学省が大学に突きつける「密約」と、審査過程での政府側の「だまし討ち」のような態度だ。
卓越大に認定されたら、大学ファンドへ資金を拠出しなくてはならないという文科省との『密約』がある」。卓越大の初回公募に応募したある大学の幹部は苦々しい顔で語った。卓越大に認定された場合、必ずファンドへ拠出するよう文科省から求められていると複数の大学関係者も証言する
文科省が22年11月に公表した卓越大に関する「基本方針」によると、大学からのファンドへの拠出はあくまで任意で、義務ではない。
だが、大学ファンドから出資金が払い戻されるのは卓越大としての支援が終了した後、つまり最長で25年後になる。そのうえ、出資金は大学ファンドを運用する科学技術振興機構に一定の財務基盤が形成されていることを前提に、払い戻し時点での運用状況に応じた出資金相当分を払い戻すという。運用状況によっては出資した全額は戻ってこない可能性があるのだ。
ある国立大学幹部は「大学独自の基金の運用に注力している中、大学ファンドへの出資は財政にマイナスの影響を及ぼしかねない。第2回の公募ではそのメリット、デメリットを見極めたい」と語る。

大学関係者が憤る卓越大認定の「密約」の存在 政府が秘密裏に「ファンドへの出資」を強要 | 特集 | 東洋経済オンライン 

なるほど、だまして若手を確保するくらいカネに困った大学が、目先のカネ欲しさに手を挙げて、ほかが「ん?話が違うぞ?」と警戒して逃げたという構図なわけですね。

 

赤玉ぱんち。

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サントリー 赤玉パンチCM 1983年 - YouTube

子供のころ「うまそう」とテレビを指さしながら言うと祖父に殴られた赤玉パンチです。とつぜんyoutubeのおススメに出てきた当時のCMをながめ、久しぶりに飲んでみたいと思いました。

近所のコスモスで赤玉スイートワインと炭酸水を買ってきました。

缶入りの赤玉パンチそのものは売っていなかったので、赤玉1:炭酸水3で割って、赤玉パンチを自作します。おそらく正しくは赤玉1:炭酸水1~2ですが、むかしから炭酸水多めのほうが飲みやすいのでそうしています。

なお、赤玉と梅酒を同量混ぜ、炭酸水で割るとこれまた違う美味さがあります。

気象庁|警報・注意報 

公務員時代ならこれから大雨警報が出る可能性があるときに赤玉パンチなんて飲んでる場合ではないのですが、こういうときに低賃金最底辺下請労働者のありがたみを感じます。

 

選挙後、たぶん揉める。小池が勝っても長くないかも。

はい、皆さんこんばんは。

東京都にある五輪選手村(中央区、現晴海フラッグ)や神宮外苑再開発(新宿区、港区)などの大型再開発を主導する三井不動産グループ2社に、都局長ら幹部14人が天下りしていたことがわかりました。いずれも小池百合子知事が肝煎りで進める事業です。14人のうち8人が再開発事業を所管する都市整備局の元幹部で、元局長2人が含まれます。癒着の根深さを裏付けています。
三井不動産には都市整備局(旧都市計画局)元局長ら12人、三井不動産レジデンシャルに2人が天下りしていました。局長級は「特任参与」、部課長級が「参与」「参事」などの役職で受け入れています。
元局長2人は都を退職後、都関連法人の社長・理事長を経て、石原慎太郎知事時代に三井不動産に“渡り”ました。都市整備局元建築指導事務所長は22年、三井系2社にかけもち天下りしていました。
五輪選手村用地は、三井不動産レジデンシャルを代表企業とする大手不動産11社に都が近隣地価の9割引きで売却したとして住民らが損害賠償を求めて提訴しています。樹木を伐採し超高層ビルを建設する神宮外苑再開発を巡っては、反対の声が広がっていますが、小池知事は強硬姿勢を変えていません。

都幹部14人 三井不天下り/選手村・外苑…知事肝煎り再開発

石原慎太郎の時代からダラダラと続いていた癒着に、小池がそのまま乗っかったという話です。私も知人から「赤旗みろ!」と言われるまで知りませんでしたが、たしかにNHK党のポスター騒動でしっちゃかめっちゃかにしないと、こんな話がうっかり拡散したら選挙どころではありません。

目くらまし戦術です。どんな策士が裏で動いているのやら。立花氏に資金提供する筋も、そのスジかもしれません。立花氏はもともとアベベ信者でそっち系のコネはありますしね。

怖いですねぇ。恐ろしいですねぇ。

また明日お会いしましょう。

さよなら、さよなら、さよなら。