「わー、たー、しーだけのじゅー、じかーぁ」の原曲
「特捜最前線」のエンディングテーマ「私だけの十字架」に原曲があったそうです。知りませんでした。歌手は早坂絃子さん。作曲家の早坂文雄さんの娘さんだそうです。
早坂文雄さんというと「ユーカラ」とか、ほかの曲を代表曲とするかたが多いとおもいますが、個人的には最初のころにふれた「序曲ニ調」あたりが好きでした。
ただこれ、紹介しようにもyoutubeで検索して出てくるのはヤブ◎ンスキーの「おまえこれ1939年発表の実質的に軍楽だってわかってる?なんでこんな緊張感ないん?」的な演奏しかありません。
日本フィルと本名徹次さんの演奏はもう、再発売しないんでしょうかね……。
すみません。
話が脱線しましたが、ずっと「私だけの十字架」の歌詞が謎でした。
風が吹けば港に 船は帰りくるけど
若い愛をかわした 笑顔二度と見えない
あの人はあの人は 丘の白い十字架星の揺れる港を ふたり見てたあの日よ
肩に受けた口づけ 愛の形見消せない
あの人はあの人は 私だけの十字架陽ざし揺れる港を 船ははなれてゆくけど
愛の祈り交わした 声は二度と聞けない
あの人はあの人は 風と語る十字架風と語る十字架
今回、じっとyoutubeから原曲を聴いていて気づいたのですが「特捜最前線」のエンディングって、2番なんですね。1番から歌詞を読むと、船乗りさんが恋人(ダンナ?彼氏?)だった女性が、港町に船が来るたび、彼が眠る丘の上の墓地から、過去の思い出を語る歌だとわかります。
十字架が「墓標」のことだとはさすがに2番の歌詞だけじゃ気づきません。
どこの神父?牧師?と夜の港でいちゃついてるんだ、不倫か?浮気か?とおもってましたが、いやいや、そんな下世話な話じゃありませんね……。
14日の記録
今日は別件で県立須恵高校近くまで来たので、糟屋郡宇美町の「宇美八幡宮」を訪問しました。
目視しただけで3組、境内にお子さん連れが居ます。うち2組はいわゆる「初宮詣で」とか「初参り」らしく(さいしょの1組はお子さんが保育所か幼稚園くらいにみえます)、拝殿で神職が祝詞よんで1組目の御祈願やってるのに、あまり気にせず記念撮影をしています。
おかげで、あまり公開できる画像はありません。弱ったな。
なお、応神天皇生誕の地として、いまいちばん有名なのはこの糟屋郡宇美町の「宇美八幡宮」ですが、糸島市にも宇美八幡宮があり、また、現在の久留米市北野町にも応神天皇が出生した蚊田の伝承がある場所があります。
久留米市北野町赤司 八幡神社(赤司八幡宮・赤司八幡神社) - 美風庵だより
久留米市北野町大城 豊姫神社(豊比咩神社) 再訪 - 美風庵だより
少なくとも3か所あるわけです。
ただ、糸島の宇美八幡宮については糟屋郡宇美町の宇美八幡宮の所領だったという言い伝えがあるそうですから、いったんは除外します。
「蚊田」とか「賀駄」という地名の漢字にとらわれすぎると、「住吉神の妃神を祀る」和歌山の「加太」にある「淡島神社」が、神功皇后伝承の拠点の一つであることがみえなくなります。玉垂宮神秘書にあるとおり、住吉三神のうち底筒男尊とは玉垂命であり、神功皇后は足仲彦死後、その妃となります。
「現王朝側が建てた聖蹟地」と「道主貴の聖蹟地をえらんで、玉垂命が神功皇后の行宮を用意した場所」という、けっこうな問題をはらむお宮さんでもあるのです。