松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年11月15日(金)の日録。

不倫騒動ってしょうじき重大事件ですか?

「たまきんの不倫騒動について何か書くかと思った」と12日にメールをいただきました。

で。

しょうじきに言うと「だからなに?それは本人と家族と相手の問題でしょ?」という気分です。

もしこれが自分の家族だったり、お客さんだったり、所属組織の役員だったりするなら「うっわー(@_@)馬鹿ぢゃね?やらかすなよ!」となるでしょうが、彼は他人です。直接の利害関係者でもなんでもありません。彼の発言で問題にするのはあくまでも政治家としての発言であって、個人の趣味性向や倫理観は、それが自分や家族、所属組織に影響がないかぎり、とりたてて問題とすることではありません。

以下、いちおう占い師としての一般論というやつです。

東洋占術、とくに四柱推命で男性の命を判断するとき重視するのは、財星です。財星は女とカネを意味します。

中国発祥の占術はいろいろありますが、四柱推命に関していえば「男女とも子孫を残し一族の繁栄をもたらすかどうか」が目標です。吉凶の判断はその目標の実現性が高いかどうかが基準となります。

男は自分で子供を産むことができません。カネを稼いで(お嫁さんだろうと愛人だろうと)女を囲い、産んでもらう必要があります。だから男にとっての「財」とは女とカネであり、両者は不可分です。

これ、実占するとわかりますが、本人の実力でカネを稼ぎだしてそれが社会に認められる男は、女がほうっておきません。女に好かれないがカネにだけ好かれるというのは、いません。その逆もありません。

本人をヒアリングするかぎり女にモテている気配はないが資産はあるというとき、どういう資産形成をしたかチェックしたほうがいい場合があります。投資・投機・相続をはじめ、財星(とくに偏財)が念頭におく本人のエネルギーの反映でない場合があるからです。

四柱推命の世界に「色男金と力はなかりけり」はありません。

逆に女性の命を判断するときは、官星を重視します。女にとって官星が意味するのは「夫」です。安心して妊娠し子育てに従事するためには、夫がきちんと母子の生活を保障してくれないといけません。きちんと稼いでばっちり食わせてくれる夫をつかまえることができなければ、自力で出産育児をぜんぶこなすか、そもそも出産育児をあきらめないといけなくなります。

若い占い師のかたの書いたSNSとかを眺めていると、どういう条件で吉凶が発生するかはテキストで学んでいるが、どういう背景を想定してそれが吉凶とされたのかを理解していないものを多くみかけます。

男は子孫を残すため、カネを稼ぎ女を囲って子供を産ませる。なるべく出来の良い男子を跡取りにして、女子は縁をむすびたい一族に嫁に出します。政略結婚というやつです。

年金なんてない時代です。わが子に老後の面倒をみてもらわないといけません。

女は稼ぐ男に嫁して子を授かり子孫を残すのが人生の保障でした。

稼げない男は野垂れ死に、子ができない女は棄てられます。自然と一夫多妻制(乱婚制)にむかっていきます。

こういう基本の部分を語ると女性客が減るため、都合のわるいところは黙っていますが、東洋占術とはこういう古い価値観が支配する占いです。いくらごまかしても基本は変わりません。

現代は年金制度が導入されたり社会保障が充実し、男も女も生活保障のため無理してくっつく必要はなくなりました。出生率が下がり人口減少で立ち行かなくなるという問題はあるにしても、個人の生きかたそのものはより自由になっています。

そして、カネを稼ぐためには政治家や経営者(ルールを決めて下々(従業員)からむしり盗る側)になるか商人(カネを動かして利益をかすめる側)になるかしかなかった時代ではありません。いまは芸能人やyoutuber、御用学者といった道もあります。投資家・投機家という道もあります。

印綬や偏印で食えるかと言われたらあんまり居ないだろなとは思いますが、傷官や食神が良ければ、本人のセンスや才能で生きていける時代が到来しています。「アリとキリギリス」でいえばアリだけが生き残るのではなく、キリギリスも周囲に楽器演奏を披露し代金をいただいて越冬できる時代になったのです。

当然時代の変化とともに解釈はかわります。ただし、いくら時代が変わっても基本はあくまでも基本で、女は稼ぐ男を選び、稼ぐ男は女を囲う、この根幹をどうこう言ってもはじまりません。

ここまで読むとお気づきでしょうが、個人的な相性はまったく優先しません。子孫繫栄で一族が残るかどうかがあやしい関係のとき、せめてらぶらぶに過ごせるかどうかを紫微斗数などほかの占いで補強します。

それすらダメなら、てきとうに当たり障りない嘘をついてごまかすしかありません。

人間が一夫一婦制となり、大半の動物にとって自然な行為である、より多くの配偶関係を持つ「乱婚」を拒絶するようになった理由は何なのだろうか。道徳か、宗教か、それともおそらく愛だったのか──。
12日に発表された研究論文によると、その答えは細菌だという。研究は、人間の祖先は、性感染症が引き起こした大混乱によって、同じ相手と一生添い遂げる方が賢明との結論に至ったとしている。
カナダ人とドイツ人の研究チームは、先史時代の狩猟採集民が農耕を行うために定住するようになった後、集団で暮らす人々の中で性感染症が発生して広まった事態を考察した。

人間の一夫一婦制、理由は「真実の愛」でなく細菌 研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

こういう研究を読むと、一夫多妻制から一夫一婦制への移行は、集団の壊滅を防ぐ目的で行われたものだとみることができます。

なにをもって汚らわしいと思うかは、文化のなかで刷り込まれたものにすぎません。

私は稼ぎがないので一夫多妻制どころか一夫一婦制からも排除されていますし、孤独死予備軍なのでまったく関係ありませんが、女を複数囲ったからって赤の他人があれこれ言うことか?という気はします。

さきに書いたとおり、親類縁故会社の社長そのほか、風評被害でこっちまで迷惑をこうむるなら考えないといけませんが。

 

先生、過去の役職をネット上から抹消しないと誘導と誤認されかねませんよ?

いったいこの1カ月の間に何があったというのか。在阪記者が解説する。
「斎藤氏の復活にはいくつもの理由が挙げられますが、いちばんは疑惑に対する“疑惑”です。斎藤氏のパワハラ、おねだりが実は捏造だったのではないかという話を、県内の市会議員あたりが流しているようで、それが出所不明のままSNS上で広まっているんです。斎藤氏の改革路線をつぶすための守旧派の策略だったのではないか、と」
昨今の選挙におけるネットの影響力は計り知れず、さらにややこしいことに今回の選挙にはNHK党の立花孝志氏(57)も出馬したうえで、こうした言説の拡散に貢献している。
こうなると斎藤氏の復権が起こり得るのか? 

「パワハラ、おねだりは捏造」説が後押しする斎藤元彦前知事の復活劇(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

日曜日は「斎藤◎彦&立◎孝志(+維新がクライアントの先生や評論家etc)」「反対派」どちらが勝っても腹を抱えて笑う日になるかもしれぬと面白半分興味津々で待っているわけですが、ケケ中・T橋大先生と並び称される日本の頭脳 上Y大先生のコメントを読み、すこしドキドキしてしまいました。

上山信一 - Wikipedia

停滞と衰退の象徴だった大阪はなぜ蘇ったか。景気や経済指標の大幅改善、幼稚園から高校までの教育無償化、地下鉄民営化などの改革はいかに実現したか。「大阪モデル」をはじめ、新型コロナで国に先行して実効性ある施策を打てた理由は。10年余の改革を総括する

朝日新聞出版 最新刊行物:新書:大阪から日本は変わる

会社情報|会社概要〈株式会社麻生〉

yahooの紹介では「慶応大学名誉教授、経営コンサルタント」である上Y先生の貴重なご意見がまかり間違って「専門家の解説」ならぬ「投票日直近に部外者のふりをして放たれた維新とA生関係者による世論誘導」と誤解されるのではないか?思わず笑って、もとい、心配してドキドキしてしまいます。腹がよじれて痛くなり目がすっかりさめ、夜中に今日の日記を書く羽目になりました。

消されると証拠がなくなるので、今回はキャプチャ画像を貼っておきます。

都知事ならともかく兵◎県って情報戦までやってトップを奪い合うほど利権でウハウハなんでしょうか?

こりゃあアメリカも長くねぇな、とトランプ支持者の陰謀論を腹をかかえて笑ってましたが、日本もまったく笑えない状況に突入したようです。陰謀論が世間を塗り替える時代です。こわいですね。

 

15日の記録。

夜中、あまりの暑さに目覚めます。アメダスの情報をみると11月15日というのに18度。異常をとおりすぎて奇怪ですらあります。

久留米(福岡県)の過去のアメダス(2023年11月15日) - 日本気象協会 tenki.jp

去年は夜中1ケタですから、なにがどうなっているのやら……。

そのまま起きて、日記の下書きを作成します。

「油がきちゃないにもほどがある」とLINEでお叱りをいただきました。日記の下書きを済ませて、台所に向かいました。

天ぷら鍋の油を濾し器でこして、鍋をカラにします。油は酸化すると健康によくないと言われますし、最近は高級店の真似をして1回で棄てよという話もちらほらネットにあります。そのわりに減った分を継ぎ足しながらつかっている料飲店や一般家庭もありますし、私もそのくちです。

鍋に水と洗剤をいれて沸かし、汚れがはげたところでスポンジでこすります。乾いたらさきほどの油と新しい油を1:1で入れたまま、冷蔵庫にフタをして保管しておきます。

今日もラーメンと納豆を朝食にいただきます。賞味期限が11月11日のものではやめに食べきるため、納豆は2パックいただきました。

今日は煎薬ではないので、神棚のお供えもコーヒーです。

近所だとコスモスがいちばん安いのですが、醤油ラーメンしか取り扱いがありません。今日も駅前のイオン系列のお店で2割引きのラーメンと弁当を買い求めました。あれほど「ぜいたくは敵」「足らぬ足らぬは辛抱が足らぬ」と唱えつづけていたのに、1食あたり100円の誘惑に負けて、すっかり口がおごってしまいました。いけませんね……。

 

見える景色の違い。

高校のころから占いをやっているせいか、相場は運任せの要素があるという前提で眺めています。誰も気づかないチャンスに気づくかどうかもそもそも運だと考えます。長期的にやっているとインフレといっしょに価値が上昇していく、長期保有は負けにくいとは言えるでしょうが、いかんせんどの時期にはじめるかとあと何年辛抱できるか余命がどれくらいあるかは「運」です。

どこの国も数千人数万人が政府機関で情報収集や諜報に従事しているのに、情勢を見誤り対策が後手後手になったりします。我々よりさきにカネをつかって情報収集している機関投資家でも見切りを誤ることがありますし、我々にできるのはそれぞれのコネから得た情報を一般向けに小出しして稼ぐyoutuberやブロガーから情報を集めあれこれ思案するくらいしかありません。

学校で情報の非対称性と習いますが、それに振り回されるしかないのが小市民です。いくらニュースをしっかりながめても「一寸先は闇」。「うまくいかないのも運」と割り切れずくよくよ悩むなら、諦めるのをすすめるべきでしょう。

勝つときは勝つ。それだけです。

 

♪下がるさがるよgoldが下がる~

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goldが下がりっぱなしです。トランプ当選でこれ以上紛争の悪化はないという話なのか、いくらなんでも下がりすぎです。どうもあれこれ眺めていると「トランプ就任後は現在行っている「ロシアの海外資産凍結」が解除されるのではないか?」という見立てがあるとのこと。ウクライナを支援するためと称してロシアの海外資産を接収しウクライナ支援の原資にあてこんでいたのが、巻き戻しにあっているわけです。

ただ国内での取引は円ドル換算での取引となりますから、円安がどこまで進むかが国際価格下落のクッションとなります。

しばらく調整局面と思われます。買付休止の手続きをすると復活まで時間がかかるため、口座維持最低額の5,000円で現在様子見中ですが、もう少し下がったら月々の積立額を増やそうかと思います。