松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年11月16日(土)の日録。

まとめて返答。

不倫騒動ってしょうじき重大事件ですか? - 2024年11月15日(金)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

昨日、基本的な東洋占術の考え方についてあれこれ書いたわけです。高良山登山の途中、これを読んだ議員の支援者とかから苦情というか質問がメールやLINEであれこれ飛んできます。

まとめてここに回答を書くことにしました。個別に回答はしません。

「女のとらえかたが時代にそぐわない」

もとは南宋の時代といういまから1,000年前に成立した占いを、手直ししながら現代まで伝えてきたものであり、当時のまま「子孫繁栄が目標」という基本構造をもつという話をしただけで、べつに女がどうあるべき男がどうあるべきという話を書いたわけではありません。

実占のさい「もう仕事行きたくない結婚して専業主婦になりたい(>_<)」と自ら主張する女はむかしながらの観方で命式を検討することになります。逆に「結婚出来ないならしなくてもよい」「したくない」という女は、目の前の容姿はともかく男として生きた場合を参考に加味する必要があります。自分の腕っぷしで生きると本人が宣言している以上、そういう生きかたがどこまでうまくいくか、別の視点でみる必要があるからです。

だから、専業主婦&玉の輿志望の女の財星は、未来の夫にとって「あげまん」になるか「さげまん」になるかをみますし、キャリアウーマン志向なら男と同様、金運があるかどうかを判定します。

いまのところ「専業主夫になりたい(>_<)」というヒモ志望の男に遭遇したことはありませんから、これを女としてみることが可能なのかどうか?これはさだかではありません。

「政治家や経営者は悪人なのか?」

いまの法律からは信じられないでしょうが、まず、職業としてもっともラクなものに「どろぼう」や山賊のたぐいが載ります。武力で他人から金品を強奪するのは現在違法なので、どこの占い師もこれを職業として紹介するのはスルーしているだけです。

つぎが古事記。空き缶ひろって小銭をつくったり、おカネを恵んでもらったりするかたです。

そして、占い師や詐欺師をはじめ口先で世間を騙してカネをかすめとる商売がきます。役者や芸人もこのクラスの扱いです。

さらに、物売り。いまの時代ならヤフオクやメルカリもここにはいるでしょう。

つづいて、資格を要する仕事がきます。いまなら例えば弁護士、医者、税理士といった資格がないと開業できない職業です。

ここまできて、いちばんなるのが難しいものとして商才・人気・政治力がないとつとまらない、政治家やいまふうに言えば企業経営者といった面々がやっとでてきます。

東洋占術というか四柱推命においては、カネは奪い合うもの、死ぬまで全員強制参加の椅子取りゲームをやっているという発想です。職業というのはあくまでも、兆単位のカネが動くのか万単位のカネが動くのか、どのレベルの奪い合いに参加できるかの許可証にすぎません。

基本的に、カネは奪い合うものであり、古事記は他人の棄てたものを拾って売り、物売り(商人)は利益をのせてカネをかすめ、政治家や経営者は国民や従業員の稼ぎをカツアゲするのが仕事という「枠」で考えます。彼らががめつい極悪人か、盗るばかりでなく施し・給料・福利厚生に気を遣う善良さがあるかどうかは個人の戦いかたのスタイルとして観ます。「社会はカネ(財)を奪い合う椅子取りゲームの舞台である」という基本の考えかたとはべつの問題です。

「従業員はどうなのか」

まず前提として国民や従業員・社畜は「奴隷」であり、奴隷として業務に従事するあいだ、本人の自由にならない時間は財運の枠外にあります。

どこの占い師もこれを正直に言うと客が来ない(世のなかのほとんどが官民問わずどこかの従業員です)のでくちにしませんが、本人の命式がいくら良くても、奴隷として仕えているあいだは会社なら経営者(厳密には肩書はどうであれ人事権をもっているひと)、国家なら政治家の影響下にあります。

自分がもって生まれた運命を試したいなら、すこしでも自分の上にかかっている雲を追い払い、減らす必要があります。さすがに日本人をやめろというのは無理でしょうが、会社から独立を考えることはありでしょう。ただし、奴隷はその組織に尽くしていれば権力者がその者を必要とする範囲で最低限のメシはもらえ、独立するより待遇はマシということも当然あり得ます。

誰でもかれでも自力で立てばよいということはありません。

むしろ成功しそうにない者や弱い者は強い者に媚び、生き残るために奴隷になるべきなのです。打って出るより宮仕えをお勧めすることもある。四柱推命はそういう使いかたもできます。

いくら命式がよくても大運が立派でも、他人の奴隷であるかぎり、その好条件は死にます。本人がみずから意思決定できる自由な時間は休日と帰宅して寝るまでの時間しかないうえ、就労規則や雇用契約にしばられ、ろくな経済活動なんてできません。

そういうひとには、小遣い稼ぎに賭け事、投資、投機を勧めてきました。

これらは個人にビルトインされた運命の枠外だからです。

とはいえBIGの一等は1/1,677万で東京都民1,400万でも分母に足りません。占いに頼ったところでこの日記でも取り上げるとおり末等か5等、クラスに独りか学校に独りの確率がせいぜいです。

私は面倒だし時間がとられるのでやめましたが、時間があるならデイトレで個別株投資をしたほうが、勝率はたかいはずです。

当たりはずれに期待せず、私のように実占の勘と腕を磨くのが目的というなら、BIGやロトは悪くありません(内心死ぬまでに10億円と思ってますが)。気が向いたら24時間購入できますしね……。

 

高良山に登る(057)

「いつかお百度参り達成を目指そう 高良山登山第57回」です。

これは道なのか? - 2024年11月12日(火)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

この日記は、廃集落・廃線・廃神社など「跡地」でやたらアクセスしてくるかたが多い特徴があります。アクセス数を考えると毎回ルーチンというわけにはいきません。期待に応える挑戦が必要なので、下調べを行うことにしました。

今回は北から登りはじめ、南に抜ける経路です。

11月下旬になろうかという時期とは思えぬ気温ですので、夏場と同じ格好で家を出ます。モンベルさんの会員になると過去に購入した物品の履歴がみられるのですが、なんと2020年7月に小倉店で購入したものでした。4年着てるんだ……。丈夫ですね……。

家を6時過ぎに出ました。

今日も近所の吉野家で朝食です。オープン当日にもらった50円引きクーポン利用でWハムエッグ定食をいただきます。

「今日はまかせてよハムエッグ上手になったから」「ほんと~?」と厨房のほうからバイトさんふたりの会話が聞こえてきて(ほんとか?)と思っていたら、初めての日のトロトロではなくドロドロとは雲泥の差でした。オープンから約3週間、客の注文に応えているうちに上達するもんですね。ビックリです。ホテルの朝食バイキングに出せるくらいにはなっています。

高良会館(社務所)を遠目に眺めつつ、大正時代に建てられた鳥居をくぐります。

高良御子神社と坂本神社で、今日の安全をお願いします。

御通夜堂の横から、王子宮コースでつつじ公園に向かいます。

新しい赤テープがあります。地図アプリを確認すると、ふるい地図に載っていた道に合流できるようです。

登ってみると、昭和30年代の地図まで記載がある歩道に出ました。しかもここ、以前来たときにイノシシが西から東へ猛スピードで駆け抜けていった場所です。イノシシも馬鹿ではないので、東西にむけて渡りやすい道を知っているのでしょう。

明治の地図で分岐点になっている場所に来ましたが、もう一方の道はわかりませんでした。山頂?に携帯電話の電波マークみたいな目印が刺さっています。これも以前来たときと同様です。

汗をかくのでtenki.jpを確認すると、18度です。あまりに気温が高すぎます。11月16日なんですが……。

意外と歩きやすいなと思っていたら、杉に白いテープが巻かれているのに気づきます。どうやら間伐作業の下準備かなにかが行われた後のようです。

おなじみの王子宮コースに合流しました。

先週よりかは紅葉がすすみました。そしてつつじ公園内の掘り返されたつつじが、新しいものに更新されていました。イノシシにやられずちゃんと根付くでしょうか?

休憩所は推し猫と遊ぶみなさんだらけ、いつもの東屋はトレーニングをしているひとが居て、座れません。つつじ公園内の石段に座り、ミネラルウォーターにコーヒーを溶かして、神棚にあったビスケットで休憩します。

たばこの吸い殻が散乱しています。散らかすなよ……。

つつじ公園の駐車場で画像を撮りそびれてしまいましたが、つつじの植栽をどうかき分けても登ってこれるようには見えません。ヤマレコにあるこのGPSログはどうやって登ってきたのでしょう?現地をいくら眺めてもわかりませんでした。

奥宮にやってきました。参拝者がひっきりなしに来るため、なかなか自分の順番がまわってきません。よく聞いているとお経を唱えているひともおられます。本人は端っこに寄って周囲に気を使っておられるのですが、そう気づかない方々が入ってよいものかどうか迷うため、時間がかかります。

高良大社にやってきました。拝殿の扁額を撮影します。

今日は七五三参りのかたが複数おられました。

横で女の子を撮影しているカメラマンのかたが「もっと笑顔で下じゃなくてこっちを向いて」と女の子に言うのですが、普段和服なんて着ないでしょうしこんもり重装備でゼイゼイ言ってます。記念だから笑顔が欲しいのでしょうが、見た目3歳のお祝いでしょうし、もう少しまわりの大人が体力を考えてあげないと……とつい思ってしまいます。

先週よりかはだいぶ紅葉っぽくなってきました。久留米成田山の観音さまがさきに見えます。

高良山茶屋 望郷亭 - 御井/うどん | 食べログ

今回も昼飯に肉うどんとお稲荷さんをいただきます。これだけ行くと仲良くなったのではないか?という質問がありましたが、口をきくとgoogle検索され正体がバレる可能性があるため「いつもありがとうございます」くらいで留めます。

うどんを食ったら高良内コースを下り、林道に出ます。

ヤマレコのGPSログで歩いた形跡がある場所にやってきました。

現地の標柱に平成17年、つまり2005年に植林されたむねの記載があります。どうやら造林事業のさいに作業道としてつくられた道が歩道に転用されていたようです。現在は雨で溶けくずれどう見ても藪漕ぎ道具がなければなかに分け入ることもできません。

途中、トラロープがある場所があります。奥宮に向かって尾根を登れるようです。さすがに試しませんでしたが……。

googleマップの画像では気づきませんでしたが、後谷コースの登り口横に赤いロープで印がついています。この斜面を横断して尾根を登るのか……。

桜と椿をいっしょに写して、今日の登山は終了です。

猿田彦さんに無事を感謝しました。

今日は8.3kmでした。GPSログは11kmぶんあるのですが、誤判定とかいろいろあるのでしょう。

駅のホームでヤクルトを買って、明日の小銭をつくりました。

 

だったら道警がやればいい。

この問題、いちどこの日記でも書いています。

2024年6月27日(木)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

<独自>北海道猟友会がヒグマ駆除拒否へ 全71支部に通知検討 猟銃所持許可取り消し訴訟の高裁敗訴受け
北海道猟友会(札幌)が、自治体からのヒグマの駆除要請に原則応じないよう、全71支部に通知する方向で最終調整していることが13日、分かった。

<独自>北海道猟友会がヒグマ駆除拒否へ 全71支部に通知検討 猟銃所持許可取り消し訴訟の高裁敗訴受け(北海道新聞) - Yahoo!ニュース

自治体の要請でヒグマを駆除した猟友会のハンターが公安当局に銃を取り上げられた事件( 既報 )で10月19日午後、当事者のハンターが処分の撤回を求めて起こした裁判の控訴審判決が札幌高等裁判所(小河原寧裁判長)で言い渡され、同処分を違法とした一審・札幌地裁の判決が取り消されて原告側が逆転敗訴を喫した。訴えを起こしたハンターは「理解を超越しており、ちょっと考えられない判決」と、上告の意志を固めている。
(略)
今回、一審判決を破棄した札幌高裁は、先述した地裁判断を真っ向から否定し、池上さんの撃ったライフル弾がヒグマに命中した後で跳弾したとの事実を認定した。その銃弾は、駆除に立ち会った「共猟者」の銃に当たったのだという。根拠は、その共猟者自身や警察官の証言など。ところがその事実は、裁判どころか警察の捜査の段階で早々に否定されているのだ。
(略)
「ハンターは誰も好きこのんで殺処分を引き受けているわけではありません。これではとてもじゃないけど、現場の会員に駆除を頼めなくなる。人のためを思ってボランティアでやったことで、平気でこういう不当な事実認定をされるのであれば、恐くて誰も撃てなくなりますよ」

北海道のハンターが控訴審で逆転敗訴|ヒグマ駆除めぐる銃所持許可取り消し事件 | HUNTER(ハンター)

やむを得ない措置として役所の要請で警官が許可を出し住民に家から出ないようひと払いをして熊を射殺しています。その報告書がうえに上がっていって誰が撃ってOKと許可を出したか問題となり、なんと猟師さんが鉄砲を取り上げられる事態となりました。

とはいえ、結果としてこれらの法令違反は不問となった。在宅捜査を続けた砂川署は19年2月に事件を書類送検したが、地元の滝川区検察庁は不起訴処分を決定。狩猟免許を扱う北海道の環境生活部も駆除行為に違法性はなかったとして免許を取り消さないことを決め、砂川市も鳥獣対策隊員の委嘱を継続した。
ところが砂川署は先の送検後、銃所持許可の取り消しを警察本部に上申。これを受けて道公安委が19年4月に取り消し処分を決めてしまった。検察と道と市がまったく問題としなかった駆除行為で、警察・公安委だけが処分にこだわり、熟練ハンターの銃を差し押さえ続けているわけだ。

道警がヒグマ駆除のハンターから銃を押収|所持許可求める訴訟で判事が現地調査 | HUNTER(ハンター)

つまり、こういうことだ。共猟者の告発を受けて捜査を始めた砂川署は、告発事実をあっさり不問とした上、証拠や証人を一切欠いた状態で、まったく唐突に「建物に向かって撃った」なる容疑を持ち出し、ヒグマ駆除の功労者から銃を奪った。公安委はその後の検察、道、及び市の不問対応をすべて黙殺し、銃を差し押さえ続けることを選んだ。その結果、地元ハンターたちの間に捜査当局への不信感が拡がり、誰も銃を撃たなくなった。ひいては、地域住民が獣害の恐怖に晒され続けることになった――。

ヒグマ駆除の協力者を犯罪者に仕立てた砂川署と公安委|札幌地裁が異例の現地調査 | HUNTER(ハンター)

この案件なにが問題かというと、誰がなんの権限でOKしたかの責任を取りたくないので意地でも警察が猟師に詰め腹を切らせた点です。

こいつらの言うとおり撃ってよい地域を厳格に適用するなら、猟友会どころか地公体がもし銃の所有許可をとっても市街地では手が出せなくなります。こんなアホな話がありますか?

だったら道警が自分で撃てよという話です。

警察法にこんな業務はないというなら国会議員が動いて警察法改正すれば済むことです。

被害者続出という状況にならないと、わからないのでしょうか?

いちばん手っ取り早いのは与党自民党の国会議員様の誰かが北海道で熊の犠牲になることです。さすがに警察庁も北海道警もすぐ動くでしょう(笑)

ただ、こうやって全国レベルで報道されることで、道警の悪行も拡散していきますし、猟友会のボランティアのみなさんの苦境も、警察が市街地での発砲許可を出さないんだから市区町村に文句言われてもどうにもならない点も、あきらかになっていきます。

馬鹿くさい話です。

あなたの声を公明党に | 公明党

自民党へのご意見フォーム | ご意見フォーム | 自由民主党

とりあえずいつもの苦情フォームから文句をいれておきました。

みなさんも「だったら道警が駆除せれ法改正しろ」とどんどん苦情をいれましょう。