松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年5月19日の日録

この問題、もう解決しないのではないか。

リニア問題の「田代ダム案」を巡り、大井川利水関係協議会の10市町の首長は2023年4月20日、静岡県の対応に不満を露わにして、国が積極的に関与するよう要望した。
ところが、川勝平太知事は4月27日の会見で、流域首長の国への要望について、県に問題はなく、JR東海の責任だと強弁、まさに流域首長の指摘した“ああ言えばこう言う”あきれた状態を繰り返した。このままではリニア問題解決の見込みはない。
果たして、流域首長の期待する国の強い指導力が発揮できるのか? 

「ああ言えばこう言う」川勝知事…「市長たちの反乱」でいよいよ国が強い指導力を発揮か(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

これ、もしこの大井川利水関係協議会がほんとうに国から県(というより川勝平太)を指導しろと陳情したら、それこそ地方自治とはなにかこの首長たちは理解していないことになります。ありえません。

戦前の、都道府県は市区町村を統制するために設けられた国の「下部組織」という位置づけなら、上位の「お上:おかみ」に直訴もありえます。しかし、自民党さんの大きらいな現行憲法(自民党はほんらい「自主憲法制定」、つまり明治憲法の実質復活をめざす党だという点をお忘れなく2023年5月2日の日録 - 美風庵だより (hatenadiary.jp)))は、local government(地方政府)の位置づけで、地方自治法もそういう建前になっていますから、文句を言われてもなんのこっちゃ、という話です。

そもそも権限委譲で地方自治を充実させろ、と機関委任事務なりなんなりを廃止する方向であれだけ動いてきたのに、いまだに「おかみ」の「行政指導」に神通力があるとおもってるほうが、不思議でなりません。

川勝平太 - Wikipedia

この選挙のつよさをかんがえれば、彼の発言は県民多数から支持されているとみてよく、なんで「静岡県を迂回する」という選択をしないのでしょう。

「過半数ギリギリどころか6割の圧勝で選挙勝ったのに、なんでオレがてめえらに折れてやらなきゃあかんのか」そうかんがえるのがふつうですし、川勝平太を県民が選んだというのは、そういうことです。

JR東海なんてそれこそ一流大学卒が大量に在籍するエリート集団でしょうに、じぶんたちが主張を曲げなければ、あとは自民党の先生がたが首根っこをおさえこんでなんとかしてくれる、とでもかんがえているなら、どうも甘い気がします。

ただ、JR東海は強権発動可能な立場でもあります。

東海道新幹線を保線のため止めることができます。リニアという代替手段の準備が間に合わなかったが、大規模修繕にはいりますとやれば、さすがに国会で法制化して県知事の権限をはく奪する方向に動くでしょう。そちらで動く可能性のほうが、たかいかもしれません。

 

このひとおもしろい(^^♪

寝る時はノーブラ たまに全裸 AKB48 奥原妃奈子 - YouTube

家にテレビがないのでAKBでどういうポジションなのかもよくわからないのですが、ファン向け配信で、家に帰って風呂入ったら「身体のほてりがひくまで全裸」とぬかすアイドルってどうなんでしょう。それに朝起きて「ブラジャーつけて下着つけて」って、しょうじきにしゃべりすぎでしょこれ。だからおもしろいのか……。

 

19日の記録

本格的に身体がだるい。

16日、車で走っていて、動かない黒いヒモを踏みました。

ヒモのわりに「ゴリッ」と車内に響く音がしたので、2軒さきの郵便局に車を停めて、現場に引き返すと、なんと、黒ヘビの頭としっぽがペシャンコでした。両輪でいちどに踏むほどマーチの全幅はありませんから、誰かがどちらかを轢き、弱って動かなくなったところをさらに踏んづけてしまったのでしょう。

持って帰るわけにもいかないので、ビニール傘の先でとりあえず道路から道端の空き地に動かしておきました。

昨日(18日)あたりから、どうもいけません。食欲はそこそこあるのですが、信じられないほど身体がだるく、動く気力がありません。寝ても寝たりない、起きているとすぐ眠くなる。そして、1時間ほどでまた目覚める、の繰り返し。

「殺ヘビ」したのは事実ですし、とりつかれてもとにかくお詫びするしかないのですが、やっぱり、空き地に棄ててきたのがまずかったのかもしれません。穴掘ってちゃんと埋めてあげればよかったですね……。

遠慮をしないベトナムさんと、足を蹴る女子学生

だるいだるいと言ってうごかないわけにもいかず、19日、小倉の知人事務所に出ました。

JR鹿児島本線の電車に乗っていると、反対側の座席に座っていたかたが、スピーカーフォン状態(相手の声がスピーカーから丸聞こえのやつ)で誰かと通話しています。

「メンルイダメフアン」

おいおい( 一一)もう13時過ぎてるのに「麺類ダメ不安」っていまごろ昼飯なににするか会話しているのか?とおもっていると、

「ハチコベ、ファン」ほにゃらら

なんだこれ、とおもった数秒後、ああ、日本語じゃない、ベトナムさんだこのひと、と気づきます。

どうせわかるやつがいないとおもってスピーカーフォンにしているのでしょうが、さすがに小倉駅から乗って戸畑駅を過ぎてもまだしゃべっていると(小倉駅~戸畑駅が約10分)、だれかベトナム語わかるひといないのかな「耳にスマホあてて普通に小声で話せ」と言ってくれないかな、とおもっていたら、ベトナムさんの隣にすわっていた女子学生(某私立高校)がベトナムさんの足をばちん、と蹴って下車していきました。

蹴られて気づいたらしく、やっとこのベトナムさん、スピーカーフォンをやめて普通に会話しはじめました(いちど電話を切ってかけなおして会話は続行)。

小倉駅で存在に気づいて、八幡駅で私が降りるときもまだ話してました(小倉駅から八幡駅まで約20分)。

そのあいだ、車掌さんは台湾さんだか中国さんだかわかりませんが、のぼり・くだりを間違えて乗車した外国のかた相手に格闘中で、同じ車両内のベトナムさんまで相手できません。

コロナ流行前、平日昼間の電車に外国からの観光客がいっぱい乗っていた時代に、だいぶ近づいてきました。

先日はJR日田彦山線(あまりに赤字すぎてJR九州さんに追加投資する気がなく、いまだにICカード利用できない)で「クレカでなぜ列車乗れないのか?」と質問するカタコト日本語の白人さんみましたし、平常運転に戻る日は近いのかもしれません。