松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

10月14日午後と15日の日録

寝過ごす(>_<)

フェリーを下船後連絡バスで南海泉大津駅まで移動し、住吉大社に上陸の挨拶をしました。また南海電車に乗って移動し、通勤ラッシュが終わる時間帯まで、ネカフェかなにかで寝ることにしました。

晩めし食ったあと部屋で読書していたら0時になってしまい、あまり寝ていません。どっかで取り返さなきゃ……。

……寝過ごしました(>_<)

11時過ぎてあわてて店をでると、入店時に店員さんのミスがあったそうで半額にしてもらえました。入店してすぐトイレを借り、出てきたらたしかに受付した店員さんが部屋の前で待っていて「すみません、真向かいに移動していただけませんか」と言われたのでよくわからないまま移動したんですが、なにか手違いがあったんでしょうね。

「神社めぐり」

生国魂神社 生國魂神社

すでに更新停止されていますが「玄松子の記憶」というWEBサイトがあります。むかしここで名前を拝見し、いずれ行こうとは考えていました。

登りはじめてみると、意外と急坂です。大阪市内はどこまでも行っても平地だとおもいこんでいたので、こんな坂があるのだと驚きます。

生國魂神社 - Wikipedia

この生國魂神社が祭神とする生島神(いくしまのかみ)・足島神(たるしまのかみ)は、国土の神霊とされる。両神は平安時代に宮中でも常時奉斎されたほか、新天皇の即位儀礼の一つである難波での八十島祭(やそしままつり)の際にも主神に祀られた重要な神々

「玄松子の記憶」には「大八州の神霊」「国魂信仰の本宗」とあり、そんなたいそうなものが大阪にはあるのかとおもいつつ、紹介されている神紋をみると三つ巴紋と橘紋です。

橘紋といえばまず、豊玉彦(豊国主・豊前坊)の一族をうたがいます。これが社家や崇敬者・奉納者由来のものでなければ、少なくとも生島神・足島神のいずれかは、豊玉彦を祖にもつわけです。

生國魂神社 - Wikipedia

創建
社伝では、神武天皇(初代天皇)の東征の際、天皇が摂津国難波碕(現在の難波宮跡、大坂城付近)に生島神・足島神を鎮祭したのが創建という。 

ここでヒントとなるのは、この神武天皇とはだれか?という点です。玉垂宮神秘書では、住吉三神の中筒男尊を神武天皇としています。

玉垂宮神秘書を受け入れる側と、はなっから馬鹿にする側が分かれるのは、この点です。というのも別の場所には底筒男尊(高良玉垂命)は足仲彦亡きあと神功皇后を妃としたとあり、世代が合わなくなります。この点をもって「神秘書に振り回されると逆にわからなくなる」と吠える有名どころの九州王朝論者もいるくらいです。

崇神天皇 - Wikipedia

また『日本書紀』における神武天皇の称号『始馭天下之天皇』と崇神天皇の称号である『御肇國天皇』はどちらも「はつくにしらすすめらみこと」と読める。「初めて国を治めた天皇」と解釈するならば、初めて国を治めた天皇が二人存在することになる。

1972年に出版のさい、原文を現代語に翻訳した熊本大学・九州大学の先生方が気づかないわけはなかったとおもうのですが、要は、カムヤマトイワレヒコ(本当の神武天皇)とミマキイリヒコ(中筒男尊・崇神天皇こと背乗り現王朝の元祖)をわざと混同したのが玉垂宮神秘書とかんがえるのが、私の立場です。

住吉神社 (下関) 住吉荒魂本宮

この立場だと、三つ巴紋の出所は中筒男尊(崇神天皇ことミマキイリヒコ)がメインの神社は、水巴紋や流れ三つ巴紋が多いため説明がつきます。

母親の玉依姫の親は豊玉彦ですから、橘紋に縁があります。

国祖としてミマキイリヒコ(中筒男尊・崇神天皇)がパパとママを祀っていたが、記紀というでっちあげに自ら洗脳され、裏歴史の記憶がうすれて後世にはわからなくなったとみて間違いないでしょう。

ただ、中筒男尊の父である大山咋(大物主)といえば、日吉大社といい松尾大社といい葵紋です。この葵紋が、大物主だった時代の紋(大国主が殺され、大山咋になってからは別の紋章)だと整理ができれば、もっと話は簡単なのですけどね……。

拝殿には菊花紋しかなく「玄松子の記憶」でみた三つ巴紋と橘紋はどこかとあれこれ捜し歩いたあげく、なんとかパンフレットに印刷されているのをみることができました。

 

高津宮 - Wikipedia

つづいては高津宮を訪問します。門扉の五七桐紋は秀吉由来かもしれませんが、ここでみかけるとうれしいものです。

九州王朝で五三桐紋は神功皇后・五七桐紋は玉垂命がもちいます。玉垂宮神秘書では、玉垂命が神器を授かった鵜葺草葺不合命(うがやふきあえず)から、神器といっしょに継受したのが桐紋とされています。偶然かもしれませんが、じつに素晴らしい。

ここには「比売古曽神社」があります。

比売語曽社 - Wikipedia

比売語曽社(ひめこそしゃ)は、大分県の姫島(東国東郡姫島村)にある神社である。

祭神の比売語曽神について、『日本書紀』では、垂仁天皇の時代に、意富加羅国(おほからのくに。現在の朝鮮半島南部にあったと考えられている。)の王子の都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が、白石から生まれた童女(阿加流比売神)に求婚すると、美女は消え失せ、都怒我阿羅斯等が追いかけると日本に渡り、摂津及び姫島に至って比売語曽社の神となった

大分の姫島にも同名の神社がある点だけがクローズアップされがちですが、その周辺部の神社を訪問しなくては、この存在はみえません。

田川郡香春町採銅所 現人神社 - 美風庵だより

田川郡香春町香春 香春神社 - 美風庵だより

小郡市大崎 媛社神社(七夕神社) 再訪 - 美風庵だより

佐賀県鳥栖市姫方町 姫古曽神社 - 美風庵だより

都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)とはミマキイリヒコ(中筒男尊・崇神天皇)の別名であり、ケツを追いかけ回したのは、アカルヒメではなくその娘 市杵島姫のほうだろうと推測できるわけです。

九州でケツを追いかけ回された市杵島姫が、はるばる大阪でも比売古曽神として祀られているのを目の当たりにすると、大集団で、九州から関西に移民してきたのだと実感がわきます。

最後は、東高津宮というお宮さんを訪問して、終了です。

もとは、今日の1社目である生國魂神社の南側に位置していたが大阪城築城のさいに移転してきたという話もあり、最初からここだというわけではないようです。近鉄上本町駅のあたりだったというwikiの解説もあります。

南海難波駅から近鉄上本町駅まで、3社めぐって、今日の神社めぐりは終了です。

近鉄上本町駅で電車を待ちながら、修学旅行で母集団と3人はぐれ、事前にもらったプリントに「最悪ここに自力で戻ってこい」とあった場所をみせつつ「ちかてつかみほんまちってどこですか」と訊き、知らぬおじさんから(実際の口調は忘れましたが)「九州から来たとはいえこんなのも知らないのが子供だけで町を歩いているのか」と言われたのを思い出します。

2駅さきの難波までいったん戻り、むかし顔を出したことがあるお店とか残っていないか、なにげにぶらぶらして、演奏会までの時間を過ごしました。

「日本センチュリー交響楽団 第268回定期演奏会」

日本センチュリー交響楽団 第268回定期演奏会 - 美風庵だより

演奏会の感想は、わけて掲載しましたのでそちらをご覧ください。

朝から大慌て(>_<)

演奏会終了後、ザ・シンフォニーホールちかくのビジネスホテルに泊まりました。値段で並べ替えて2番目に安かったところにしたのですが、お部屋は意外と立派でした。

とにかく妙に眠いのは、ひさしぶりに都会に出て緊張しているからだろうとやっと気づきます。ひとの多いところは、疲れます。

8時に起きてチェックアウトして大阪駅まで歩きます。

新大阪駅まで移動して、新幹線乗り換え口に行きICカードをかざすとエラーになります。わからず駅員さんに訊ねると「スマホで元の情報をみせてください」と言われ、予約画面をひらいたら「そりゃ無理ですよこれ16日じゃないですか」と言われます。なんと、予約1日ズレてました(>_<)あひゃーーーー

その場で、15日の同じ便に予約変更したら、運がいいのかわるいのか、なんと窓際の席を確保できました。乗り込んで荷物を床におき、上着を壁の上着掛けにかけていると、アナウンスで「本日指定席満席のご予約をいただいております。座席番号をよくご確認ください」と3回ほどくりかえています。すべり込み?

小倉で下車して、車で甘木まで帰宅しました。

入場券を買う。

兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC) ニューイヤーコンサート in 久留米 | 久留米シティプラザ

オーケストラ・キャラバン~オーケストラと心に響くひとときを~兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)ニューイヤーコンサート in久留米
日時:2023年1月7日(土)15:00開演(開場14:15)
会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール
[出演] 
指揮:阪哲朗
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)
ピアノ:小林海都
[曲目]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」

帰宅すると、たった2日なのに郵便受けにいろいろ郵便物が入っていました。

風呂にはいって寝たかったのですがどうもそういうわけにはいきません。

持ち帰った洗濯物と着ていった服をすべて洗濯して干し、着替え直して久留米に出ました。

久留米シティプラザ | KURUME CITY PLAZA

帰り、六ツ門のシティプラザの前をとおりかかり、1月7日の演奏会のポスターをみて、入場券を1枚購入します。

なんせ3,000円ですからね。やっぱり近場はありがたいです(^^♪