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赤貧がいろいろ訳知り顔で書くよりも、現地の案内板をそのまま掲載しますのでまずはお読みください。
羽白熊鷹(熊襲)が奉斎した神は妙見さまであり、本拠地に踏み込んで征伐したのが神功皇后軍であることを示しています。要は、妙見信仰をもつ熊襲のほうが先住者だったことを明らかにしています。
熊襲とはなにか、神功皇后軍とはなにか、これまでにもこの日記でだいぶ書いてきた気がします。こうやって仮説を補強する資料が出てくると、うれしいものです。
福岡県神社誌では、愛宕神社にはカグツチが祀られているとされます。カグツチとは、金山彦の別名です。天之御中主からみて、娘婿にあたります。
しかし赤貧が気になったのは、愛宕神社の隣にある「天満宮」でした。福岡県神社誌では「天満神社」とされ、菅原神、倉稲魂神が御祭神と記載されています。菅公と豊受姫を祀る神社なのに、なぜか、もうひとり祀られています。荒神様に見立てたカグツチ(金山彦)の御姿です。天之御中主は女性なので、この御姿のはずはありません。金山彦と豊受姫を従えるほどの大物とは、誰でしょうか。これが菅公にはどうもみえないのですが……。
おそらくこの神社の本当の御祭神は、この菅公に偽装された誰かでしょう。それは、天之御中主とも親密な関係でなくてはなりません。誰?
(2019.09.03訪問)