松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年5月28日(火)の日録。

雑談のメモ(1)

きちんと筋道たててまとめる気力がないため、5月25日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。

「ドル円300円で日本大復活」?

「「霞が関埋蔵金」についての講習会をすごく勉強になるからと勧められて、俺たち二人とも2回は聞きに行った。そのあと、文部官僚だったK教授のところに行って感想を話したら「国会には古くは池田勇人先生、現役なら宮澤喜一先生をはじめ、その男よりはるかに上の立場から政治家に転身した大蔵官僚OBがいっぱい居ます。誰も気づかないし話さないなんてことがありうるか?」と言われた。言われてみればそのとおり。べつに我々はセンセイどもにご注進する身分と言うわけでもないし知らんぷりしていたら、甘い話と打ち出の小槌にセンセイどもがこぞって飛びついた。結果は大惨事。あのとき講演を最前列でありがたく聞いていた連中、今でもだれか代議士で残っているか?」「小室直樹先生が田中角栄先生の発言として言われていた、防共の防波堤とするため日本に宗主国が行った究極の特別扱いがドル円360円だったわけ。傾斜生産方式金の卵、積極的な技術移転に朝鮮特需。なんといっても防衛力の肩代わり。小室先生が角栄先生の話として伝えられた、いまじゃありえない最恵国待遇があって、そのうえでの円安。国内にある資源を有効活用して稼いだ外貨で必要なものをつくる、金の卵と呼んで、労働者は職にあぶれた農家の次男三男を国内調達することが可能だった。いま、国内炭の生産を復活したところで、それでどのくらいエネルギー源が代替できるのか?少子化で子供がいないのにどこから労働者連れてくるんだ?」「円安ということは安く買いたたかれに行くわけだから、日本にわざわざ外国からやってきてくれる労働者のランクも落ちてくる。移民政策やったってへんなのしか来ない。埼玉のどっかで暴れてるだろ?ああいうの。有り余ってるのは「働かない・働けない・働く気がない」年金ジジババという現状で、イノベーションどころではない」「かりにホワイトカラーをAI革命で片っ端から現場追放したとして、AIではできない身体をうごかす労働、いわばブルーカラーに強制全員配置換えなんて、たぶん独裁国家でもデモが起きる」「団塊の世代だけでこれなんだよな。俺ら団塊ジュニア世代まで年金支給層になったら、どうなるやら」「だから高齢者の定義を変えよう。70歳からにしようと言いだした。」

自殺を罪とするのはやめたらどうか?

 (自殺関与及び同意殺人)
第202条
人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、6月以上7年以下の拘禁刑に処する。

刑法第202条 - Wikibooks

「俺らが学生のころ習ったとおり、自殺は自らにたいする殺人で違法なんだよね。もう死んだ人間をこれ以上処罰しようがないから、罪に問わない。刑法が自殺の手助けをしたら罰するとするのは、条文はないが自殺そのものが自らを殺す違法な行為だから。これはもう以前から言ってることではあるんだけど、先が見えてきてそれでも死ねない、他人に手助けさせれば協力者が逮捕されるから巻き込めない、自力で確実に死ねる方法がほかに思いつかないから、あいかわらず列車に飛び込むやつとか、ビルからダイブするやつとか、出てくる。人生詰んだら、自分の意志で投了する権利があってもいいはず。自殺に関しては違法性阻却(違法行為ではない)とするだけで、楽になるひとも増える。なるべくならだれもが生きられる世のなかがいいに決まっているけれど、現実に詰むことはありうる」「おそらくそれを認めたら「貧乏人はタヒね」を政治が公認することになる。日本より年金の法制化が遅かった韓国で、年寄りの自殺率がべらぼうに高い。これから人口オーナスがさらにきつくなる日本で、円安インフレで実質的な年金減価政策がすすめば、社会問題になるだろうね。国家は上手いこと、世界的潮流に沿って安楽死を認めましょう、とか言い出しかねない。個人的には自分で人生を投了する権利はあっていいと思うが、おそらくろくな使われかたはしない。反対」

どうやって養うのか?

「鯖などの青魚は、一部の高品質なものは来日外国人が高く買ってくれる。ところが等級の劣るものは、すでに外国に勝てていない。ほとんどが量を必要とする新興国にまわっている。日本人が北欧産の鯖を喜んで買うように、資源管理では負けている」「軍事力がないので周囲になめられっぱなし。漁場を荒らされっぱなし。ほんとうはね、核武装したらいい。手を出したらぶち込むぞ、火の海にしやがったらお前んとこも地獄をみるからな、とやればいい。舐めてかかったら殺されるとおもえば、荒らさない。それに少子化で自衛隊さん増強しようにもひとが居ない。まさか杖ついて歩くようなジジババを徴兵もできない。並べれば威嚇できるんだから、核武装がいちばん安く済む。小室直樹先生のおっしゃるとおり、日本軍は自分たちの到達点と手の内をあかしたがらなかった。すごい技術と軍艦があるとアピールしない。結果、抑止力としてまったく機能しなかった。その点、米ソは上手い。隠し玉の性能をわざと上乗せして垂れ流して他国をけん制した。スパイ合戦やな」「買い負けが問題なら国内で養殖すりゃいいと言っても、餌が輸入」「牛や豚の飼料も税金投入で支えている。助成が終わる電気代のようにいずれどこかで支えられなくなる」「統制経済になるので声高には言えないが、遊休農地、空き地、空き家、ぜんぶ国家が接収して農地にするくらいしないと」「死んだばあさんが尋常学校の校庭でイモつくってた話してたけど、無理だろ。いまの若いのに、コメとかパスタが食いたかったら金持ちになれ、貧乏人は我慢して3食イモを食えとか言ったら自殺するぞ」「窒素・リン・カリがNPKで三大肥料な。知ってるだろそのくらい。リンをどこから調達するんだ?過リン酸石灰って、アメリカ、中共、インドで世界の半分以上。下水道から再生する技術もやってるが、基本、原料を外国から買わなきゃ国内でつくれない」「下水から肥料をつくる試みはもっと補助金出して大々的にやっていいと思う。下水肥料を買い上げて肥料会社に公定価格で売り付けて混入を強制させる。右肩上がりの拡大市場なら、自由競争にまかせてよいが、縮小市場のもと、分配を重視するなら統制経済に走るしかない」「政治家は絶対に言えないし、学者とか文化人あたりでも社会的に抹殺されかねないから書けないが、団塊世代と我々団塊ジュニアがあらかたかたづくまで、どう縮むか、切り棄てて次世代をしっかり温存するか、現実をみないといけない」「そういう意味ではだれがやっても政治は冷酷にならざるを得ない。だから野党は与党になりたくないから国民から馬鹿にされるような言動に走るし、与党はいま稼げるうちに荒稼ぎ。国民より先に役人がかみくだいて現実をご進講してくれる立場。やつらの行動は行く末そのもの」

 

28日の記録。

今日もそうめんを朝食にいただきます。昼弁当を解凍し、水筒と神棚のお供え用に紅茶も淹れました。出発まで時間があるので、日記の下書きを1時間ほど作成してから、出勤しました。

晩飯はもやしと冷蔵庫内の余りもので「ぶたじる」をつくりました。豚肉がはいっているからぶたじると言うことにしていますが、量が一番多いのは「もやし」なので、豚入りもやしの味噌汁でもいいかもしれません。