じつは日本語版はあまり好きではないのです。
以前にもどこかで書いた気がするのだけれど。 - 2023年9月26日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」 (hatenadiary.jp)
フランス語版の「インターナショナル」に関して書いた話のつづきです。
この「インターナショナル」、有名な日本語版があります。
俳優で翻訳家だった佐々木孝丸さんの訳詞（というより翻案・作詞）です。佐々木さんは特撮ファンならだれでも知る「妖星ゴラス」の総理大臣役だったかたです。
じつはこの日本語訳、歌いやすいようかなり中身が書き換わっています。
どうやら佐々木孝丸さんの日本語訳はいまだに著作権が有効らしいので、各自でgoogle先生にお尋ねしてもらうなり、上記のyoutubeで歌詞を読みながら模範合唱を聴いていただければとおもいます（直接引用する度胸がありません）。
Debout, les damnes de la terre
立ち上がれ、この大地の惨状に
Debout, les forcats de la faim
立ち上がれ、飢えたる者よ
La raison tonne en son cratere
知性の叫びが火口からとどろく
C'est l'eruption de la fin
世紀末の噴火だ
Du passe faisons table rase
過去をきれいさっぱり消し去ろう
Foule esclave, debout, debout
民衆よ、奴隷よ、立ち上がれ、立ち上がれ
Le monde va changer de base
世界が変わろうとしている
Nous ne sommes rien, soyons tout
何も持たない我々が、この世界のあるじとなるのだ
C'est la lutte finale
これが最後の戦いだ
Groupons-nous, et demain
明日のために団結せよ
L'Internationale
インターナショナル（こそ）が（国家を超えて）
Sera le genre humain.
人類（の歌）となる
Il n'est pas de sauveurs supremes
創造主なんかいるものか！
Ni Dieu, ni Cesar, ni tribun
神もシーザーも将軍もいない！
Producteurs, sauvons-nous nous-memes
我々が自らのあるじとして行動しよう
Decretons le salut commun
自らで自らを救おう
Pour que le voleur rende gorge
泥棒どもは（滅ぼされ）亡くなる
Pour tirer l'esprit du cachot
（我々の）あるべきこころ（精神）を牢屋から解き放て
Soufflons nous-memes notre forge
自らを鍛冶場で吹こう→知性を情熱へ向けよ
Battons le fer quand il est chaud.
鉄は熱いうちに打て→いまやらなければ、いつやるのだ！いまでしょ！
フランス語の原曲を、かなり怪しい語学力で和訳（らしきものに）してみましたが、先日紹介した「ラ・マルセイエーズ」同様「体制をぶっ壊して自らのあるじは自分が決める」「この世のすべてを白紙にする」とうたっているわけで、左翼・右翼というのは遠いようではじまりはそっくりだったということがわかります。
佐々木さんの翻訳は、戦前の世相を反映し
「Nous ne sommes rien, soyons tout（
何もない我々が、世界のあるじとなる）」
「Producteurs, sauvons-nous nous-memes
（我々が自らのあるじとして行動しよう）」
「Decretons le salut commun（自らで自らを救おう）」
という、おそらくこの歌の一番のキモが抜けています。
菊タブーですね。
個人的には、無理に日本語にあてはめず、フランス語原詩で歌を覚えてほしいところではあるのですが、無理でしょう。
やっと５軒目にしてセイカの「南国白くま」発見。
九州名物。 - 2023年10月4日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
昨日からセイカ食品さんの「南国白くま」を探し歩いていたのですが、やっと駅前のウェルシアプラスというお店で発見することができました。ただし、カップアイスではありません。残念。
「白くま」は鹿児島・天文館発祥のれっきとした九州名物ですが、「白熊」という商標は1999年に林一二商店（センタンアイスクリーム）が登録しています。それに対抗してセイカ食品が「南国白熊」で商標登録し、2002年に林一二商店側が商標の無効審判を請求しました。当時、地元紙でもこの話が取り上げられました。
結局、（あくまでも噂なので差し引いて読んでいただきたいのですが）地元鹿児島からの多大なクレームのせいかどうかはわかりませんが、請求取り下げとなり、現在に至ります。そのため「白くま」は林一二商店に使用料を払って各社名前を利用し、セイカさんは「南国白くま」で別ものとして売っています。
たぶん、そのうちセイカ食品さんのカップアイスも入荷してくるでしょう。味についてはその時また感想を。
４日の残りの記録と、５日朝の記録。
事業所から空をみあげると、今日も雲は不思議なかたちをしていました。暑くもなく寒くもない、なかなかの環境ですが、おひさまはありません。
知人事務所で眠ったままになっていた、1986年収録のゴールドCDをもらったので、行き帰りに聴いています。当時、金蒸着で音質が改善していると言われたものですが、そもそも通常のアルミ蒸着盤を聴いていないため、どの程度良くなっているのかもわかりません。
いまの充実した秋山さんの響きを知っている身としては、かなりテンポが早いな、という印象をうけます。
5日は、午前3時には起床していろいろ片づける予定だったのですが、起きてみたら5時すこし前でした。あせってメールチェックしつつ、でかける準備をします。
オールタイムヌードル すっきりした味わい しょうゆラーメン -イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ) - イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ)
ゴールドCDといっしょに、「まいにち味噌ラーメンじゃ飽きるでしょ？差し入れ」と称して、イオン系列のお店で売っている安い醤油ラーメンをひとつ、知人事務所のかたからいただきました。
紙袋にガムテ貼りで「まさか時限爆弾？」とおもいつつ開封したら、なんとラーメン。
せめて、いま500円台の「出前一丁」とか、そういうのにしてもらえませんかね……。いや、どうせならもっと高級食品でもよかったんだけど……。
というわけで、今朝もまったく絵面は変わりません。
弁当を準備して、出かける前の空き時間で3合ご飯を炊いて、次の弁当の準備をします。種をとった梅干しを最初から混ぜて炊き込み、ごはんを酢飯にすることにしました。美味くはありませんが傷むよりはマシです。
280gになるようはかって、タッパーウェアに詰めます。塩昆布などを上に乗せるのは、帰宅してからすることにして、とりあえず冷凍庫に放り込み、家を出ました。
懐かしいかたから連絡あり。
国家がマスゴミ使って（一部とはいえ）自国民のネガキャン垂れ流してるふざけた話。 - 2023年10月2日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
まだ政権奪取まえ、当時の民主党と連合がインボイス導入を推進していたころの記憶を共有しているかたから、ひさしぶりに連絡をいただくことができました。
2009年の政権交代まえの、まだあれこれ曲がりなりにも物語を描こうと努力していた時代です。笑っちゃうことに10年以上経ち、我々をボロカスに言っていた自民党さんが自分で実現してしまいました。
残念だね。
悪夢を招いた連中の真似するんだ。
反対してたの誰だっけ？
問題は、外国のように免税点と対象範囲を段階的に縮小して手を付けず、そのまま制度を上乗せしちゃったことで、結果としてこういう惨事が起きるわけです。もしかすると我々の側が当時やっても大惨事だったかもしれません。いまの状況をみるとそうなった可能性大だなともおもいますが、すくなくともあそこまでなんでもかんでもボロカス言われる筋合いはなかったな、とあらためておもいます。
