松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

宗像市原町 原神社


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現住所は宗像市原町2199番地です。「原町」という大字は1978年に成立しているため、福岡県神社誌では「宗像郡南郷村大字野坂字榎ヶ元」と記載されています(わかんなくて探しました)。

原神社

安政2年(1855年)に建立。軻遇突智命・菅原神・素盞嗚尊が奉られている。境内には疫神社(2神社)と天満神社の三社も奉られている。参道である石段からは許斐山が臨め、本殿も同山を向いて建築されていることから、許斐山との結びつきを意図して建立されたとも考えられている。原町の元旦祭(1月)・御祇園祭(7月14日)・お宮座(10月)の地域行事が境内で行われ、原町の総鎮守の性格を持つ神社である。

創建が1855年(安政2年)と、比較的新しい神社です。

この原町が本格的に市街化しはじめたのがそのころということなのでしょうが、はたして今の造成地や新興商業地で、MY神社を創建したいと考えるかどうか、あまりの時代と意識のちがいに少々考え込んでしまいました。

神輿庫でしょうか?

案内板のとおりだと3つ境内社があるはずですが、2つしか石祠を発見できませんでした。

もしかすると社殿に集約(併合)され、ここに在るのは後年持ち込まれたものかもしれません。

おどろきました。

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過去の訪問履歴をいくつか挙げてみましたが、横広の拝殿に、本殿・渡りと同じ幅で梁を2つ渡し、3つに分けて格天井を張るのは、小笠原藩領でよくみかける様式です。

まさか宗像でこれをみるとは……。

たまたまなのか、それとも雇った宮大工が小倉や田川から連れてきたひとだったのか……。

幟旗の柱がくくりつけられています。格天井が張ってあるため、天井に収納することはできませんし、床下も仕舞いにくいのでしょう。

福岡県神社誌:下巻387頁
[社名(御祭神)]原神社(軻遇突知命、菅原神、須佐男尊)
[社格]無格社
[住所]宗像郡南郷村大字野坂字榎ヶ元
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.09.26訪問)

訪問当日の様子はこちらに掲載しています。

9月26日の日録 - 美風庵だより