松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年2月6日の日録

焼き芋の夢

昨日(5日)も、今日も、焼き芋をめぐんでもらう夢をみました。

何年後の姿でしょうか。

知らない公園だったり、どこかの山のなかで座りこんでいます。

私がいまローテーションで着ている背広はよれてボロボロになり、何日風呂にはいっていないのかわからない状態です。洗濯石鹸すら買えないのかワイシャツの襟も黄ばんでいます。散髪にいけず自力でハサミをつかいカットしている白髪は汚れと日焼けで変色しています。爪切りすら持たず、どこかで拾った裁縫ばさみ(散髪も動物撃退もぜんぶこれ)で爪を切って、短くなるまでコンクリート塀にこすりつけています。まるで猫の爪とぎのようです。

寒いなぁ、川で頭を洗ったら、風邪ひくなぁ……。

そんなことをかんがえながら空をながめていると、

「こんなところでホームレス(or「乞食」or「物乞い」)になったか。哀れやな。ホント、バカの行く末や。死のうとおもって死ねるもんでもないしな」

と言いながら、

20年勤務した市役所をパワハラで追い出した男や、

目の前で「こがん仕事できんやつしか連れてこれんのですか!」と元請に電話して委託料値切ろうとした奴とか、

犯罪(着服、ポッケないない)に加担するよう話を持ち掛けてきた奴とかが、

なぜか、一本ずつ焼き芋を恵んでくれます。ソフトボールのバットくらい太いサツマイモです。

しかも、食いかけを渡すのかとおもいきや、ちゃんと新品が新聞紙やアルミ箔でくるんであります。

とはいえ、彼らの視線は人生終わった人間への哀れみと、見下し優越感満載でした。たかが夢なのに、こんなにみじめなら死んだほうがいい、とおもってしまいます。

パクパク食って「ああ、トイレ行きたいなあ」とおもった瞬間、ここで二日とも目が覚めました。

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どうやら現実にもなにかもらえるっぽいです

夢判断って、どこまで当たるんでしょうか(゜゜)

ようわからん……。

 

癸卯年とは

なにも知らない一般人が書くなら、それはたんなる縁起担ぎですまされます。

ところが占い師を名乗っていながら「卯年はウサギのように跳ねる飛躍の年」なんて、脳天気に書いている文章をみかけます。

「癸:みずのと」は「雨」であり、「卯」は「木、4月の芽吹き」を指します。

寅(木、3月)に比べればだいぶ暖かくなり、やっと芽吹きはじめたころです。アスファルト舗装に慣れすぎると季節感がわからなくなりますが、雨で地面はぬかるんでおり、動物にかじられたり人間が引っこ抜けば、将来どんな大木になる木々でも、すぐ枯れてしまう状況です。

やっとこ歩き出した乳児みたいなものです。将来はオリンピック選手になるかもしれないし、ノーベル賞とれるかもしれませんが、まだ自力でメシが確保できるわけがありません。

胎動や芽吹きというのはプラスイメージでとらえられがちですが、死から再生してすぐでもあります。まだまだ勢いは本物ではありません。壬寅年よりかはマシかな?くらいでかんがえるべきなのです。

2022年は壬寅年でした。「壬」は「海や河川」、「寅」は「木々」。海に浮かぶ流木のように、どこに流れ着くかわからない昨年よりか、ぬかるむ地面からあちこちに芽吹きがみられるほうが、少しはマシという程度です。

これって、五行や六十干支の読みかたの基本なはずなんですが、まさか知らないで自称占い師をやってるホームページ(ブログ)があるということでしょうか。さすがにそれは……。

 

いったん利確。再スタート。

https://www.gpif.go.jp/operation/34576289gpif/2022_3Q_0203_jp.pdf

2022年度の運用状況|年金積立金管理運用独立行政法人

GPIFの運用成績です。一般的な個人投資家(投機家)よりもはるかに巨額な資金をあつかい、しかも素人よりはやく世界の情報を知ることが出来る立場の官営投資機関ですら、2022年の結果はかんばしくありません。

投信積立のパフォーマンスも非常に悪く、含み益がどんどん削られている状態にありました。

完全に含み益が吹き飛んでしまっては元も子もないので、いったんすべて現金化しました。

それに合わせて、人口減少で先行きのくらい日本株の比率をさらに下げます。

ダウ連動の投信は、自分が積み立てていたものより信託報酬のやすいものが登場していたので、銘柄を切り替えました。

今回も、同一指標でも可能な限り複数銘柄(複数投資顧問会社)を選び、同じジャンルでも複数指標に分散するようにしました。

辛抱強く長期間保持し続けるのもありでしょうが、右肩上がりがのぞめない(期待できない)時期は、こつこつ利確して再投資し直すのも戦術です。

 

今日の運動経路

今日はまず、福岡市内にでました。それから知人事務所のかたに同行して、北九州市小倉南区に向かいました。用件終了後棄ててもらい、午後からの別件がはじまるまえに「神社めぐり」をしました。

北九州市小倉南区徳力5丁目 造化宮 - 美風庵だより

北九州市小倉南区徳力5丁目 大元稲荷神社 - 美風庵だより

約2年ぶりに、造化宮と大元稲荷神社を訪問します。

大元稲荷神社の正面向かって左は白菊大明神、右は最上稲荷、そして背後は狐穴です。

この両社は、饒速日命(にぎはやひ)の末裔を名乗る宗教家が、物部氏の視点で内宮・外宮を換骨奪胎してみせたお宮さんです。九州北部で神社めぐりをしていると、むしろこれが正解にみえてきます。それにしても気温はそこまで寒くないのですが、とにかく突風が吹き荒れます。

ふたたび北九州モノレールに乗り込み、企救丘駅で下車します。

1社目の「高松神社」です。先行踏査されたかたのブログ等でも由緒不明とあるのですが、おそらく、社殿(神棚?)の雰囲気から高松稲荷(最上稲荷)ではないか?と推測します。

2社目は「綿津見神社」です。鳥居の扁額は「龍王社」とあり、八大龍王と同一視された海神 豊玉彦が、もともとの祭神であったとおもわれます(福岡県神社誌では複数の御祭神が居ることになっています)。

3社目、六社神社です。福岡県神社誌では「六社大神社」とあり、現地の案内板からみても、六柱の御祭神を祀るから六社神社でよいかとおもいます。

4社目、猿田彦を祀る白髭神社です。

お役目を無事に終えられた後、猿田彦大神は天鈿女命と共にご自分たちが安まる宮殿を天鳥船(アメノトリフネ)に乗り、捜し求め「この丘は朝日の直射す、夕日の日照らす丘なり」と現在神社の建つ丘に暫くご休息になりました。大神達はその後、伊勢の五十鈴の川上に鎮まりましたが、里人は大神達が立ち寄られたこの丘を神聖な地と崇め、天児屋根命、太玉命を合わせ祀って白鬚大神と称え、社殿を造り産土神(ウブスナノカミ)としました。

案内板の一部だけ文字起こししました。

お御手洗と比良夫貝

古くから湧き水が自然に溜まった神池で「お御手洗(おみたらい)」と呼ばれ、以前は「比良夫貝」と言う二枚貝が生息しておりました。日本神話によりますと猿田彦大神は比良夫に手を挟まれて水中に引き込まれ没したと伝えられています。
この地が猿田彦大神といかにゆかりの深いかを物語っています。
残念ながら現在は環境の変化で生息していません。

猿田彦大神とかかわりのある池 -比良夫(ひらぶ)貝伝説地- 福岡県北九州市小倉南区蜷田若園 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

先行踏査では草ぼうぼうでしたが、除草作業後で冬ということもあってか、池の全景をながめることができました。

一般的には伊勢の海で貝に引きずり込まれてお亡くなりになったはずの猿田彦さんは、なんとここで亡くなったというのです。

貝の名。タイラギというが未詳。

比良夫貝(ひらぶがい)とは? 意味や使い方 - コトバンク

本居宣長は、比良夫貝をタイラギではないか?としたそうです。ただ、タイラギは海に居る貝で、池のはずはありません。上掲の案内板では、でかいシジミのようにみえます。これはいったい……。

石田」バス停から小倉・砂津行のバスに乗り、平和通りで下りて知人事務所に戻りました。

googleマップでは最初2.8kmと表示され、そんなもんかと歩いてみたら、なんと4km超えていました。どうやら、googleマップのいう2.8kmというのは直線距離だったのではないか?という気がします。約80分の運動でした。