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福岡県神社誌には記載がありませんでしたが、ゼンリンに掲載されているので訪問してみることにしました。
神理教という宗教法人の敷地内にある神社です。
ここの宗教法人の名前を、以前この本で知った程度で、まったく人生において接点はありませんでした。もし誰かに呼び止められたら事情を話せばよいと思い、幼稚園の横の車道から、千本鳥居のある石段をあがっていきます。
石段をあがっていくと、どこかからホウキで掃除をする音がします。作業中の方とすれ違ったら、一般人だが入らせてもらっている旨を伝えよう……そう思いつつ、結果として誰にも会わずにお稲荷さんにたどり着きます。あのホウキの音はなんだったのか……。
どうやら教祖宅の屋敷神だったようです。
わざとこの日記には掲載しませんが、正面向かって右手に最上稲荷（岡山市にある日蓮宗のお稲荷さんですね）、左手に白菊稲荷（伏見稲荷にあるお稲荷さんですね）が祀られています。社殿の裏には、神使の白狐が住む穴ぐらもあります。
仏教系のお稲荷さんと神社系のお稲荷さんの両方の中心に、白狐をいつでも使えるように豊受姫が居る、という構図です。神宮の外宮を勧請したというわりには、あまりにお稲荷さんの姿をしています。
……あまり書くと宗教法人のかたに叱られる可能性があるのですが、このお稲荷さんは、ある意味、外宮を換骨奪胎する挑戦状でもあるのです。
このお稲荷さんと同じ敷地内に在る「造化宮」が、それを示しています。
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[福岡県神社誌（抄）] 記載なし（発見できず？）
[社名（御祭神）]？
[社格]？
[住所]？
[境内社（御祭神）]記載なし。
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（2020.02.11訪問）
