以下、ウクライナ情勢については日経電子版などを読んで得た知識のみで書いています。事実誤認あるかもしれません。むろん、最新情報などは含まれていません。
ひさしぶりにみかける名前。
2022年2月23日 2:00 [有料会員限定]
(略)
ポーランド国境まで車で約1時間半のウクライナ西部リビウ市。陸路での国外退避も可能なことから、親ロシア派武装勢力とウクライナ軍が対立する東部や首都キエフから続々と市民らが避難している。
オーケストラの指揮者として日本で活動するタラス・デムチシンさん(37)は、リビウ市で独り暮らしをしていた父(73)を心配して1月に帰国し、一緒に暮らす。「緊張感は着実に高まっている。有事には父を連れてドイツやポーランドなどへ逃げるが、自分の故郷を守りたいという気持ちも強い」
むかし、九州交響楽団の定期会員をしていたころ、首席クラリネット奏者として活躍されていたかたです。定期会員をやめたあといつのまにかメンバー表から消え、現在は指揮者転向されたというところまでは聞いていましたが、まさか日経電子版を読んでいて朝から名前をこういったかたちでおみかけすることになるとはおもわず、驚きました。
ウクライナではキエフや東部、南部では公用語に指定されていないロシア語が日常的には最も使われていたり、ウクライナ語とロシア語を併用している地域が大半であるが、リヴィウではロシア語が使われることは稀である。住民のほとんどはウクライナ語のみで日常生活を送っている。そのため、ウクライナ語文化の首都とされている。
なるほど、生粋のウクライナ人ばかりが住むエリアなんですね。
分断国家
ウクライナ地図:ネイティブなロシア語話者が多数を占める地域を赤で示す(2001年国勢調査)
ウクライナ侵攻の根底は、炭鉱開発や軍事、工業、ガス田利権でロシア人がどんどん入植して発展したエリアと、ジモティさんが中心のほんらいのエリアが存在し、市区町村ごとに優勢な民族(話者)が違うという国情を理解する必要があります。
赤いエリアが勝てば、元ソ連共産党出身のひとが大統領となり、青いエリアが勝てば、反ロシア派政権が誕生する、ひとつの国だけれどひとつの国ではない状況がずっと続いています。
ロシアけん制のため、EU加盟とNATO参加をちらつかせて青いエリアをずっと支援してきたのがアメリカです。
(日本が中東の原油に金玉を握られているように)独仏はロシア産原油と天然ガスに金玉を握られていますから、この点、アメリカと温度差があります。
ミンスク2(英語: Minsk II)とは、2015年2月11日にベラルーシのミンスクで調印された、東部ウクライナにおける紛争(ドンバス戦争)の停戦を意図した協定である。欧州安全保障協力機構(OSCE)の監督の下、ウクライナ、ロシア 、フランス、ドイツがこの協定に署名した。2014年9月5日に調印されたミンスク議定書による停戦を復活させることを目的としている。
独仏がなんでここに出てくるかと言えば、いつまでもどんぱちやらかしてくれるとエネルギー調達が滞るという利害関係があるからです。
米バイデン政権 日本が輸入するLNG 欧州に融通できないか要請 | 米 バイデン大統領 | NHKニュース
アメリカのバイデン政権は、ウクライナ情勢が緊迫化し、ヨーロッパで天然ガスの調達が滞ることを避けるため、日本政府に、日本が輸入するLNG=液化天然ガスの一部をヨーロッパ向けに融通できないか要請してきたことが分かりました。政府内で慎重に議論を始めています。
いちおう焼け石に水であっても、仲間を増やすためのポーズはとっていますが、こんなので済むわけがありません。
というわけで、基本的にプーチンさんが押し切るのではないか、軍事侵攻もありうるだろうとはおもっていました。
金価格高騰。困った。
あおりをうけて、金価格が高騰しています。
純金積立で買える量が減り、じつに弱っています。
当時数千円で購入した10分の1オンスのメイプルリーフ金貨です。金運のお守りとして、穴守稲荷のお守りといっしょに毎日、背広のポケットに入れて歩いています。
これの小売価格がいまや28,000円に届こうかとしています。
値上がりしたならよいことではないかとおもわれるむきもあるかもしれませんが、現在も毎月3万ずつ定額で純金積立をしている身としては、少しでもはやくウクライナ情勢が落ち着いて、金価格も下がってくれるよう祈るばかりです(笑)
私が純金積立をはじめたころは、100gバー単位で現物引き出しできたのですが、いまや年間で20gバーが3~4本という状況です。
このままいくと、今年は2本がせいぜいかもしれません。困りましたね……。