「夢もなし 妻なし子なし やる気なし カネもなければ 死にたくもなし」
令和の六無斎、生活困窮者です。
2月23日の日録(稚児忘(ちごわすれ)登山 後編) - 美風庵だより
23日、我が家に念願の折りたたみ自転車がやってきました。
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すでに輪行袋は買って準備していました。数日前までは、土日は天気が悪くなる予想でしたので使うのは諦めていましたが、日ごろの行いがよいのか、雨マークではなくなりました。
7時に家を出て、西鉄甘木駅まで折りたたみ自転車で向かい、駅前のタクシー待機場で自転車を輪行袋に詰めました。肩にひもを掛けて背負ってみると、やっぱりペダルが邪魔です。これはもう持ち方でなんとかなるものではないのかもしれません。
西鉄八丁牟田駅に9時前に到着しました。さすがにお客の多い特急や急行で、場所をとって世間の邪魔をするのははばかられ、各駅停車で80分かけてのんびりやってきましたから、こんなものでしょう。
今回、自転車の組み立てに気をとられ、神社めぐり2社目を終えてGPSアプリを起動しました(笑)。そのため途中からしか記録がとれていませんが、それでも25kmの運動でした。路線バスが走る県道を往復して13kmのところを、寄り道をしながら倍近く走る。さすが生活困窮者、まさに基地外の行動といえます。
今回の昼食は、この白龍軒でチャーシュー麺(特製ラーメン)と替え玉をいただきました。
2017年4月に、前の仕事場を追放されたさい、退職祝いのシメに立ち寄ったラーメン屋です。むかし飯塚に「びっくりラーメン」という店があり、甘木に「宝来軒」という店がありました。あの味を思い出します。非常に古いタイプのラーメン屋の生き残りです。
ここに来るのは約4年ぶりで、むかしはこういう味のラーメン屋がいくつか残っており、懐かしい味わいを再び体験したくて立ち寄った旨を店主に伝えました。
13時過ぎに、西鉄八丁牟田駅まで戻ってきました。折りたたみ、輪行袋に詰めるのに10分ほどかかりました。たぶん、慣れればもっと簡単に出来るようになると思われます。
西鉄八丁牟田駅から、甘木行の各駅停車に乗りました。途中、読書の時間がとれるのが本当にありがたく感じます。
西鉄甘木駅を出て自宅に戻る途中、折りたたみ自転車を購入したお店に行って、折りたたんで輪行袋に入れるとペダルが足に当たる話をしました。
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「むかしブリヂストンが出していたフルサイズの折りたたみ自転車みたいな」というと、「言っている意味がわかったっ!」と言って、なんとその自転車が奥から出てきました(笑)店主のお父様が、ニヤニヤしながらペダルを折りたたんで見せます。そうです。それです。
すでに現行品ではないためブリヂストンの部品カタログにペダルの交換品は掲載されておらず、三ケ島製作所のカタログで似たものを見つけ、これを注文してもらうことにしました。
さらに電車に乗りやすくなりそうです。楽しみですね……。