生活困窮者です。
2月23日、戦前に廃村となった稚児忘集落を訪問してみました。
前編では、稚児忘集落の裏にある山「稚児忘」の山頂に到着し、三角点を確認したところまで書かせていただきました。後編は、下山編です。
下山する場合、来た道をそのまま戻るのがセオリーです。しかし今回は、事前に調べた情報をたよりに、稚児忘集落へ直接向かう林道を下りてみることにしました。
最初はそこまで酷い道でもなかったのですが、途中からはっきりと方向がわからなくなりました。
このときのヤマレコというiphoneで利用できるGPSアプリの位置表示です。オレンジの点は、先達のGPS履歴を示しています(ビッグデータですね……)。つまりここから下りる道がないといけないし、しかも、それは何故か途切れています。どうして?
しばらく現地を眺めていると、どうやらこの藪が、元は道だったことに気づきました。そして、それをすすむと、崩落しています。これではたしかに、諦めて引き返すわけです。引き返そうかとも考えましたが、なんとか道が見えていることもあり、先に進んでみることにしました。
ふたたび道が現れました。これが、戦前の地図にあった、稚児忘から長谷山に向かって山を横切る道の残骸でしょうか。とても夜はとおりたくない場所です。
その後もところどころで道がわからなくなっており、GPSに頼りながら少しずつ下山していきます。おそらく、大雨などで道が崩落したり、陥没したりしたのが誰も通らないためそのままになっており、それで分かりにくくなっているようです。
しばらく歩くと、地図にある林道に出ました。赤いものが見えたので近づくと、林業用の運搬車の残骸でした。むかしはこの運搬車で、山の間伐を行ったりしていたのでしょうか。
犬舎や鶏舎があった場所に合流しました。約2時間、山中をさまよっていたことになります。
今回の行程を終え、岩村神社の石段に腰かけて、パックご飯とレトルトカレーを固形燃料で温めます。気温が2ケタを超えると、固形燃料でも充分にお湯が沸くので、装備が簡略化できます。
カレーと、コーヒーをいただいてから、北辰社(白木神社)から自転車で自宅まで帰宅しました。
帰宅後、近所の自転車店に足を運びました。
シルヴァ | ブリヂストン グリーンレーベル | 自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社
モンベル | オンラインショップ | コンパクトリンコウバッグ フォールディングバイク用
やっと到着した折りたたみ自転車を受け取りました。マンションに持ち帰り、折りたたんだり、先日購入した輪行袋に入れてみたりしたのですが、どうもいまいちしっくりきません。もっといろいろ、輪行袋の使い方を研究する必要がありそうです。
沈丁花と南天を移動し、折りたたみ自転車は室外機の横を定位置にすることにしました。
どうもあいにくの天気が続くようです。さっそく電車に乗せて、輪行と洒落こみたかったのですけどね……。