美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

嘉麻市大隈町 祇園神社(須賀神社)




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もともとは、旧嘉穂郡嘉穂町役場(現在の嘉麻市役所嘉穂支所)のところにあったという話は以前きいたことがあります。役場建て替えの際に、現在地に移転したとのことでした。

奉納された絵馬の数といい、立派さといい、往年の大隈町の繁栄をしのぶことができます。

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社殿の瓦を見ていて、驚いたことに木瓜紋が埋め込まれています。まさか拝殿のいちばん目立つところの社紋を間違えるわけはありませんから、ここは木瓜紋を使う神様、つまり、玉垂命か、金山彦がお祀りされている可能性があるのです。

屋根のほかの部分は、五弁のいわゆる織田木瓜(正確には五瓜唐花紋)がはめこまれており、ちゃんと祇園社のかっこうをしています。

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これはいったいどうしたことだろう?と、両脇の石祠を確認します。

正面向かって右側の石祠は、なんと五七桐紋です。

住吉大明神(鵜葺草葺不合命:うがやふきあえず)でしょうか。

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正面向かって左側には「水守宮」とあります。水神様の石祠でしょうか。

境内にはほかにも複数の石祠や石碑があるのですが、主だったものはこの3つと言えます。

これまでずっと、大隈町の商店街を守ってきた祇園社というイメージしかなかっただけに、まさか木瓜紋や五七桐紋をここで目撃することになろうとは思っておらず、意外というほかありません。

この状況だけで推測するなら、祇園社となる前は、住吉神社か玉垂宮だったと考えるのが素直な解釈なのですが……。

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福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2020.08.16訪問)