松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年12月2日(月)の日録。

つがいとなる意味。

LINEで質問されたので今日も占いのお話です。

四柱推命で命式をたてたとき、10年ごとの大運のめぐりだけでは説明できないなにかがあったりします。

本人の命式だけをみても「どうしてこんなに出世街道をばく進しているのか」「もっといい人生ありそうなのになんでくすぶっているのか」という違和感です。

こういうときは「週の半分くらいは(あっはんうっふん)したり一緒に寝ている特定の異性がいますか。嫁でも彼女でも同棲でも愛人でもなんでもいいですけど」と質問します。

運気が上振れしていたり下振れしている男はだいたいそういう女性がいますので、その女性の生年月日を調べてもらいます。ペアでみないと、判断ができません。

ここ最近説明でつかうのは、アベベ&アッキード夫妻です。

実際やってみるとわかりますが、アベベもアッキードも言うほど良くはありません。

ただ、この2人、日主の力量にほぼ差がないという特徴があります。

日主の力量が同じかほとんど差がないもの同士は、良いほうにも悪いほうにも「掛け算」の関係となり、本人がもつ運勢をはるかに超えた結果を残します。

四柱推命はむかしの中国発祥の占いですから、お家存続子孫繫栄の観点からみて吉か凶かが判断の根底にあります。

その観点からいうと、男女おたがいの日主の力量に差がないほうがよいのです。

とはいえこれ、現実にはなかなか成り立ちません。

女性は「尊敬できる相手がいい」「お金持ちがいい」と言い、男性に「あざとかわいい」「若い」のがうけるのをみてわかるとおり、本能としては力量に差があることをのぞみます。そして本能にまかせてくっついた関係は、日主の力量が違いすぎて掛け算になりません。「割れ鍋に綴じ蓋」というけれど、むしろ現実には「割れ鍋に綴じ蓋」は成立しにくいのです。

そういう意味では、四柱推命は1,000年むかしの中国人が考えた人工交配の学問とも言えます。相性の良しあしが子孫繁栄を基準とするため、悪く言えば優生学にもつうじます。

有名人夫婦の生年月日をみると、占い師が介在したかどうか、わかります。

アベベ&アッキードは公式には上司の紹介ということになっていますが、安倍家か森永家のどちらかが占い師を雇って事前調査しているかもしれませんし、この上司に占いの心得があったかもしれません。

逆に四柱推命をやる占い師は介在していないだろうと思われるのが小室夫妻で、宿曜は栄親で心身の相性はよくても、日主の力量に差があるので社会的に爆発的発展はしないでしょう。

「仲良く楽しくやっていければいい。立身出世とか経済制覇とかじぶんには関係ない」というかたに四柱推命的な子孫繁栄お家存続が主目的の占いをつかっても仕方がありませんし、「宿曜で栄親という最高の相性らしいからきっと立身出世するだろう」という発想も正しくはないのです。

ここまで書いてピンとくるかたも居るでしょうが、四柱推命でも宿曜でも、特定の誰かとペアになることが運気を切り替える好機(or 人生転落のきっかけ)と考えます。

彼女とか奥さんとか愛人とか、その男女の関係が法律や社会的にどう呼ばれるものかは関係ありませんし、恋愛結婚だろうとお見合いだろうとカネの関係だろうと(最悪は略取誘拐だってあり得ます)くっつくきっかけすら関係ありません。

問題は、日主の力量に差がないもの同士でくっついて死に別れたとき、残されたほうはほんらいの力量に戻ることです。掛け算の相手がいないのですから、一般的には運気は落ちます。2×2なら4から2に落ちる程度で済みますが、これが9×9だったら81から9まで真っ逆さまです。

アッキードをマスゴミで見かけなくなったのも、要はそういうことにほかなりません。

逆から言うと、命式はよくない、大運もめぐってくる時期がよくない、見どころがない者同士であっても、つがいになることで人並み以上の運気に乗ることは可能です。

これを経験的にわかっているからこそ、科学が進歩しても占いとかいうある種のオカルトが根絶しないのには理由があります。

 

2日の記録。

iPhoneの「ヘルスケア」が示す歩数がどの程度あてになるものかわかりませんが、11月30日と12月1日はいずれも1日で17,000歩くらいです。そのためかどうかはわかりませんが、ふとももが痛くてしかたがありません。

そして昨日に比べると寒くはないものの今朝も気温は1ケタです。

今日は2割引きの冷蔵ちゃんぽんをもやしを入れてつくります。もやしが入るので1食分だけつかい、半分は冷蔵庫に戻します。

ひきわり納豆にちゃんぽんの朝食をいただきます。

ふとももがだるいので、丹参の煎薬を水筒に準備しました。午前中、すきっぱらでちまちま服用することにします。