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事情により、公道から撮影したこの画像のみとなります。
『福岡県神社誌』下巻,大日本神祇会福岡県支部,昭和20. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1040147 (参照 2023-01-14)
前回の綿津美神社でも触れたとおり、元々は同じ場所にあったものが、八幡宮だけ現在地に遷座したことになります。福岡県神社誌では元亀2年(1571年)に創建され、慶安3年(1650年)にこの地に遷座したとあり、前回、綿津美神社にて福岡県神社誌から又引きした西国太平記とは、だいぶ様相がことなります。
伊東尾四郎 編『企救郡誌』,伊東尾四郎,昭和6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1171034 (参照 2023-01-14)
ここで企救郡誌ならなにかヒントはあるかと、旧沼村について調べてみても「往古は海辺で沼が多かった村の名となった」としかなく、いまのところ福岡県神社誌にあるとおり「沼村の産神之故を以て沼村一丸山に遷す」という部分から村の分立とともに神社も移転したというふうにとりあえず推測するしかなさそうです。
なお、この神社は御神楽などみるべきものはほかにありますが、それらについては、ほかで紹介されているため、それらの記事をご覧ください。
福岡県神社誌:下巻164頁
[社名(御祭神)]沼八幡神社(品陀別命、多紀理媛神、市寸島媛神、多岐都媛神、息長帯媛命、奥津彦神、高淤加美神、天細女神、加具土神、大山津見神、底筒之男神、彌都波能賣神、奥津比古神、綿都美神)
[社格]村社
[住所]企救郡曽根町大字沼字市丸
[由緒](本文中に画像で引用します)
[境内社(御祭神)]記載なし。
[摂社(御祭神)]記載なし。
[末社(御祭神)]記載なし。
(2023.01.14訪問)
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。