松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集第202回

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集第202回|ミューザ川崎シンフォニーホール

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集第202回
日時:2024年12月22日(日)14:00開演(開場13:15)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
[出演] 
指揮:秋山和慶
ソプラ:盛田麻央
メゾ・ソプラノ:富岡明子
テノール:城宏憲
バリトン:加藤宏隆
合唱:東響コーラス
合唱指揮:辻博之
管弦楽:東京交響楽団
[曲目]
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番 op.72b
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」
[アンコール曲]
蛍の光

21日に沼尻竜典さんと九響の第九を聴きました。

その翌日22日、日帰り強行軍で今年も秋山さんと東響さんの第九を聴きに上京しました。

秋山さんの第九もこれまで何回も聴いてきましたし、当然ながらいきなりなにかが変わるということはありません。年々、音を刈らずに鳴らせててっぺんで合わせるスタイルに変化してきましたが、それはたまたま大フィルや九響でむかし聴いたから感じることであって、年々どこかに向かって進化している、とだけは言えるでしょう。

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TBRCD0113/18 ベートーヴェン: 交響曲全集、管弦楽曲集 秋山和慶(指揮) 広島交響楽団

当時のスタイルを探そうとすると1986年の「第九と四季」や、2004年の広響さんとの録音が近いかもしれません。

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付」

第84回定期演奏会 - CD・DVD | 中部フィルハーモニー交響楽団

現在のスタイルが聴こえてくるのは2016年の「第九と四季」のライブ録音や、2022年の中部フィルとの第九あたりからと言えそうです。

最近の演奏を「ひらべったい」とか「音がととのっていない」という感想を抱くかたも居るようですが、こぢんまりした雰囲気がなく、自然に感情移入できます。そしてあたたかい。近年の演奏に感じるちがいは、音楽にこめられたあたたかさかもしれません。

安心して聴けます。

アンコールは「第九と四季」からつづく「蛍の光」。

今年はコロナ前のように、客席のほうにくるりと向いて一緒に歌うよううながします。

「ほーたーーーーるのひぃかーーーーーありーー」とくちづさむと、隣の若いお客さんが(@_@)!という顔をします。コロナ自粛以降の姿しか知らないひとはそりゃあ隣のおっさんなにやってるん?と思うでしょうね……。

よい年末年始を迎えられそうです。

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来年は2025年12月6日の土曜日とすでに告知されています。

飛行機代つくって準備しないとですね。