暑い日に熱いものを食うべきか。
基本的に暑い時期はなるべく熱々のものは食べないようにしています。
汗をかくからです。
ただ、これを露骨に公言すると、かならず大批判が待っています。
「暑い日こそ熱いものを食うべきだ!」というやつです。
だいたいがテレビに毒されておられるかたの発言で、しかも常識として真顔で説教されることがほとんどです。
こういうかたにひとつ考えてほしいことがあります。
季節のサイクル、エルニーニョ現象、地球温暖化の三重苦により、2023年7月4日における地球の平均気温が17.18度に達し、記録が始まった1979年以来で最も暑い日となっていたことがわかりました。気象学者は、科学的な分析により得られたデータから、過去12万5000年間の中でも飛び抜けて暑い日だったと推測しており、
世界気象機関(WMO)は2023年6月が史上最も暑い6月だったことを発表し、さらに7月7日にも世界の平均気温が最高値を更新したことを発表しました。
いくらでもgoogle先生で検索すれば出てきますが、現代は過去最高に暑い時代です。
暑い時期に熱いものを食うといっても、江戸時代のような寒い時期と、過去最高に暑い現代では、わけが違います。江戸末期、現代ならGWくらいの気候が残暑本番だったわけで、こういう時期に辛いもの熱いものを食って発汗を促すというのなら、まぁ、わからなくもありません。
そういう環境のちがいを考慮せず、「むかしはこうだった」を妄信して適温を超えたオーバーヒート寸前の暑さでも実行するなら、アホです。
小中学校に冷房が必要かどうか議論が出ると、一定以上の年配のかたから「根性をきたえるために冷房は不要!俺たちの若いころにはなかったぞ!」という議論がかならず出てきます。それにちかい発想といえなくもありません。現状を考慮しないからです。
過去最高に暑い時代という現実は、この人たちには見えていません。
根性で汗がひいて熱射病が治りますか?
笑うしかないのは、「熱いものを食うと汗が出るから」と扇風機にあたりながらクーラーの下で、アツアツで唐辛子たっぷりの料理を食って「うめーーーーーーっ!」などと叫んでいるひとがいます。
ギャグです。
エアコンを25~27度くらいに設定して電気代を浪費しつつ、むりに熱いものを食うのが「快」であるなら、ほんらいその気温の時期にやるべきものなのです。
どうしてこんな感覚がマヒした行動とるんでしょうね?
27日の記録
今日は九響定期演奏会の日です。平日常勤の事業所を午前中で早退し、いちど甘木にもどってお昼をいただき、それから福岡に出ました。
あいかわらず生活困窮ですが、栄養をつけに牛サガリの鉄板焼きをいただきます。
それから西鉄電車に乗り、一件、西鉄大橋駅周辺で用事を済ませてから、天神に出ました。
アクロス福岡シンフォニーホールに、ほぼ開場時間に到着です。
演奏会の感想は別に掲載しました。
演奏会終了後、客である私が祝杯をあげてもしかたがないのですが、市営地下鉄中洲川端駅近くの松屋にてうな丼をいただきました。
追加でビールもいただきました(食いかけのうな丼が写り込むため、画像はありません)。なかなか素晴らしい演奏に出会えてご機嫌でうな丼をいただいていたところ、場所柄か、お子さん連れの女性が複数みうけられます。ここで家族で晩飯食って託児にあずけてから夜のお仕事に行かれるのか?それとも子供をお迎えした帰り?と妄想もふくらみます。
甘木まで路線バスで帰宅しました。