9日の記録（つづき）
夜になり寝っ転がって三国志演義を読もうと毛布をひっかぶると、どうも足がかゆくていけません。
「コイン」でこの日記を検索すると2021年11月の日記がヒットします。まさかずっと洗濯してなくてダニが沸いた？
というわけで、21時近くになって、近所のコインランドリーに毛布と寝袋を持ち込みました。歩いて5分かからない、交差点の真向かいです。
それにしても、ほんとうに1年以上洗ってないのか？え？自分でも信じられないのですが……。
現金の出納履歴はiPhoneのアプリに記録しているのですが、それをみると2021年8月が最後です。コインランドリーで1,000円払うと1,100円分つかえる磁気カードを販売しており、それで払っていましたから、現金の流れでは最後にいつ洗ったかがわかりません。なので日記のネタにするようにはしていたのですが。まさかね……。
とはいえ、出来上がりのふっくら感をみると、ほんとうに1年以上洗ってなかったのかもしれません。
さらに今日も「三国志演義」。
ゲームに触発されて再読している「三国志演義」もとうとう最終巻です。
甘露5年（260年）、皇帝曹髦が司馬氏から実権を奪い返すために兵を挙げた際、この事変の収拾を意図した司馬昭の指示を受け、乱の鎮圧に赴いた。このとき、賈充は部下の成済に命じて曹髦を殺害させた（甘露の変）。陳泰が、賈充を皇帝殺害の罪で極刑にすべきと司馬昭に訴えたというが、結局は実行犯の成済が罪を被せられ処刑されただけで、賈充は何の罪にも問われなかった。
（略）
賈充の母は節義を重んじ、曹髦を殺害した成済の不忠を常々罵倒していた。しかし、成済に殺害を命じたのが息子であるとは知らず、周囲の冷笑を買っていた。
魏王朝の実権は司馬懿仲達の息子たちが専横しており、ときの皇帝が武力蜂起する事態となります。それを鎮圧した功績で、賈充とその子孫は次の（司馬懿仲達の孫である司馬炎が建国した）西晋王朝において重臣として遇されます。
それにしても、実行犯が「おれは無罪だ！あいつらの指示だ！」と言えないようまず、舌を切り取ってものを言えなくしてから一族皆殺しにして復讐の芽をつぶす。おそろしいですね……。
そして、親バカっていつの時代もそうなんだと、おもわず笑ってしまいます。わが子が指揮した犯行って、おもわないんですかね。
ほぼ最終盤、賈充が、西晋に降伏した呉の皇帝孫皓から馬鹿にされる場面です。
じっさいにこういう場面があったかはわかりませんが、よほど三国志演義の作者は賈充が許せなかったとみえます。そりゃそうですよね。
東晋のとき、明帝は、宰相の王導から甘露の変について詳しく聞き、恥ずかしさのあまり顔で床を覆い、「お前の言う通りであれば、どうして帝位を長く保つことができようか」と述べたとされる。
のちの世代からすると、我が王朝が簒奪王朝だったと知った衝撃ははかりしれないでしょう。祖先が国家転覆のテロリストですから。それが恥ずかしいとおもえるだけ、この明帝は利口だったわけです。
いやあ、何度読み返しても三国志演義は面白いです。
貧困生活を忘れそうになります。
10日の記録
迷惑メールがまた来た。
またいつもの「.cn」から、amazonをかたってメールが来ました。
こんどは「他人があなたのアカウントで物を購入した」そうです。
「ふざけてるな～(^^♪こんどはなんだ？」とおもいつつ読むと、なんと他人の名前や住所までしっかりのっています。
ゼンリン検索したらほんとうに地番ありますね。このメールで名前を使われたかた、悲惨ですね……。
送信者名が「Amazon.co.jp」となっていても、ほんとうにAmazonからかどうか、まずメールアドレス本体をチェックしましょう。
Amazonのカスタマーサービスも確認しましょう。
ログインしたら、カスタマーサービスの画面に注文履歴が表示されているはずです。
ここに注文履歴がないなら、Amazonは受注していません。気をつけてください。
これがほんらいのやりかたではない気もするのですが。
「じぶんの作品（やきもの）のネット通販をしたい」という作家さんとそのご家族の依頼で、先日、話をうかがいに行きました。
手元資金を訊くとどうもいけません。少なすぎます。最初はAmazonあたりで安くはじめてみてはどうですか？とおススメしたところ、自力でAmazonのユーザ登録するとのこと。数日たっても進捗がないため、けっきょく、通帳から本人の免許証から一式とりあげて、自宅でユーザ申請をしております。
なんかここまで手取り足取りして、これがいったいいくらになるのだろう？どうしてこう儲かってないひとしか寄り付かんのだろうな……(*´∀｀)貧乏神なのか？おれ。
