大きい地図・ルート検索 ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )
ゼンリンやgoogleマップにはあるものの、福岡県神社誌に記載がなく、訪問を後回しにしていた神社です。
8月4日、地元の街路灯LED化工事の立会いがはやく終わったので、そのまま自転車をこいで現地を訪問しました。
戦前、この地には大刀洗飛行場がありました。
終戦直後に米軍が撮影した航空写真と、現在の地図を比べるとわかりますが、キリンビール福岡工場になったのは跡地の一部であり、ほかは戦後、あらたに入植者を募って開拓されました。
この開拓地に、下浦の王子宮を勧請したのが、中原神社です。昭和32年(1957年)10月、開拓10周年を記念して、創建されたとのことでした。上の航空写真でいくと、だいたい黄色の丸がある位置に、この中原神社が建っています。
畑仕事の合間に休憩をとっておられたかたとお話させていただきましたが「もし飛行場がここにあったら、福岡空港みたいに発展したやろねー」とおっしゃっておられました。
もし、大刀洗飛行場がそのまま福岡空港に移行していれば、札幌~新千歳空港の快速電車のように、甘木線は電化されて博多駅から直通の快速電車が走っていたでしょう。3セク化も免れていたにちがいありません。西鉄電車もいまより客は増えたでしょうし、高速道路も専用インターチェンジが整備されていたかもしれません。
しかし、騒音公害で住民は大迷惑だったと思います。
神社そのものは王子宮の分社なので、御祭神は同じです。ただ、石祠に蜘蛛の巣がいっぱいかかっているのは気になりました。あまりお手入れはされていないのでしょうか……。
----------------------------------------
福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
----------------------------------------
(2020.08.04訪問)