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12月15日に訪問しました。日野俊基を祀るために明治に創建された神社なのですが、境内などで「縁結び」の強力なアピールがなされています。
どうやら縁結び祈願の対象は、参道脇にある男石・女石の御利益のようで、ハート型の絵馬が絵馬掛けに並んでいます。
つぎの鶴岡八幡宮にむかう途中に、化粧坂切り通しがあります。立原正秋の小説「残りの雪」で、ヒロインの里子がこれからどう生きるかを悩みながら登る坂を、ちょうど逆側から下るかっこうです。
どうでしょうか。鎌倉市街から徒歩ルートで家に戻る最短経路とはいえ、これを和服で登るとは少々無理がある気がしませんか。
おそらく、最初からこんな道ではなかったのだと思います。実際に歩いてみると判りますが、雨の浸食で長い年月をかけてこのような姿になったものです。
赤貧がはじめて訪れた20年以上むかしは、もっと歩きやすい坂だった気もします。地元民では無いため、記憶違いの可能性もあるのですが……。
(2019.12.15訪問)