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福岡県神社誌によれば、治暦元年(1065年)に建立された神社で、御祭神は応神天皇とされています。
境内の除草奉仕をされていたかたが、赤貧を賽銭泥棒と思ったのか怪訝な顔で眺めるため、持ち歩いている福岡県神社誌を見せながら神社について調べて歩いている旨説明しました。
「この場所(守部地区)は1,000年前、宇佐神宮の荘園だった」
「鳥居には(ただ)八幡宮とあるが、宇佐八幡と呼ぶ」
「おそらく出先としてつくられた神社ではないか」
とのことでした。
八幡宮と言っても、宇佐宮が成立するまえからあって、玉垂宮を上書きしたものと、宇佐宮成立後に出来たものでは、同一に考えると本当の歴史がみえなくなります。ここは宇佐宮が九州総社の地位を得たあとの勧請ということですから、素直にうけとってよさそうです。
(2019.09.07訪問)