まさか雑談のメモ(2)
きちんと筋道たててまとめる気力がないため、7月27日と28日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。
炎上する意味がわからない
高齢者にとって足の骨折は命取りで、そのまま寝たきり状態になることも少なくないとされる。とはいえ、子供たちが自由に活動できるはずの学校という場所で起きたトラブルに関して、当時6年生だった2人に賠償責任を負わせるという判決にネットでは批判が続出している状況だ。
80代が校庭で大ケガ、当時の小学6年生に賠償命令も「この裁判官バカだ…」批判続出のワケ。子供・学校・高齢者、誰が悪い? - まぐまぐニュース!
「炎上するような判決なんでしょうか?」
「私たちが学生のころが、安全配慮義務という考えを大学の民法講義でやりはじめたころなんです。たとえば部活動で監督が采配ミスって子供に怪我を負わせたとします。未来ある小中学生とかだと将来まともに働いていれば得られたはずの金額が逸失利益に乗ってくるから、賠償金がとんでもないことになっちゃう。それを監督個人が払えるわけがない。学校やその学校の設置者である市区町村や学校法人の管理責任を問うというかたちで訴える相手を拡張した。いわば拡張オプションなんです」
「そう。そう習ったよね。だから基本はやらかした個人がけがをさせた相手に賠償するのが筋だけど、どう考えても盗れっこない金額をどうやって被害者のために盗ってくるか考えた手法だと」
「この判決、子供2人で88万なら、親一人当たり44万でしょ。ボーナス全損だと思えば大したことないじゃないですか。この金額で子供本人(と親)を差し置いて拡張オプション側に請求するって話にならないですよ」
2013年、小学生が加害者となった自転車事故について、裁判所が出した9500万円の支払い命令が世間を驚かせました。損害賠償責任を負うのはその母親です。
事故が起きたのは08年9月の夜。神戸の小学5年生の児童が自転車で暗い坂道を下った際、62歳の女性と正面衝突。女性は頭を強く打ち、脳挫傷の重傷。一命は取り留めましたが、意識障害、四肢拘縮の後遺障害が残りました。被害者側が裁判を起こすと、神戸地裁が自転車事故の加害者に9500万円の賠償責任命令を下しました。小5の自転車事故で"9500万賠償"の理由 死亡よりも生存の方が高額になる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
「こういう判決もあるわけですしね。これ、なぜ炎上するかって話です」
「私たちが◎◎の現場に行っていたころ、中学生同士が喧嘩して相手を失明させて民事事件になったのがありましたね」
「学校の敷地内で3年生をひとり「ジャッジ」に立てて殴り合いだか道具つかったかのタイマン勝負やった件でしょ。あれ、結局は失明させた子の親が賠償することになって、学校の責任は問われなかったんですよね」
「ああいう事件でも、敷地内で起きたことなら学校の監督責任があるはずだ!と本気で思ってるひとがいっぱいいるってことですよ。つまり、子供がなにをされてもしても、学校(とその設置者)を訴えればカネが盗れる(補償してもらえる)と思っているひとがいっぱいいるということ。もしくは、それが常識化しちゃってる」
「そっちのほうが怖いですよ。自分の子供がなにかやらかしたら親としてつぐないをしないといけないという発想がないってことだもん。学校で起きたなら学校の監督不行き届きだろ!なんで私が訴えらえるんだ!と言いそう」
3日の記録。
お百度参り高良山登山に行くときは、すこしでもケガをしないよう縁起担ぎに吉となる時間帯を選ぶようにしています。
3日は60刻1局で見ても、10刻1局で見ても、11時~13時台の午の刻いがい、まともな時間帯がありません。つまり炎天下のピークに山中をうろつくということです。いくら「壬辛:淘洗珠玉(とうせんしゅぎょく)」といっても、さすがに考えてしまいます。生門なので生きて戻ってはこれるでしょうが……。
どうするかだいぶ考えましたが知人事務所に連絡をとり、福岡市内の現場に出ることにしました。OCRで読み込んだ書類の誤字脱字をチェックするお仕事です。人並みの文章力と国語辞典を引く能力があれば誰でも出来て単価は爆安ですが、じっとしていても家で電気代かかるだけですしね……。
路線バスの営業所に到着して、博多駅行きのバスを待つ間に1枚撮影してみました。
また派手におカネが動くのですか。
① N社が行政に影響力を行使できる市議と組む。
② 市議が発注側(組合)に圧力を掛け、業者選考でN社に有利な仕様書を作らせる。
③ 市議が清掃工場の予定地の町議らと地元対策を行う。
④ 市議が清掃工場のリサイクル施設の運営法人を設立し、N社JV(共同企業体)に参加するか、N社子会社の下請けとして入る。
⑤ プラント建設に市議が株式を保有する建設会社がN社JVに参加する。
⑥ 業者選考でN社JVが選ばれる。
⑦ 市議らが設立した法人が、リサイクル施設の実質的な運営を開始する。
まさに Win-Win-Winという素晴らしいプランだ。清掃工場建設と運営をゲットするスキーム | [ 福岡県民新聞社 ] 福岡県の政治・経済のニュースをどこよりも早く、ズバッとぶった切る!
いいですね。食いっぱぐれのないスキームを考える才能にあやかりたいものです。
我が家から近いなら私も作業員とかの募集がないかチェックするのですが、遠いですからね……。
だらだら積立継続が吉。
暴落だ暴落だ植田ショックだなんだかんだとネットが騒がしいことになっております。
ある程度相場慣れしているひとは月足チャートを念頭に、崩れてもいずれ戻る、と力説するし、4月からNISA民になったひとたちを扇動してアクセス数を稼ぎたいひとは、日足で暴落だ暴落だとあおります。
むかしからずっとやってきたひとは「含み益が減ったなぁ」くらいですみますが、4月に銀行のCMにそそのかされNISAはじめたかたは、右往左往でしょう。経験をつむほど見えている景色がまったく違うのが、投資家・投機家の世界です。
同じ手持ち資金でも積立を長くとり(以前から言っているように1~2年かけて手持ち資金を投信に置き換えるくらいのだらだら積立)、ナンピン買いとしても機能するドルコスト平均法を愚直に実施していれば過剰に恐れる必要はありませんがひとの話も聞かず(もしくは「(銀行や投資系有名人)はそんなこと言わなかったぞ」とせせら笑い)、「早く始めるほどいい」とそそのかされるまま頭金にどーーーーーーーーーーーんと有り金突っ込んでいるひとしか見たことがありませんので、彼らがLINEで騒いでも「私にはわかりません」としか返事もできません。
愚直にナンピンしていれば、落ちつづける相場こそダラダラ積み増しのハンターチャンスなのですが、せっかくのチャンスを棄ててしまいました。
私は大きく儲けることをすでに諦めており、個別株やJリートをすべて手放して、純金積立と投信積立のみに絞り込んでいます。それゆえにいずれ戻るのを期待してのんびりできるのですが、インフレからの資産保全にのみ注目しこんな枯れたやりかたをしているひとばかりではありません。
むしろ相場暴落より問題なのは、どこの有名人もこぞって勧める米国株やSP500に連動するインデックスファンド全盛であることです。これらはつねに為替リスクをともないます。為替リスクを過剰に抱え込まないためにも、日本株やJリートと連動する投信もあわせて積立対象とする配慮が必要になると思うのですが……まぁ、こんな場末の貧困民が言っても無駄なので、ひかえめに書いておきます。