松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年7月26日の日録

軽自動車が売れる時代に、5ナンバー車は存在意義をなくしつつあるのかも。

5ナンバー車が減ってきている背景のひとつが、衝突安全基準の厳しさが増していること。日本国内の衝突安全基準はASEAN(東南アジア諸国連合) NCAPに比べても緩いといわれており、事実、前述したトヨタ車でもヤリスは欧州仕様が3ナンバー車なのに対し、日本仕様は5ナンバー車となり、そのほかの車種は国内限定もしくはほぼ国内限定モデルとなっている。スズキ・スイフトも国内仕様は5ナンバーサイズなのに対し、海外仕様は幅の広い3ナンバーサイズとなっている。つまり、世界戦略モデルとして売ろうとすると3ナンバーサイズにならざるをえない状況になっているともいえるのである。
(略)
駐車場や自宅までの道路インフラの都合上、5ナンバー車でなければならないという話もあるが、筆者の自宅近くは区画整理の行き届かない細い道路が入り組んだ住宅街も多いが、アルファードなども珍しくなく、物理的に問題なければ、とくに5ナンバー車にこだわっている人ばかりという感じでもない。

3ナンバーと5ナンバーの規格や歴史について解説! いま3ナンバーのクルマが増えた理由とは? | 自動車情報・ニュース WEB CARTOP

この筆者さん、わざと書いているのかもしれないのですが、ジモティ同士ですれ違い可能な離合ポイントをお互いがわかったうえなら、3ナンバーだろうと1ナンバーだろうと、でかいクルマ同士でもあまり問題になりません。

問題は、狭い道で離合ポイントを把握していない一見さんが向こうから突っ込んできたときです。とくに高◎者は「若い者がよけて当たり前」で直進してきますから、問題をこじらせます。

以前にも書きましたが、むかしの職場に通勤するさい、峠道(白坂峠)をこえる必要がありました。燃費のよい車としてプリウスが大流行したころ、長距離通勤が多かったこともあってか、中央線のない1~1.5車線の道にプリウスがどんどんやってきます。

こちらがなるべく車幅の狭い5ナンバーにこだわり、しかも1~1.5車線区間になったらあらかじめドアミラーを畳んで自衛しないと、ひどい目に遭いかねませんでした。

プリウスのほうをバックさせ道を空けさせると、高◎者のばあい、ほぼ例外なくぶつけます。少しでもぶつけたりこすったりして衝撃を感じると動転し、中途半端なところでブレーキを踏み停止しますから、もう離合どころではありません。

脱輪しているのにさらに下がろうとアクセル踏むひともいました。

動画やニュースにあるような、動転しすぎてアクセルとブレーキを間違え正面から突撃くらったりしなかったことは、幸運としかいいようがありません。

日産マーチとの離合でこのくらい面倒になるのですから、とうぜんプリウス同士だと、もっと困難なメに遭います。そのためか、一気に増殖して2か月もすれば峠道を走るプリウスはほぼ居なくなり、むしろ快適になりました。

プリウスをさっさと手放したのか、峠道を迂回するようになったのか(たぶんこっち)は、定かではありません。

八丁トンネル開通にともない、その峠道をとおる車は激減しました。

ちょうどトンネル開通前にまえの仕事場を追放されたのですが、通勤末期になるとすれ違うのは、軽自動車ばかりだった気がします。車幅の恐怖を理解したひとが多かったのでしょう。

車幅を気にしたり、運転技量の劣化が気になるようになったかたがたが、5ナンバーどころか軽自動車に移行したわけで、5ナンバーの衰退は、メーカー側の事情もあるのでしょうが、両極化ではないか、ともおもえるのです。

【公式】アトレー トップページ|ダイハツ (daihatsu.co.jp)

エブリイ|スズキ (suzuki.co.jp)

私もつぎはたぶん軽自動車、しかも軽バンにするとおもいます。

白坂峠のような標高400mを超える峠道の上り下りを念頭におくと、軽自動車ではアクセルベタ踏みで燃費最悪です。1トンのボディを引っ張るには1L以上ないと、つらいものがあります。マーチ(排気量1.2L)で当時17~18km/Lでした。軽自動車ではこの数字はでません。下手すると12km/L切ります。

現在峠道の上り下りから解放され、マーチの燃費はだいたい甘木~山田往復で(アイドリングストップ解除して)22km/Lといったところです。八丁トンネル入口の標高が150m(嘉穂側)~200m(秋月側)です。標高250mぶんのアップダウンがなくなっただけで、燃費がこれだけちがうのは、あらためてメモから数値を書き起こしただけでも驚いてしまいます。

トンネルさまさまですね。

いまの軽自動車なら技術も進歩しているでしょうし、どのくらい行くでしょうか。

まさか2011年式のコンパクトカーに負けたりはしないでしょう(笑)

 

26日の記録

モンベル | オンラインショップ | ジップワレット

モンベル | オンラインショップ | コインパース

先日、モンベル小倉店で実物を確認していたのですが、さすがにその場で買うべきかどうかなやみ、今日、午後から福岡市内に出かける用事があったため、おもいきって天神のモンベルさんで購入してきました。

画像左が財布の新型、右がいまつかっている旧型です。

材質がかわり、すこし薄くなりました。

また、併せて買い替えた小銭入れは、小銭が横からこぼれにくい、新発売のファスナーで開け閉めするタイプのものです。

まだ中身を入れ替えたばかりなので、数日つかってみてから感想を書きたいとおもいます。けっして悪くはなさそうです。