美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

大牟田市鳥塚町 三笠神社


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三池藩七代目藩主種周公は、老中松平定信のグループとの政争に敗北し、福島県伊達市に左遷されます。文化3年(1806年)のことです。

下手渡藩(しもてどはん)陣屋跡 – だてめがね

下手渡藩

下手渡藩陣屋跡 - 福島県伊達市ホームページ

嘉永4年(1851)には、下手渡藩領内の村替えが行なわれた。陳情が実り、旧地三池に5千石(5071石)が分領として与えられた。その代わり伊達郡内の3千石(3078石)が幕府へ返上された。したがって柳川藩の旧三池藩領預かり地は実質9千石に減った。下手渡藩下手渡陣屋は継続された。」

戊辰戦争のさなか慶応4年(1868)3月2日 幕府の会計総裁(老中格)を辞した立花種(たね)恭(ゆき)は、官軍側につく決意をし、下手渡に帰藩したが、3月30日には、新政府軍へ参加するため下手渡を去った。一方家老屋山外記は奥羽越列藩同盟に調印し、藩内で対立が生じた。8月14日~16日、下手渡村は仙台兵らに焼き払われた。慶応4年9月、仕方なく、立花氏は藩庁を三池の分領の地へ移した。(伊達郡内の立花氏領の村々は逆に分領扱いとなった)」

という記述を読むかぎり、とにかく故郷に帰りたくてしょうがなかったのだろうと感じます。

案内板には、天保6年(1835年)に、福島県伊達市月舘町にて創建され、三池に明治3年(1872年)に遷座したとあります。旧三笠神社の遺構があるかどうか、さすがに現地を訪問するなんて簡単にはできませんが、いちど訪ねてみたいものです。

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[福岡県神社誌(抄)] 下巻119頁

[社名(御祭神)]三笠神社高橋紹運霊神、室斎藤氏霊神、男直次霊神)

[社格]県社

[住所]大牟田市鳥塚町

[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2019.10.22訪問)