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境内の記念碑によれば２００７年に拝殿と幣殿（渡り）を改築したとあります。
仲島地禄神社縁起
祭神 埴安命（はにやすのみこと）
縁起 鎮座の初めは詳らかではない。
神格 埴安命は日本神話の中で伊邪那岐 伊邪那美の二柱の神から生まれられた。農耕社会における土地の神である。地禄とは大地から与えられる幸いであり、土地を富ませるの意味である。
御神体 本殿内の飾屋形の中に径二〇センチメートルの宝鏡一面が納められている。
祭礼
四月十五日（春こもり）
七月十五日（夏こもり）
九月十五日（秋こもり）
十月一日（宮座）
現在は前後の日曜日
本殿・幣殿及び拝殿 本殿・拝殿は明治十三年（一八八〇）に全面改築し、幣殿は大正十年（一九二一）に新築していたが、幣殿・拝殿は老朽化により平成十九年（二〇〇七）に改築した。
境内社
虚空蔵堂（虚空蔵菩薩・毘沙門天・多聞天の三仏を祀る）
藪神様（通称クロンサン又はオクロンサンと呼ぶ）
赤司岩雄誌
鳥居の左脇に、虚空蔵堂があります。
藪神さまは通称「おくろんさん」とあるため、黒男殿や九郎天神、つまり武内宿禰（に仮託された高良玉垂命）だという理解で拝謁させていただくと、おさるさんです。
猿田彦と一体になっているのでしょうか？
福岡県神社誌：中巻７０頁
[社名（御祭神）]地禄神社（埴安命）
[社格]村社
[住所]筑紫郡大野村大字仲島字居屋敷
[由緒]不詳、明治五年十一月三日村社に定めらる。
[境内社（御祭神）]記載なし。
[摂社（御祭神）]記載なし。
[末社（御祭神）]記載なし。
（2022.07.12訪問）
