さすがに祝日ということもあり、駅前のスーパーで和菓子セットを買って、神棚にお供えしました。
ベランダの鉢植えやプランターを手入れしながら、次はプランターで何を育てようかと考えます。一時期、アスパラやチシャ(レタス)なども育てていたのですが、今回は、よもぎを育てることにしました。
手がかからず、根がはびこり、風で土が飛んでいくのを防げる植物を探すと、一般的な家庭園芸用の野菜より、雑草のほうがよいからです。
よもぎを採取しに行くついでに、嘉麻市大力地区の天満宮(福岡県神社誌では「天満神社」)を訪問しました。藤棚の下に車を停めて、久しぶりに境内を歩きます。
約1か月前にも訪問した「千丈が瀧」を再訪しました。入り口のあたりになかなか大きなよもぎの群生があったはずなのですが、きれいに刈り取られています。昨日、除草したとのことでした。それでもまだまだ探せばのこっていますから、気にすることはありません。
千丈が瀧を再訪し、脇に建ち並ぶお堂に順に手をあわせます。
おおよそ高低差が20mある渓流瀑で、まだ私が子供の頃は山伏の修行場として使われていたのですが、今はさすがに修行をするひとは居ないでしょう……。
行き帰り、竹林の中を歩きます。落ちた葉で、地面一面が金色です。そのなかに竹の子の皮がいくつも落ちています。てっきり掘ったその場で皮をむいて捨てているのかと親戚の家で訊ねたところ、猪が食った跡だというのです。あの蹄と鼻だけで、上手に皮をむいて中身だけを食う……。むかしから砂地の竹の子は旨味は少ないが灰汁抜きがラクチンと言われていますので、灰汁抜き作業ができない猪にしてみれば、御馳走のはずです。
実際、しゃがんで穴のなかに手を突っ込むと、食べ残しがありません。飽食で食い残して当たり前の人間より、はるかに礼儀を知っています。
帰宅して、各プランター2~3本ずつ、採取したよもぎを植え付けました。土の入替や、枯れたアスパラやチシャの撤去もしません。しなくても育つはずです。雑草ですし。
ダイレックスやヤマダ電機が4月に移転しました。自宅から見てダイレックスは旧店舗よりも遠くなってしまったため、足が向かなかったのですが、今回はじめて移転先を訪問してみました。
今回から野菜や鮮魚といった生鮮品を取り扱うようになり、先行したコスモス薬品同様、「薬を取り扱うスーパー」に近づきました。これまでの甘木店が狭かったから、さぞや広くなったのだろう……と思うと、大間違いです。むしろ棚の背丈が伸びたぶん、狭いです。しかも、入浴剤や洗濯洗剤、男性向けの衛生器具など、あきらかに品数が減っています。たぶん売れ筋だけ残して間隔を詰め、頑張って生鮮品や日配品の陳列場所を確保したのでしょう。これだけてんこ盛りなら仕方がないかとも思うのですが、道を挟んで裏手が「あんくる夢市場」ですから、完全に競合します。
さあどうなるでしょうか。「薬を扱う大きいコンビニ」路線、どのくらい当たるか今後もwatchしていく必要があります。
いつも通っていた旧店舗は、すでに取り壊しがはじまっていました。