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伊福部昭 作品集

伊福部昭 作品集

 
フォンテックさんから出た作品集。ほぼ昔いちどはCDで出た録音なんですが、1980年4月の「タプカーラ交響曲」の改訂初演は、たぶんこれが初CD化じゃないかな。
 
芥川也寸志さんと新響でいくと、1987年の、サントリーホールで収録された「タプカーラ」もあるんですが、個人的には1987年のほうが「芥川さんが考える伊福部昭」な演奏だと思う。
「空間を音がするどく、激しく切り取っていく」だったかな。1980年のは、もう少しつきぬけ切れてないというかね。
 
ただ、伊福部さんのイメージするタプカーラ交響曲とはだいぶ違うんだろうと思う。本人が監修した広上/日フィルのやつとも、石井真木/新星日響のとも全然違う世界だもん。
 
でも、個人的には芥川さんのがいちばん好き(*^。^*)
 
山田一雄さんと新星日響の「ラウダ・コンチェルタータ」も収録されてるんですが、激アツのすごい演奏なんだけど、後半でどんどんテンポアップしていくのがなあ(´・ω・`)
すでに93年の石井真木/新響のベルリン特別演奏会での、テンポアップを抑えつつどこまでも広がるような陶酔の瞬間を聴いてしまうと、これはちょっと曲が小さくなりすぎるかな、という気がしてしかたがない。
好きなひとは好きなんだろうけどね。