過去に「神社めぐり」に掲載するため作成した文章です。現在ではリンク切れとなっている箇所や、すでに情報が古い部分もありますが、再取材はせず当時のまま掲載します（注記：2024.07.28）
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伊東尾四郎 編『企救郡誌』,伊東尾四郎,昭和6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1171034 (参照 2023-02-07)
福岡県神社誌の一部をデータベース化しています。
166 無格社 浮津島社 企救郡曽根町大字曽根字市場
167 無格社 天疫神社 企救郡曽根町大字曽根字荒神原
それをながめると、さきほど訪問した浮津島神社は荒神森古墳の上にあるのに字（小字）は市場です。この天疫神社は字荒神原とあり、誤植ではないかと企救郡誌のほうも確認してみましたが、間違いではないようです。いまの住居表示では別々ですが、もとは関わりの深い地域同士なのかもしれません。
さきほどの浮津島神社とちがい、拝殿と渡りが白壁のため、どこかお寺っぽい雰囲気もかんじます。背後の本殿は、コンクリート造りです。
賽銭箱のうえにアルミサッシをはめ、賽銭箱を避けるように両側のドアからはいります。
毘沙門天とあるためお堂かとおもいきや、目のまえに鳥居とお宮があります。
現在は天疫神社という「神社」ですが、もしかすると江戸時代まではお寺だったのかもしれません。
もう一点気になるのは、この石碑・記念碑の多さです。視力がわるいため読めないのが残念。
福岡県神社誌：下巻４５１頁
[社名（御祭神）]天疫神社（須佐之男命、大穴遅命、少那毘古名命）
[社格]無格社
[住所]企救郡曽根町大字曽根字荒神原
[由緒]記載なし。
[境内社（御祭神）]記載なし。
（2023.02.05訪問）
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。
