松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年6月1日の日録

こりもせず、まだゲームの真っ最中。

信長の野望 創造 戦国立志伝」のつづきをやっています。

5月25日の記事で書いたとおり、龍造寺家の家臣に「呼保義宋江」さん(水滸伝ですね)を新規作成して、領地の開発がおわって城主就任するまでやりました。

なぜ龍造寺家かというと、江戸時代よりむかし、ご先祖さまが日田に入るまえ仕えた家が龍造寺家の家臣だったという話があり、このゲームをやるとつい、この勢力を選択してしまうのです。ある種の身びいきとも言えます。

それから、過去作同様、大名プレイがしたいとおもいたち、宋江さんを新規大名に設定してはじめたのですが、物足りません。

結局、また家臣プレイにもどってきました。

ただし、宋江さんをそのまま大名にするわけにはいきませんから、梁山泊の2代目首領だった「鉄天王晁蓋」さんにお出まし願うこととします。

「梁山泊」家は益富城を拠点にスタートです。北の海側に見えるのが鷹取山城。現在でいえば直方です。画像左下には、秋月城があります。しょせんゲームだといえばそれまでなのですが、川と道路の位置が厳密に地形と整合していません。

実際の鷹取山城は遠賀川と彦山川の合流点ではありませんし、白旗山の山賊拠点は、白旗山が九工大情報工学部のところだと考えれば、川の西側でないといけません。

飯塚や田川といった、いま都市のところに城も地名の座標もないのに、香春岳は入ってたりします。

ゲーム画面上、今回割り当てられた領地はどうみても平地なのですが、じっさいに領地画面をひらくと、なんと山間部の谷底です(笑)。

山間部の高低差はこんな感じで、開発できる場所もとうぜん平野部より少なくなります。

途中数回合戦に参加しつつ、ゲーム内時間で約4年かけてぜんぶ開発しました。

大名プレイがつらいのは、大名は個別の領地をもたないため、城下の直轄地の開発収益だけでやりくりするか、各種政策を実行して家臣の領地からピンハネして生活する必要があるからです。逆に家臣から城代・城主と出世していけば、最初にもらった領地の収益は本人のポケットマネーとなり、城の直轄地の開発資金にまわしたりできます。

要は、合戦でボロボロになった城と城の直轄地を、大名家のために自腹で再開発してやるわけで「◎◎普請ってこんなことだったんだろうなぁ」とおもいつつ、妙なところでおサムライ気分にひたれます。

自分の所領でひごろ養っている兵隊さんも城の兵としてカウントされますので、潤沢な資金と強大な兵力を擁して、しれっと成り上がりプレイができます。城主になると「独立」コマンドもありますしね。

下剋上ですね……。

ここまで書くと、なぜ大名プレイが楽しくないか、おわかりになるとおもいます。

与えられた土地を開発し、その資力と兵力で出世し、どこかで大名に見切りをつけ、仲間をひきつれて独立という「下剋上」を楽しむためのゲームに仕上がっており、順当に勢力拡大するより、ずっと楽しくなるように調整されているからです。

しかし、梁山泊首領の晁蓋さん裏切るのもねぇ……このまま城主か、出世しても軍団長あたりのほうが良い気もします。

ちなみに晁蓋さん、なぜか大内家や大友家ばかり攻め込みにいきます。新規武将登録時に龍造寺家と血縁関係がある設定にしたせいか、西には目を向けず、ぜったい東にむかいます。しかし、いずれ九州を二分することになるわけで、そのときは会戦することになるんでしょうか。

あとゲーム内時間数年ほどすすめば、わかるとおもいます。