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ここは「おんじゃおんじゃ」と呼ばれる火祭りが有名とのことでした。
1月7日の夜、年の始めにあたり、その年の災難消除や開運招福を願い、境内東神苑にある鬼すべ堂にて行われる勇壮な火祭りです。
「鬼すべ神事」は、寛和2年(986)道真公の曾孫にあたる大宰大弐 菅原輔正によって始められたと伝えられています。
要は鬼火焚きとかどんと焼きとか呼ばれる1月7日に行われるもので、太宰府天満宮は「鬼すべ」と呼びます。「鬼じゃ鬼じゃ」が「おんじゃおんじゃ」となったのでしょう。
もとは唐津藩初代藩主寺沢広高公が祭祀していたものを、現在地に1619年に祀りなおしたものとのこと。
城からみて南西(裏鬼門)にあたるため、おそらく鬼門封じとして祀られたのでしょう。
境内社のうち、社殿正面向かって右手のお宮はお稲荷さんとわかるのですが、左手の境内隅にあるお宮は、観音さまかなにかを祀っているようでした。
(2022.06.12訪問)