松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年1月26日の日録

今日の運動経路

今日は福岡市内に出ました。

午前中1件用事をすませて、次の予定まで90分ほど空きがあります。

氷点下のくっそ寒いなか、「神社めぐり」をすることにしました。

西鉄電車を薬院駅で下車して、福岡天神に向かって歩きます。今回の経路は都心の繁華街が多く若い女性が写りこむ危険があり、ほぼ写真はありません。ご了承ください。

今回はiPhoneのGPS感度がわるく、道を行き来したため4㎞くらい歩きましたが、ストレートに一発で現地にたどり着いていれば、3㎞ほどで行けるコースでした。50分ほどの散歩です。

薬院駅で下車してすぐ、小雪がちらつきはじめます。笑っちゃうほど寒く、風が吹き抜けます。

最初の「容見天神跡(すがたみてんじん)」は、googleマップをみた時点で私有地内だとおおよそわかってはいたものの、なかなかの姿に衝撃をうけます。現在、天神の毎日新聞会館やアクロス福岡の近くにある水鏡天満宮は、福岡城築城までここにあったとのこと。福岡城築城のさい、黒田家が鬼門の守護として、現在地に遷座します。

左遷された菅公が川面に映るわが姿をみて嘆き、鏡をみて嘆き、飛ばされた場所の田舎ぶりをみて嘆き、身の潔白を証明して都に戻れるよう祈願した、神に祈りが届くよう御神体を自ら彫った(書を書いた)と、まぁ、県内どこもかしこも菅公が「ここで嘆いた」「帰りたい帰りたいと祈願した」という伝承だらけ。

これがのちの祟り神菅公(天満大自在天神)大昇格の伏線だとはいえ、どうしてこうも?という気がするのもたしかです。

2社目の延命地蔵菩薩は、googleマップにある古いお堂ではなく、ピカピカの姿になっていました。

3社目の若宮神社です。若宮とは誰のことかというと、ここのご祭神は豊玉姫。つまり海神豊玉彦の娘さんです。むかしはここまで海岸線が来ていたそうで、航海の安全を祈願して祀られるようになり、江戸時代の大火で神社とその周辺が延焼をまぬがれたことから、火難除けの神社としても信仰をあつめていたとのこと。

手水鉢に氷が張っています。

本日の最後は、警固神社です。背後にみえるのは西鉄福岡駅と福岡三越。都会のど真んなかでいつでもいけるため、ずっと後回しにしてきたひとつです。

6月23日の日録 - 美風庵だより (hatenadiary.jp)

10月23日の日録 - 美風庵だより (hatenadiary.jp)

福岡市内に警固神社は3社あります。平安時代に「警固所」という大宰府防衛の拠点が設置され、警固所運営のため割り当てられた領田に祀られた鎮守が、のちに警固神社となります。

駅や三越から歩いてたぶん5分ほどでしょうか。場所が良すぎてひごろは観光客が多く、iPhoneで撮影するのに気おくれしてあと回しにしていました。そういう意味では、今日は氷点下で歩いている人もほとんどおらず、神様の思し召しだったのかもしれません。

今日は13時から某組織の県本部にて立候補予定者の推薦状交付式でした。まだ12時前のため、近くの商業ビルか天神地下街まで戻って、時間をつぶすことにしました。

2023/1/26(木) QUARTET AMABILE 演奏会 あいれふホール

18時半から演奏会があるため、知人事務所にもどるまえに、近くのネカフェでこの記事を書いて、18時の予約投稿を設定しました。知人事務所で堂々と内職できませんからね……(今日のこの日記はネカフェの利用料金ぶん、元手がかかっています)。

たまたまでしょうが誰からもどこからも電話・メールがなく、ゆっくり向こう3週分の「神社めぐり」をチェックしました。意外と「てにをは」や文章の流れがおかしいことがあるため、読み返していて頭のなかはどうなってるのかと思うことがあります。まぁ、貧窮にあえぐアホのやることなので、その程度なのかもしれません。

演奏会の感想は、帰宅後に書こうとおもいます<(_ _)>

 

「時代遅れの酒場」

youtu.be

個人的には高倉健さんよりこっちなんですよね。

♪この街には不似合いな 時代遅れのこの酒場に

♪今夜もやってくるのは ちょっと疲れた男たち

♪風の寒さをしのばせた 背広姿の男たち

ですね~(^^♪寒い日はついこの曲を思い出します。