松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

岡山県岡山市北区岩田町 道通神社


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元宮にあたる笠岡市にある道通神社についての説明が岡山県神社庁のホームページにあるので、以下に引用します。

道通神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

起源は永禄年間に御神霊を笠岡道通谷に祀り、近郷住民の崇敬社として栄たるも世は戦国時代となり、国中が戦乱の巷と化し住民は生業に従事するを能わず塗炭の苦しみにあい、誰も神事を行う者もなく、神祠も極度に荒廃し形骸を留められぬ程であった。その上この近郷一帯に悪病が蔓延し、災害が続き、穀物も実らず住民は苦しみ疲れ切っていた。その頃人々に「これは道通様の祟りだ」という噂が広まり、信仰する人々が集って相談し、当時信仰の島であった横島の地に御神体を奉じ社殿を造り祭事を行い崇敬した。その後は災害悪疫も後を絶ち、総ての苦境から脱することができた。

トウビョウ - Wikipedia

岡山県ではトウビョウの祟りを鎮めるために道通様(どうつうさま)の名で祀られている。笠岡市の道通神社はこの道通様の神社としての側面があり、信者から奉納された道通様の小さな家があり、ヘビの好物として卵などが供えられている。なお、それらの家の中に祀られた蛇の置物は擬宝珠に巻き付いてそれぞれ阿吽の口の形をした二匹の白蛇の姿をしている。

届け出としては猿田彦を祀る神社となっていますが、じっさいには白蛇を神様として祀る神社のようです。

隣に在るのはお稲荷さんで、この日、このあとお稲荷さん+龍神(白蛇)さまの組み合わせを祀る神社にたてつづけに出会うことになります。

(2022.05.22訪問)