松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2022年12月30日の日録

打ち合わせ。

立候補予定者と今年最後の打ち合わせでした。

公式サイトを公開して、最初の2日ほどは支援者のみなさんがポチってくれていたのですが、その勢いがつづきません。googleマップは「(立候補予定者ひらがな)後援会事務所」と入力すれば場所を表示できるようにはなりましたが、肝心のgoogle検索ででてこないのではね……(なお、(立候補予定者ひらがな)+(市名)とするとでてきます)。

支援者の慢心はこまる「月月火水木金金」の精神が不足しているとこちらが言うのも面倒ですが言わなきゃしかたがありません。いくら世のなか横文字をつかいきれいごとを言ったところで、てっぺんから下々まで、椅子取りゲームが基本です。こんなでは勝てません。

「私にはいらない一票は、他の誰かの一票になる。行って来いで2票分の負け。私にはいった一票は、ほかの誰にも行かなかった一票、都合2票分の勝ち」と言うと、しばらくはしおらしくしてましたが、わかってんのかな……(ーー;)

 

これ、なにが救われないかというと。

災害住宅の家賃計127万円、町職員がシステムを不正操作し「納付」と装う(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

福島県楢葉町は、町役場のシステムを不正に操作し、自身が住む災害公営住宅の家賃を納付したように装って支払いを免れていたとして、建設課の男性主査(29)を27日付で懲戒免職処分にした。2020年11月~22年11月分の家賃計127万6000円を支払っていなかった。

こういうことをやらかして新聞に載る事例があります。不思議です。

これ、いくら入金があったという金額と、日々の納付額がずれる(納付書でも口座振替でもない手修正処理だらけになる)ため、人事異動で後任がくりゃすぐバレますし、そもそも決算締めたらナンダこりゃって話になります。

もう十年以上むかし或る地公体で、計算があわずパニックになり、合わない100円を端末から手修正して担当者が帰宅してしまったことがあります。その後、決算のバッヂ処理してみたら100円多くて私(当時の電算担当者)が今度はパニックになりました。翌日に本人をどやしつけたあと、先方と自分の当時の上司(見てる〜(^o^)v)に知らせたのは言うまでもありません。

この楢葉町の事例、現年調定だから2021年5月末・2022年5月末の2回決算処理をかいくぐっているわけです。

楢葉町内居住者数について|楢葉町公式ホームページ

令和4年度11月30日現在
町内居住世帯数 2,254世帯 町内居住者数 4,289人

たかが人口4,000人程度の町です。納付書でも口座振替でもない住宅家賃の手修正分が120万もあれば、いくら現場管理職がボンクラでも電算担当者は異常に気づくし、会計に入金照合すればわかります。これ管理職の処分どころではすみません。どうやって役所をまわしているか、根幹からやらかしています。あまりに発見が遅すぎます。すくわれませんこれは。

元職員の楢葉町土地改良区ほか公金横領事件の経過について|楢葉町公式ホームページ

土地改良区ほか公金横領事件にかかる損害賠償請求事件(令和4年(ワ)第29号)の口頭弁論が、令和4年3月29日(火)に開かれ、続く令和4年4月5日(火)には被告に対し、土地改良区に41,574,648円(遅延損害金等を含む)、町に301,309円(遅延損害金等を含む)の支払いを命ずる判決が言い渡されました。

横領事件もあったみたいで、いろいろ崩壊しているんでしょう。