松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2022年11月9日の日録

全国店舗へ初展開「親子丼」「牛とじ親子丼」発売|松屋フーズ (matsuyafoods.co.jp)

松屋にて、2022年10月25日(火)午前10時より「親子丼」「牛とじ親子丼」を発売いたします。
ごろごろの鶏もも肉を玉子でふんわりとじた国民食「親子丼」が肌寒い季節に登場します。
2017年より一部店舗にて限定で販売しており、今回の全国店舗展開は初めて。

小倉の知人事務所に出ました。

昨晩の夕食がはやく、朝は朝でぎりぎりまで寝ていたため、小倉に到着してから、松屋で親子丼+豚汁をいただきました。
朝からカロリー高いです。

 

むかし占いにこっていた話を書いたところ「金運アップ」について問い合わせをいただきました。

市販の占い師のテキストやブログでもさんざっぱら取り上げられている内容なのですが、「金運アップ」ほど中国占術(奇門遁甲や四柱推命など)系の一部「プロ」がテキトーに書いているジャンルもじつはありません。

はい。テキトーだと言い切ってよいでしょう。

たとえばどの本にも「丙奇は金運をつかさどる」と書いてあります。

「丙奇」は押し出しが強くなる意味をもち、積極的に表に出るようになるため、稼げるのです。逆に引っ込みがちになりひとあたりが良くなるのは「乙奇」で、恋愛や家族間、人間関係の修復につかえても、これを金運でつかうことはまずありません。

中国占術が成立した時代は重商主義の真っただ中、カネは奪い合うものでしたから、積極的に前に出て、周囲を圧倒する者になることがカネを手に入れる近道でした。しかも男性の場合、財星はカネと女の両方を指します(こういう発想がでてくる時代に、四柱推命は成立しました)。金持ちにごろごろ妻妾が居る生活が、ある種の典型例であり、目標とされてきたわけです。

で。

これが現代でそのまま通用するでしょうか。ありえませんね。

宮仕えの給料取りは、へたな態度をとると出る杭は打たれます。給料という枠のなかで生きている以上、荒稼ぎにも限度がありますし(会社が儲かったって本人はせいぜいボーナス上乗せが関の山)、戦前じゃあるまいし、ごろごろ妻妾を抱えるのがステータスの時代ではありません。

つまり、経営者と給料取りには、同じ「金運」といっても、圧倒的な中身の差があるのです。

経営者といっても創業者やその一族と、サラリーマン社長ではおのずと立場がちがいます。サラリーマン社長は、宮仕え給料取りの頂点とかんがえたほうがよく、あまり「丙奇」は似合いません。

官公庁であれば「甲尊」で真面目さと品格を求めなければ、汚職に手を染めそもそも組織にいられなくなりますし、民間企業なら「丁奇」で、かしこく空気を読み居場所を確保する茶坊主戦術をとるほうが、重要です。「丙奇」なんてとんでもありません。

 

あと「死門は大凶。ぜったいだめ」とよく言われます。「方位を見るときは、生門・開門・休門かどうかをまず見ろ」とも。

これもひどい話で、死なないと復活はしません。貧乏だったり女運がなかったり縁切りしたい相手がいたり底辺をさまよう人生を断ち切るには、死門をつかいます。

誰が見ても中流以上の生活を送っているひとに「人生のリセット」をすすめるわけにはいきませんが、さきに不幸ごとの縁切りもせず「生門・開門・休門が三吉です」というのは、よくそれで鑑定料とれるな?というレベルです。

ちなみにカネにかぎらず一般的なレベルでの吉運では、11月11日の午前11時~13時に「丙甲」、いわゆる「飛鳥跌穴:ひちょうてっけつ」がめぐってきます。しかも生門かつ九天というのがすばらしい。

ただ、五黄殺なので、道中になにかトラブルがあるかもしれません。

時間帯は2時間ありますが、時差があるため正午に家をスタートするのが無難です。出発地からみて北に設定した目的地で最低3時間過ごします。映画をみてもいいし、日帰り観光でもかまいません。むかし占いの勉強をしていたころ、吉方位にあるパチンコ屋や競馬場で3時間粘り、戦績を開示しているブログがありましたが、この日記を書くにあたりgoogleで検索しても、出てきません。もうなくなっているようです。

念のため付け加えると、出発地でも最低3時間以上過ごすのが条件です。ダメ押ししたければ、自宅を出発地とするなら、前日の23時までに帰宅して寝床にはいって、しっかり「根付け」しましょう。

日付の境目が23時で、これを越すのが「根付け」です。かりに旅行でつかうなら、夜遊びせず、日付の境目23時をお宿で過ごします。