松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

9月17日の日録

きょうも「民間防衛」

「与党」のないスイス連邦 内閣はどう意思決定するのか - SWI swissinfo.ch

スイス連邦内閣は、7人の構成員が皆同じ権利・権限を持つ。
スイスには政府の首長がおらず、国家元首もいない。
(略)
なぜ全主要政党が入閣する必要がある?
その結果、全てのプロセスにおいて内閣内での一致と妥協策がまとまる。意思決定メカニズムの根底にあるこの原則を、専門家は「調和的民主主義」と名付ける。合議制とも呼ばれる。

日本もこういうのをかんがえる時期かもしれない。

また、われわれは、全体主義大国の戦争準備のために衛星国に要求される役割を知っている。これら衛星国は、「保護者」のために血を流さねばならず、「保護者」と称する大国は、衛星国を飢えさせ、衛星国の最も優れた肉体的・知的労働者を奪い取ってしまうのだ。
衛星国は、自分たちに関係のない勝利を大国に得させるために奴隷のように働いた上、彼ら自身が持っているものをすべて剥ぎ取られてしまうだろう。
この強制労働の上に、さらに、あらゆる種類の屈辱が加わるだろう。彼らは召使のように取り扱われ、自由世界の破壊に参加しなくてはならないだろう。

よっぽど1960年代のスイスは赤化の恐怖に直面していたのか、これがまだまだ続きます。ただ、これ、米ソどちらのケツについていってもあてはまる話で、中立だから書けるともいえます。

https://www.jcer.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/World_GDP_rev.jpg

2060年の世界、米中が経済規模で拮抗 | 公益社団法人 日本経済研究センター:Japan Center for Economic Research

こういうレポートは各所からでていて、軍事費100兆円で世界を圧するアメリカが、25兆円で追いかける中共を、いまのうちに台湾けしかけて叩きにいくかどうか。キンピラさんが(プーチンさんより辛抱強く)キレないことを祈るばかり。

ウクライナ支援額、アメリカが5割超…日本は0・7%で7位 : 読売新聞オンライン

各国の支援総額は783億ユーロ(約11兆円)に上り、国別では米国が427億ユーロ(55%)、英国48億ユーロ(6%)、ドイツ33億ユーロ(4%)などと続いた。日本は6億ユーロ(0・7%で7位だった。

しかし、ゼレンスキーさんって、ロシアの軍事費をうわまわる11兆円もかきあつめてまだロシアに勝てないって、どうなってんでしょうね……。

とうとうたたむとの由。

12月で下関の安倍事務所をたたむ由。すでに私設秘書のかたは就職活動をはじめ、国葬と山口県民葬終了後、それ以外のみなさんも各自就職活動をはじめる由。

衆院補選には実兄の子息が出馬とか、ワーストレディが出馬とか噂も飛んでましたが、そういう話は立ち消えとなり、彼のもとで威張りくさっていた(腐っていた?)子分連中に、冷や飯組が結束して反撃ののろしをあげているとも。

仲良く牛耳ってきたダブルAのもう一方も、皇室の縁者特権で逃げ切れなくなる可能性がやっと出てきましたね。いいことです。

台風がおさまり次第、小倉に出たついでに、下関で記念撮影でもすることにします。

今日の運動経路

日曜・月曜は、ほぼ間違いなく自宅軟禁が待っています。すべてデータ化できているわけではないため、事務所から簿冊を持ってこないと、お話になりません。呉服町の知人事務所に行きました。

せっかく来たのでそのまま帰るのもどうかとおもい、お櫛田さんに台風の被害がないようお願いをして、付近の神社を数社訪問してみることにしました。

楼門をくぐってまずトイレを借り、拝殿で手をあわせます。

祈願のかたがなかにお座りで、祝詞を奏上するまえの太鼓が境内にひびきます。

櫛田神社の御神紋は、三つ盛亀甲に五三桐紋です。この変形が出雲大社(大国主)の亀甲に剣花菱紋や、厳島神社(市杵嶋姫)の三つ盛亀甲に花菱紋で、彼らが同じグループであることを示しています。

櫛田神社は3つのお宮の集合体でもあるため、それぞれが奉仕する町内は別です。

天照大神を祀る大神宮とされていますが御神紋は桜紋で、この地域で桜紋をつかうのは、大山祇(月読命)と木花開耶姫(このはなさくや)のご一統か、宝満宮の玉依姫か……。どうも謎です。

次の内畑稲荷は、お寺さんが日ごろの管理をされているらしく、清掃にみえられていました。なんと境内には英文の案内板があります。観光客、おおいんでしょうね。

「どこにいちばん興味を持ったか」と質問され、英文の案内板をゆびさし「大友宗麟がこの地をおさめるため館を建てたとき、わざわざ地元からお稲荷さんを持ってきたという由来に興味がある」旨、返答しました。この回答がよかったのか、ニコニコして見送りしてもらいました。

 

つぎの若八幡宮は、八幡宮といいつつ、公式には仁徳天皇+大国主+事代主という御祭神の構成です。応神天皇がいません。境内の建物にすべて屋根がかけられ、手水をつかったら社殿と境内社、社務所、授与所ぜんぶ濡れずにまわることができます。

すっごくiPhoneで撮影しにくいのですが、ここまで雨対策ばっちりの神社、はじめてでした。

清水天神は、菅公が太宰府に移送されるとき休憩した場所にあった祠を元に、あらためて近所の水鏡天満宮から勧請しなおしたものとのこと。案内板を読むと、複数回移転していることがわかります。

つぎの琴姫大明神はお稲荷さんだとはわかるのですが、由緒の案内板などはなく、しらべるしかないようです。

途中、市営住宅の入口にあった休憩場で、自販機で買った炭酸飲料で休憩です。

googleマップには豊川神社の記載があり、たぶんこのへんだとおもいつつゼンリンさんの「いつもナビ」や「スーパー地形」の地理院地図といっしょに見比べてみるのですが、わかりません。ぐるりと一周してたどり着いたら、なんと曹洞宗の寺院でした。

曹洞宗 九州管区教化センター |

ここは九州管区教化センターというとてもえらいお寺さんのようです。……ん?曹洞宗?ああ、そうか!豊川稲荷も曹洞宗だ!

境内に豊川稲荷がありました。なるほど……。

この明光寺、かなり広い境内でずっとむかしからここにあるのかとおもっていたら、明治のころ路面電車が建設されるにあたり、この地に移転してきたとのこと。どうも本堂は最初期(大正時代)の鉄筋コンクリート仏教建築として国の登録有形文化財だそうです。

飛来神社です。なにが飛来したかというと神様が飛来したという言い伝えがあるそうで、このあたりに温泉があり、温泉の湯守に大己貴と少彦名を勧請したとのこと。のちに薬師堂となっていた時代もあったと案内板にあります。

案内板に「神様はこどもが大好きで、むかし子供たちは御神体を持ち出し浮き袋がわりにして川で水遊びをしていた」とあります。まさかこの木像につかまって川遊び……。

しかし、たしかに持ち出せるように外にでてきてますものね。いまも川遊びOKなんでしょうか?

最後に、地禄神社を訪問しました。国道3号側から境内にはいったため、尻からはいるとは珍しいとおもったら、気づかなかっただけで、路地側にちゃんと正面鳥居がありました。

堅粕橋を渡って少し歩くと、バス営業所があります。福岡市内のかなりの路線が、天神・博多駅でUターンして元の営業所にもどるようになってはいますが、この敷地でよく管理できると感心します。

山陽新幹線の高架下をバスターミナルまで歩いて、本日は終了です。

4.8km、約2時間の散歩となりました。