今日の運動経路(でかい無格社のなぞ)
今日は福岡市内で時間をみて神社めぐりです。
以前から気にはなっていたものの、メジャーどころなので後回しにしていたお宮さんを2社(結果として十三仏と薬師堂も)、訪問しました。
大城戸バス停で下車し、細い路地を、戦前からある道のほうに向かいます。
道に出て左を向くと、でっかでかと看板があります。
ここで、なにやら気配を感じます。
どうも正面になにやら石碑?お宮?の頭がみえます。
坂をのぼると、十三仏がありました。現地の案内板に、路地を南に向かうと薬師堂があるとあり、さらに寄り道してみました。
なかなか立派な御姿です。建物に電灯がないため暗く感じてしまいますが、むかしはこれが当たり前だったんですよね……。
来た道を戻ります。
埴安神社の駐車場側入り口に来ました。
鉄筋コンクリート造の立派な拝殿と渡りに、昔ながらの石造りの本殿が接合されています。この地は、むかし花崗岩の産地でした。
東照宮・石鳥居・五重塔|日光門前町公式サイト|日光二社一寺前飲食物産業組合
【石鳥居】表参道から振り返ると大きな石の鳥居があります。NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役黒田官兵衛の息子黒田長政が奉納したものです。石材は九州から切り出され運ばれました。
日光東照宮に黒田長政公が奉納した石鳥居も、ここ柏原で切り出した花崗岩でできています(同じ産地の石というだけで、こちらは重文ですが……)。
裏手の丘をのぼると、社日神があります。土の神様、田んぼの神様としてとらえられ、はやい話が埴安命(はにやす)と同一なのですが、違う風習としてとらえられています。配置的にも、こちらが奥の院あつかいなのは、あきらかです。
次は、花畑園芸公園の隣?近く?にある羽黒神社に向かいます。
たぶん正式な参道は石段側なのですが、駐車場側から坂をのぼる姿しかみたことがありません。今回、帰りは本数の関係で柏原小学校前バス停を利用しましたが、花畑園芸公園入口バス停のほうが、近いし坂もきつくありません。
以前にも来たことがありますが、この社殿と社務所をみて、これがなんで無格社なんですか?とおどろかれます。
そしてもうひとつおどろかれるのが、御神紋が亀甲紋で祭神が大己貴ということ。本家出羽三山は巴紋で伊弖波神(いでは:出羽国の国魂)ですから、いつの時点かはわかりませんが、なにやら違うものが混じってきています。
今回は、2.6km、約1時間の散歩でした。