美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

まともでよかった(>_<)



新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬S-217622の 国内における製造販売承認申請について|シオノギ製薬(塩野義製薬)

症状改善効果
・COVID-19の12症状合計スコアの初回投与開始から120時間(6日目)までの単位時間あたりの変化量は、プラセボ群と比較して改善方向に推移したものの、統計学的に有意な差は認められなかった(主要評価項目を達成せず)
・12症状のうち、本試験で集積した集団で特徴的な症状であった呼吸器症状[鼻水または鼻づまり,喉の痛み,咳,息切れ (呼吸困難)]の合計スコアにおいては、両用量群ともに有意な改善効果を確認した

治験にのせて効果がなかった薬を政治家パワーで押し込もうとした案件が、緊急承認見送りとなり、なんだかんだ言ってまだこの国にはまともな人間が残っていたんだと感謝しております

コロナ飲み薬 政府、塩野義と100万人分を契約 承認前提に | 毎日新聞

後藤茂之厚生労働相は22日の閣議後記者会見で、100万人分の購入契約を19日に締結していたことを明らかにした。今後の薬事承認を前提にした契約で、後藤氏は「本剤が実用化されれば、治療の選択肢がさらに広がると考えている」と話した。実際の購入は承認後になる。

塩野義コロナ飲み薬、追加データあれば再審議 厚労相: 日本経済新聞

ゾコーバを巡っては、専門家分科会が5月に成立した改正医薬品医療機器法(薬機法)で創設した緊急承認の制度に基づいて議論し、有効性などのデータが十分ではないと判断した。後藤氏は今後の見通しに関し「(治験の)第3相試験の結果が得られた場合には速やかに改めて審議してもらいたい」と述べた。

「国産の治療薬を承認しないのは陰謀だ!」「なんのための制度だ!」「はやくせれ!」と、びっくりするくらいヤフーニュースのコメントに溢れています。

政治家がついたーで吠えたあと、塩野義さんのニュースリリースで、あとですぐバレる嘘をつきかねたのか正直に「症状改善に偽薬と有意な差がなかった」と書いていましたから、さすがに自主的に白旗上げて撤退するだろうとおもってたんですが、違いましたね。

というより、話題にマスゴミがしなかったせいで、国産治療薬という触れ込みに集団洗脳されて、審議会の委員が悪いことになっちゃってる。可哀想にもほどがあります。

塩野義さん、外堀埋めて契約寸前まで持ち込んでいました。

しかし、効かない薬を政治家がねじ込みに来ましたって、やっぱりアベベ居なくなって岸田君操縦し放題のA生派のA利さん、ちがいますね……。「本物の」政治家って感じしますね。

「インフル特効薬」急落で塩野義が迎える正念場 | 医薬品・バイオ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

誤算だったのが、インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」だ。第3四半期(2019年4~12月)の売上高が前年同期比でなんと96%も減少し、3.8億円にとどまった。280億円だった通期の売上高予想を180億円へ大きく下げざるをえなかった。
(略)
背景にあるのは、耐性ウイルスへの懸念だ。
耐性ウイルスとは、薬がターゲットとするウイルスが変異し、薬に対する抵抗力を持ってしまうこと。そうなると、その薬が効きづらくなってしまう。実は、ゾフルーザは臨床試験の段階から比較的高い割合で耐性ウイルスが出現することがわかっていた。とくに12歳未満の小児で出現率が高かった。
この治験データは当初それほど注目されなかったが、2019年3月に国立感染症研究所が発表した調査結果でも、ゾフルーザはほかのインフル薬より高い率で耐性ウイルスが出現していた。さらに同年10月には、その耐性ウイルスがヒトからヒトへ感染していくことも指摘された。

塩野義さん、インフルエンザの薬で爆儲けのはずだったのが、耐性ウィルスの問題で臨床医が使ってくれず、次のヒットに恵まれない状態でした。

効く薬できちんと審査とおってくれれば、国産だろうとなんだろうと、効くものはよろこんで歓迎しますので、ぜひ、正面突破で世界的大ヒットをねらってください<(_ _)>

https://president.ismcdn.jp/mwimgs/6/6/1340wm/img_66bdec0578df9b4b12c4c05ccc46eaaa472093.jpgなぜ日本の製薬会社は、海外より研究開発力が弱いのか 新薬開発より改良&販売重視だった (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

しかし、有名な新薬なんてほとんど外国メーカーのライセンス生産なのに「国産」という言葉にみんな弱いんでしょうね?

国産信仰ってのが、あるんでしょうね……。