松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

6月25日の日録(2)

1か月ぶりのフェリー旅

5月13日と14日の日録 - 美風庵だより

5月13日、新門司港から神戸六甲アイランドまで、フェリーを利用しました。

今回の大阪行きも、行きはフェリーを利用することにしました。寝ていれば現地に着き、朝6時から行動できるのですから、わるくありません。

運航ダイヤ | 阪九フェリー

北九州・新門司港から関西方面へのフェリーは、阪九フェリーと名門大洋フェリーの2社が運航しています。阪九フェリーは、第1便が泉大津港、第2便が神戸六甲アイランド行き、名門大洋フェリーが、2便とも大阪南港行きです。

今回も阪九フェリーを利用します。朝6時着の泉大津港行は、16時10分に、小倉駅から連絡バスが発車します。

戸上神社

小倉駅を出た連絡バスは、門司駅前に立ち寄り、新門司港のフェリー乗り場をめざすのですが、途中、戸上神社の鳥居がみえることにいまごろ気づきました。

客室のご紹介 | 船舶・船室紹介 | 阪九フェリー

客室詳細 デラックス・スタンダード | 客室のご紹介 | 船舶・船室紹介 | 阪九フェリー

搭乗手続きをおえて、まず部屋にカバンを置きにいきました。いつものように、窓無し個室です。なんせ寝るだけですから、これで充分です。

出航まえ、甲板に出て外をながめます。さきほどまで雨が降っていたこともあり空模様はよくありませんが、おかげで涼しく海をながめることができます。

ミニ缶バッチ - 阪九フェリーのふねこオンラインショッピング

売店で、コーラ、コーヒーのほか、マスコットキャラクター ふねこの缶バッヂを買いました。

部屋に荷物を出してふたたび甲板に出ると、汽笛が鳴ってエンジン始動、船が離岸している真っ最中でした。前2回とくらべて、ゆらりゆらりと揺れます。風がつよく、波が高めのようです。といっても瀬戸内航路なので、たかがしれているのですが……。

なにをやっているのかよくわからなかったのですが、船はどうやら港の出入り口にむけて、船首を旋回させているようです。

甲板から6階におりて、レストランで夕食をいただきました。

はじめて乗船したとき何もかんがえずどんどん食いたいものをとってしまい、腹がはちきれて夜中に複数回トイレのお世話になりました。さすがにあれで懲りて、前回からは、ごはん・豚汁・おでんにもう一品くらいでやめています。

前回はごはんのおともに塩辛をいただきましたが、今回は、カンパチの漬けをいただきました。

九州島外に出るとカンパチの漬けを知らないひとがいるので念のため書くと、カンパチというのはブリに似て、刺身にするとたいへん美味い魚です。刺身として切っていくとかならず端切れになる部分がでます。端切れは醤油・みりん・ねぎ・ごま・すりおろしたしょうがを加えて数時間ほど寝かせ「漬け」にします。ワサビをたっぷり混ぜて酒の肴にするもよし、そのままごはんにのせて丼にしてもよし。

船で酒をのむとてきめんに酔っぱらい、翌日まで頭痛がのこるため、今回もレストランではビールもしょうちゅうも遠慮しました。日本酒ぜったい美味いだろうなぁ、船じゃなければなぁ、とおもうのですが、こればかりは仕方がありません。

窓越しに海をながめつつ、晩御飯をいただきました。

本を読みながらのんびりしていましたが、眠くなってきました。

寝る前に運行状況を確認すると、どうやら松山市沖のようです。