美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

5月22日の日録

世のなか予定どおりとはいかぬもの

岡山フィルハーモニック管弦楽団第72回定期演奏会 - 美風庵だより

5月22日、演奏会を聴くため岡山に行きました。

サンスクエア再開発

おおむかし「ハヤシバラシティ」という再開発計画があり、その話をうかがいに2回ほど行ったのが、おそらく最後だとおもいます。

【倒産企業CM】 トレハロースCM 林原 - YouTube

株式会社 林原

一時期「トレハロースは林原」とCMバンバン打っていた会社も、債務超過が露見し再開発計画どころではなくなり、あの土地はイオンモール岡山になったそうです(今回は行ってません)。たしかモータープールという名前の駐車場があり、そこで社員のかたに民間主導の1,500億円規模の都市開発計画について、話をお伺いしたかとおもいます。

あれ以来ですから、しょうじきどこがどうなっているかもまったくわかりません。

そこで、とにかく今回は「確実に演奏会に行って帰ること」「妙な寄り道をしたりしないこと」と決め、旅程を組むことにしました。

しかし、それだけでは人生面白くありません。

『500系新幹線』の時刻表・運用車両まとめ | 2022年3月改正版 - 鉄道プレス

そこで、500系こだま号に目をつけました。座席フカフカの2×2列です。のぞみ号の指定席は2×3列の横5列並びですから、余裕が違います。時間がかかっても、椅子がぜいたくなほうが、よいに決まっています。

とはいえ、あまり帰りが遅いと、月曜日仕事ですから、支障がでます。

というわけで、19時3分に岡山を出るこだま号を予約し、広島で後続ののぞみ号に乗り換え、小倉まで戻ってくる行程にしました。

ここまでは問題なかったのですが、演奏会場に到着する直前、ショートメールと電話がありました。月曜日の予定が繰り上がるとのこと。昼に現地に着けばよいとおもってゆったり構えていたのですが、それどころではなくなりました。

いっしゅん、小倉でビジネスホテルに泊まろうかとかんがえたものの、背広とシャツがありません。いくらなんでもそれではいけません。

演奏会が終わってから、スマートexで早く帰りつく便に予約変更し、帰宅しました。

朝、新幹線に乗る

日曜日は、知人事務所の駐車場に車を停めても、駐車券の値引き処理ができない可能性があります。「提携駐車場の駐車料金***円サービス」とお店でやっているのと同じ理屈で、駐車券をいったんとらせて、端末で全額オフになるよう情報を書き換えてもらっているわけです。あれが出来るひとが出勤していないと、ふつうに時間貸し駐車場として代金をとられることになります。だったら、JR使ってもあまり変わりません。

今回、呼野駅から小倉駅まで日田彦山線を利用しました。

商品のご紹介 | 株式会社東筑軒

駅売店で、朝食用に東筑軒の「かしわめし」を購入しました。9時26分発のみずほ号は、岡山に10時52分到着予定です。ホームのはじっこに中学生らしき集団が居ました。修学旅行ですかね……。

ガラガラの車内で、東筑軒の「かしわめし」をいただきます。

東筑軒のものは、鶏がらで炊いたごはんのうえに、錦糸卵、かしわ、のりがのって、瓜の粕漬が2枚と紅ショウガ、昆布、エンドウ豆を甘く煮たものがはいってきます。高級なものはさらにおかずが増えますが、これで充分です。

瓜の粕漬は、さいごに弁当のそこに残ったごはんをかき集めるために入っています。最初からパクパク食べないようにしましょう。

「オバケのQ太郎」を読んでいるうちに、岡山駅に到着しました。

駅前のビルに「カバヤ」のマークがある時点で、ここが九州ではないことがすぐわかります。

会社概要 | 日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社

どうやら本社のようです。「さくさくぱんだ」美味しいですよね。

「神社めぐり」

今回も、岡山駅から後楽園の対岸にある石山公園まで、GPSログで約4km歩きました。

今回、事前に8社リストアップしておき、順々に訪問したのですが、お稲荷さんと白へびさん(道通さま)の組み合わせがやたらと多いのに驚きました。

トウビョウ - Wikipedia

こうしたトウビョウ持ちの家は、金が入って裕福になるといわれる。また飼い主の意思に従ってトウビョウが人に災いをもたらしたり、怨みを抱いた相手に憑いて体の節々に激しい痛みをもたらすという。但し飼い主がトウビョウを粗末に扱えば、逆に飼い主に襲いかかるという。
岡山県ではトウビョウの祟りを鎮めるために道通様(どうつうさま)の名で祀られている。

どうやらこのエリアは、金運の神様として白蛇を祀る風習があるようなのです。

とにかく暑く、途中、木陰で休憩をとりながら、アタマを整理します。

阿須波神:玄松子の祭神記

波比岐神:玄松子の祭神記

子守神社というちいさな神社で、阿須波神・波比岐神という心臓が止まるくらいの名前に出会いました。上賀茂神社に須波神社というちいさいお宮があります。上賀茂神社というところは、現王朝の祖である崇神天皇を祀るお宮なのですが、そこは大年神(天之忍穂耳)の子女で建御名方神や長髄彦の反乱に加担した面々の和解の場でもあるそうです。むかし古代史マニアのかた(むろんこのかたも九州王朝論者です)が講演でおっしゃっておられたので、いずれ訪問して確認したいとはおもっているのですが……。

どうやらこのエリアは、もともとは九州王朝に縁がある一族の支配地だったようです。

そのことをいやおうなく突き付けられたのが岡山神社を訪問したときで、随神門に五七桐紋があります。九州王朝では花菱紋と桐紋が正統で、桐紋の場合、五七桐紋が高良玉垂命(開化天皇)に至る直系子女、五三桐紋が神功皇后をはじめ配偶者などにもちいられます。

五七桐紋が過去にこの場所を統治した殿様由来でなければ、ここは九州王朝の、しかもかなり上位の者が支配した土地ということになります。

当初、酒折宮とむかし呼ばれていたというwikiの解説を読んで、日本武尊がメインの神社だったのかもな、とかるく考えていたのですが、どうやらそんなものではなさそうです。

岡山藩藩学跡

岡山藩藩学 - Wikipedia

岡山藩藩学(おかやまはんはんがく)は、江戸時代前期に岡山藩によって他藩に先駆けて開かれた最古の藩校である。

神社めぐりの途中で、ふと気になり足をとめてgoogle検索すると「岡山藩藩学跡」とのこと。

日本最古の藩校だそうで、幕府の湯島聖堂より21年もはやかったとのこと。空襲で焼け、敷地は池などの一部をのこして、中学校となっています。

そしてここにも、明治天皇聖蹟地の石碑がありました。

池のまわりは散歩コースになっているようでした。

このあたりまで歩くと、演奏会の会場 岡山シンフォニービルがみえてきます。

藩学跡を出て、お稲荷さんや岡山神社まで含めぜんぶで8社まわり終えて、旭川にたどり着きました。川の対岸に後楽園があり、岡山城もみえます。岡山城は改修工事中とのことでした。

だいぶ汗をかいていたため、木陰にすわってポカリスエットをいただきながら、タオルで顔とメガネをぬぐいました。

帰りも駅弁

岡山シンフォニービルから岡山駅まで歩き、駅に到着してからiPhoneの画面と駅の案内表示板を見比べつつ、新幹線の予約変更をしました。

18時8分発のさくら号は、小倉に19時38分に到着します。

元の19時発なら1時間あり、余裕でどこかでごはんが食えるだろうとなめていたのですが、予定が繰り上がってしまい、ここでも駅弁とお土産にきびだんごを買い求めて、さっさとホームで待機しました。

各種駅弁のご案内

新幹線に乗り込み、あなごめしをいただきました。弁当がらを片付けて、ふたたび「オバQ」を読みます。新幹線は定刻通りに小倉駅に到着しました。

なにが起きているのか状況把握のため従業員のかたに連絡をとり、しのごのしてから帰宅したため、けっきょく家にたどり着いたのは22時近くになりました。

備前岡山銘菓昔ながらのきびだんご | 晴れの国銘菓[中山昇陽堂]

さっそく「きびだんご」を神棚にお供えしました。画像用にクローバーがみえるよう2つだけのせていますが、このあと2つ追加して、下が3つ上が1つにしておきました。