美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

5月7日の日録

危うきに近寄らず

20年以上似たような仕事をやってきたわけですが、お茶や飲み物をうっかりパソコンにこぼして壊したとき、それをどう申告してくるか、ひとは3種類に分かれます。

  1. 「お茶をこぼしてパソコンを壊した」と申告するひと
  2. 「お茶をこぼしたらパソコンが壊れた」と申告するひと
  3. 「お茶がこぼれてパソコンが壊れた」と申告するひと

理論上「お茶がこぼれてパソコンを壊した」もありうるのですが、1.と同じ扱いとします。

1.のひとは、まず公務員や上場企業でみかけません。みかけても年功で玉突きしたケースでもないかぎり、出世とは無縁っぽいかたばかりでした(ごくたまに例外はあります)。おそらく多少でも修理にかかわったかたなら、ピンとくるとおもいます。

逆に零細・中小・自営のかたは、1.と申述する割合が、高めです。

自らの行動で不具合を発生させたという因果関係を、本人が自覚しており、こういうひとは、修理期間や費用でもめることはまずありません。提示額が高ければほかを探すし、期間がかかりすぎるとおもっても、自力でほかを探します。

2.は、公務員や上場企業正社員のほとんどがそういう言い方をします。自分がお茶をこぼした事実は認めますが、それがパソコンの基盤まで浸透して故障するのは、メーカーが悪い(=お前たちが二流品をつくっている)のだ、私の行為は重過失ではない、という言い方です。

2.でもタチの悪いやつは「こんなんで壊れるんですか」と周囲に聞こえるように言ってきます。自分の責任問題にはしたくないから、いやらしいことにわざと言うのです。まぁ、いちいち取り合っていては神経すり減るので、聞き流しますが。

なお、「部品が到着するまで日数をもらうし、部品代と工賃が発生します」と言って(ぼやきつつも)普通に応じるのは、2.までです。

3.については、kitty-guyの可能性があるため、まず、ほんとうにほかの職員・従業員がこぼしたのかどうか確認します。本人がこぼしたのに「こぼれて」「壊れた」と主張する相手は、身構える必要があります。年配のやる気がない連中は、この時点でクレーマー回避センサーを発動させて、若手に対応を押し付けたりしていました(ひどいですね)。

この3.は、自分が間違っていることを認めたら負けという意識がつよく、重過失であるという意識すらありませんから、同じ内容の修理でも数倍時間をとられることが多々あります。カネをなぜ取るのか、読ませないために保証書こんな小さい文字にしているのだ、他社を買えばよかった、こんなモン(部品)を取り替えたくらいでメシが食えるのか?こんな仕事で年収いくら?……etc。まぁ、強気強気……。

じつはこの3.、それとなく訊くと市議クラスの地方名士、公務員や名の知れた企業で管理職やってたりするひと(またはその配偶者)が多いのも特徴です。

こういうひとをとりあえずなだめようと「周囲を引っ張っていくのも大変ですね」「旦那さん素晴らしいですね」といった感じでヨイショしてしまうと、次から指名がはいるため、絶対にやってはいけません。のらりくらりとボロカス言われながらもおカネをいただいて、ブラックリストに登録して申し送りだけしておけば、充分です。

気分よく帰すと、あとで自分が泣きをみます。彼らは認められたがっているので、ヨイショしてくれるひとに抱きつく習性があるからです。不思議ですが、ドロップアウトしたニート系クレーマーと、そこそこ出世した3.のひとは、似たようなクレームの入れ方をしてきます。たぶん、承認欲求のこじらせかたは同じなのでしょう。

働くとは、おカネをいただくために辛抱することであり、正面から現実をみてしまうと生きることが切なくなるため、これが「やりがい」「生きがい」だと自らを欺きながらやるものです。

では私生活で、もし3.なひとに遭遇したらどうでしょうか。

基本的に交渉しないにかぎります。むこうが殴りかかってくるなら、こっちも最悪警察でも弁護士でも準備して殴り返さないといけませんが、かかわってこなければ、こちらからかかわらないにこしたことはありません。

君子は危うきに近づいてはいけません。

俗にこれを「泣き寝入り」と言いますが、じつのところ、kitty-guyにたいしてとるべき行動は、これくらいしかありません。

常識を共有できないのですから、とられる時間は半端ではありません。それで億単位せしめられるならやる意味もあるけれど、たいてい、実質的に損して終わります。

貴重な時間とおカネを、kitty-guyにつかうほどの無駄はありません。

ひさしぶりの高良山

運動がてら久しぶりに高良山に行きました。

途中、以前の「神社めぐり」で行き漏らしていた「社日神」とお稲荷さんを訪問するため「青峰団地」行きのバスに乗車しました。

「自衛隊アパート前」バス停で下車し、駐屯地と自衛隊官舎のあいだの道をてくてく歩きます。

「社日神」です。むろん、本に書かれているような定義はあるわけですが、どうも筑前・筑後の各地を歩いていると「たのかんさー(田の神)」とほぼ同義として扱われている感じがします。おそらくここも、そうなのでしょう。

九州自動車道と直交します。

高速道路の橋げたの横にある橋は、南京錠がかかっていて入れないようになっています。いったいなんのためにあるのでしょう?避難用にしては、場所が離れすぎているような?

後日「神社めぐり」で紹介しますが、住居跡をぜんぶ潰してMY神社と観音堂がつくられています。googleマップでは「古賀家跡稲荷神社」とあり、不思議な名前だとおもっていましたが、実際に現地を訪問して、もっと驚きました。

高良内コース登山道の入口がみえてきました。

最初のほうの舗装が新しくなっています。どうやら一部だけ補修したようです。

高良山林道を横切り、高良大社方面にむかいます。

高良山茶屋は15時で閉店するため、それまでに行かないと昼飯にありつけません。

2月にも通った道ですが、27度を超える気温で、汗びっしょりになります。

旧参道入口に到着しました。駐車場の奥に「高良山茶屋」がみえます。

高良山茶屋 望郷亭 - 御井/うどん | 食べログ

閉店15分前になんとかすべり込み、今日も肉うどんとお稲荷さんをいただきました。
ほかのお客さんは3組おられましたが、ひとりをのぞいて全員がところてんや飲み物をいただいておられました。暑いなか、うどんすすってるのは二人だけ(とほほ)。

つつじ広場のほうから登って、高良大社境内に出ました。ここに停まっているクルマは誰のものか謎だったのですが、どうやらこれ、神職や巫女さんの職員用駐車場のようなのです。

iPhoneの壁紙用にいくつか撮影し、補正ついでに白黒っぽくしてみました。

レモンスカッシュ (350ml 缶)|レモンスカッシュ|ドリンク・アイス|お菓子・ドリンク|株式会社不二家

※販売先:株式会社伊藤園

お参りして、高良会館の展望台で不二家「レモンスカッシュ」をひさしぶりにいただきました。いま、伊藤園が取り扱っているんですね。これ……。

北谷コースで下山します。むかしここにお寺があったという案内板が新調されていました。

わかりにくかった分岐点の案内板も新しくなっています。

放生池に到着しました。スーパーで買い求めて持参した「焼麩」を鯉のみなさんに食べていただき、自分は缶コーヒーで休憩をする算段です。

大きい集団に投げ込むと、奪い合って食べています。

池のはじっこでぼーっとしている鯉は、麩を投げ込んでもゆっくりとしか動きません。目視してから、どっこいしょっ!という感じで口を開けます。

鯉ばっかりかとおもっていたのですが、亀も数匹いるようです。鯉が泳ぎつくまえに、首を伸ばして亀も麩をパクついています。

2袋で30分近く遊んでしまい、御井町バス停に到着したら16時半でした。ここから西鉄久留米駅までバスで出て、電車で帰宅しました。