松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

3月19日の日録

散髪に行く。

ずっと散髪に行っていないことに気づきました。

調べると最後は、12月29日です。どれだけサボっていたのでしょうか。

というわけで、3月19日、散髪に行きました。

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以前から、甘木鉄道山隈駅近くの理髪店に行くさい利用していた道には、一部砂利道が含まれていました。線路沿いの最短コースですが、砂利道はやはりタイヤによくありません。舗装路のみで移動できるほかのコースを探すため、少々遠回りしてみました。

往復で、約15kmです。

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途中に、森があります。もしかすると神社や古墳のたぐいかもしれません。

近づこうとしてみたのですが、たんぼのあぜ道を歩かないと入れないようですので断念しました。これが何なのかは、調べてみないといけません。

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散髪を終えた帰り道、いつもとおっている道で、十三仏と阿弥陀如来堂をみつけました。

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甘鉄の線路にさしかかりました。ちょうど基山行のディーゼルカーが鉄橋を渡っているところでした。

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少し進むと、こんどは西鉄電車が甘木駅に到着するところでした。

おそらく時刻表をよく調べたら、西鉄電車と甘木鉄道が両方鉄橋を渡る写真が撮れるのかもしれません。さすがに調べる気力はありませんが、いずれ日記のネタが枯渇したら、やるでしょう。たぶん。

地デジ化のころとIT業界への幻想

まだ以前の仕事場に勤めていたころ、国は地上波放送のデジタル化という課題に取り組んでいました。テレビ局や関係メーカーから動員して特別部隊を編成しており、アンテナやチューナーを製造している或るメーカーの社員も、そこに出向していました。

日本における衛星放送 - Wikipedia

無制限に視聴可能にすれば地方民放局の死活問題になることから、後述のようにB-CASカードを利用した厳密な地域制限がなされており、地上デジタル放送が視聴できないごく一部の地域でしか利用できず、(ワンセグでの視聴ができなくても)ケーブルテレビでも視聴できるようになれば対象地域から除外される。 

地上波をデジタル化するより、どう考えても、衛星放送の多チャンネル化をすすめたほうが安いわけです。テレビ放送を維持するための国民負担を考えれば、わざわざ地デジをやるより衛星を打ち上げたほうが総投資額は安く済みます。

ところが、そうはなりませんでした。まず、テレビ局は新聞社と資本系列があり、電波免許をつうじて新聞社を間接的に支配するための仕組みが出来上がっています。また、地方のテレビ局は、その地方の有名企業や資産家が出資しており、たいてい自民党(与党)支持層ですから、国民負担より我が利権が優先します。

ITとか情報通信というと、なにやら最先端のイケてる技術者天国のような幻想を抱きがちですが、実態は補助金漬けの装置産業です。しかも甘い汁を吸いたい政治家(いや、あれは人間のかたちをしたアブラムシかもしれません)がじゃんじゃん群がりますから、ほぼ土建業と構図はかわりません。

AWSとGCPが日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」に 「セキュリティや業務継続性で判断」 - ITmedia NEWS

デジタル庁は10月26日、日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」として、「Amazon Web Services」と「Google Cloud Platform」を選んだと発表した。「公募に3社の応募があったが、セキュリティや業務継続性など350の項目を満たした2社を選定した」(同庁)という。

そして、とうとう政府や地公体のシステム基盤すら、アメリカ資本に売り渡されました。

眺めていてうんざりする世界なのはあいかわらずです。